この寸劇の台本や演出、舞台監督はすべて生徒の手で作り上げたそうです。普段の学校生活ではなかなか見出せない才能や個性を発見できるのも、文活等の大きな行事の醍醐味です。

　２年生は、寸劇、群読、合唱を「プレゼント」という一つのテーマで貫いた発表をしてくれました。友だちとのトラブルも含めた様々な試練を、人生におけるプレゼントと考え、そこから相手の気持ちを考え、行動できる本当の強さを求めていこうとする気持ちを表現しています。

　「犯罪をなくすためには」、「今を生きるとは」、「優しさを当たり前に」、「ポジティブ心理学」と題して、それぞれが自分の考えを発表していました。中学生もしっかりと物事を考えているんだなぁと、毎年感心させられます。

　上中の文活で伝統になりつつある上中生の主張「上町メッセージ」です。今年も１・２年から１名ずつ、３年からは２名が学年代表として舞台上で自分の考えを発表してくれました。

　１組は「長崎の原爆」、２組は「終戦」、３組は「広島の原爆」をテーマに発表しました。全員が説明文を覚え、堂々と発表していました。最後の歌も練習の時よりも良い出来栄えで、気持ちよく終えることができました。