先週は高等学校の球技大会、中学校の文化発表会と大きな行事が続きました。それぞれ、生徒たちが主体的に活躍し、とても充実した内容となりました。本日（３０日）より、中高生とも全員衣替えです。中高生とも冬服のブレザーをきちんと着こなし、中高合同の朝礼に臨みました。校長先生の講話では、次の二点についてのお話がありました。一つ目は「やるべきことをやるべきときに最後までやり遂げること」についてです。志を高く掲げ、目標を持ってがんばることで自分にはねかえってきます。目の前にあるチャンスを見逃さず、やり遂げる気持ちをもってほしいとと話されました。二つ目は「まわりの人たちと協力しあうこと」についてです。社会を揺るがすニュースが飛び交う不透明な時代…。困難を乗り越えていくためには、「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」の諺にもあるように、謙虚な気持ちをもち、人々と切磋琢磨しながら前に進んでいくことが大切であると話されました。最後に健康管理をしっかりして学校生活を充実させ、２学期を締めくくってほしいと締めくくられました。
校長先生の講話のあと、中高表彰式が行われ、さらに場所を多目的室に移し、中学校集会が行われ、表彰式も行いました。

２８日（土）、ジュニアオリンピック陸上競技大会で、本校の２年生男子が砲丸投げで見事、第２位という快挙を成し遂げました（写真左）。男子４×１００ｍリレーの大阪選抜チームも２９日（日）の決勝で、４位入賞を果たしました（本校から２名の選手が出場・写真右）。おめでとうございます！ 土・日は雨の中での競技となりましたが、みんな普段の実力を発揮し、見事な成績を収めました。ジュニアオリンピックという夢の大舞台…。全国の強豪校が集まる中、大健闘した本校の７名の選手に心から拍手を送りたいと思います。

２８日（土）、午後２時より、本校を会場として、第２６回中学校総合文化祭・社会科生徒研究発表会が開催されました。この研究発表会は今回で第６４回目を迎え、大変伝統ある発表会となっています。今回は、大阪市立の四つの中学校が集まり、研究発表を行いました。
本校の発表は、「緊急特番！　平成大特集！！」です。社会科部が夏休みから研究していた内容で、昨日の文化発表会でも発表したものです。平成の時代が幕を閉じようとしている現在、あらためてこの時代を振り返り、これからの時代に向けて何が課題となっているのか、私たちはどういうことを大切にして生きていくべきなのかということについて、深く掘り下げた研究内容です。平成の時代を大きく三つの時期に分け、それぞれの代表的なトピックを選び、「劇」にして発表しました。
研究の中で、咲くやこの花中高の生徒や大阪市内の商店街での聞き取り調査も行いました。とても楽しく、内容の濃い発表内容でした。他の三校の発表も、野外調査や実地見学等、社会科ならではの調査・研究方法を生かし、とても充実した研究内容となっていました。おたがいによい学び合いの場になりました。参加校には、大阪市立中学校文化連盟から賞状をいただきました。

本日（２７日）、ジュニアオリンピック陸上競技大会の開幕です。日産スタジアムという日本を代表するような、すばらしい舞台での競技大会です。現地は少し肌寒いようですが、みんな元気に競技に臨んでいます。初日の今日、さっそく女子２００ｍで３年生が見事、５位入賞を果たしました。全国から集まったジュニアアスリートたちの中、大変なプレッシャーのもとでの競技ですが、本当によくがんばりました！おめでとうございます。
日が暮れるのも早くなってきており、写真（右）のように日産スタジアムに照明が点灯されました。

開会式から閉会式まで、本当にあっという間に過ぎていきました。時間を感じさせない（時間が過ぎるのが惜しい）、とても充実した、大変レベルの高い文化発表会となりました。あらゆる場面で、輝く個性、あふれる才能をいかんなく発揮してくれました。「咲くや」の生徒らしい、支え合う力、高め合う力をあらためて実感することができました。生徒たちの努力や成長をとても嬉しく、頼もしく思いました。文化発表会を開催するにあたり、練習や準備でいろいろと困ったことや苦労も数多くあったことと思いますが、「咲くや」の生徒ならではの努力とチームワークで見事に乗り越えました。３年生のリーダーシップもすばらしかったです。この文化発表会で培ったものは、これからの学校生活、社会に出てからも”宝物”になることでしょう。みなさんの健闘を心から称えたいと思います！

早朝よりお越しいただいた保護者の皆様、あたたかい声援や拍手を送り続けていただき、誠にありがとうございました。これからも本校の教育にご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。