合同防災授業の締めくくりは、中学生対象のラーメン昼食会です。これは、ＰＴＡの方々が計画、買い出しや調理等かなりの時間と手間をかけて実施していただいたものです。

生徒たちは体験活動で空いたおなかを温かいラーメンで満たしました。おかわりを何度も（最高７杯！）した生徒もいました。ごちそうさまでした！

閉会の様子です。生徒会、梅南津守小校長先生のあいさつ等がありました。この日の防災授業の目的「児童生徒の防災意識や知識を身に付け、日ごろの備えや災害時には自ら危険を回避する行動ができることを目指す」は、達成できたのではないでしょうか。

西成区役所、西成消防署、西成警察署、西成区社会福祉協議会、地域の防災リーダーの皆さまありがとうございました。

隊員の方が被災者を背負って降りてきます。訓練とはいえ、すごい光景です。

ハラハラもあっという間に、被災者は無事救出に成功！拍手が沸き起こりました。有事に備えた日々の訓練のたまものです。消防や警察のすごさがよくわかる一日でした。

小グループごとの体験および学習の終了後、消防士さんによる救助訓練の様子を見せていただきました。

本校屋上に救助を待つ人がいる（写真１枚目）ことを発見し、消防車が駆けつけ（写真１枚目）、金属製のドアを機械で切断（写真３枚目）して、屋上に救出に向かうまでです。非常にきびきびとした動作です。一つ一つの確認も声をかけてしっかりと行っていました。さすがプロフェッショナルです。

体験の最後は、教室で行なわれた「煙体験」です。これは、人体に無害な煙を教室内に充満させ、そこを通って避難するというものです。

１枚目の写真は、教室後方奥へ突き当たった窓側から反対側（教室後方入口の廊下側）に向けて撮ったものですが、上の窓から漏れる光と教室背面の黒板がぼんやり見えるだけで人がいることは全く確認できません。かなり近づいて（２枚目）、ようやくわかりました。

実際の火事だと思うとぞっとする光景ですね。