人権講演会 「あきらめない心」1
1月12日(金)5・6時間目、在日三世で世界的なプロパフォーマーの「ちゃんへん」さんを招き、「あきらめない心」をテーマに人権講演会を実施しました。
中学2年生でジャグリングと出会い、プロのパフォーマーを志したちゃんへんさん、17歳で「大道芸ワールドカップ2002」人気投票で1位を獲得し、プロパフォーマーの世界に入られました。高校卒業後は海外をメインに活動、現在は、大阪ユニバーサルシティ等の公認パフォーマーとして活躍される中、学校をはじめ全国各地で講演活動をされています。 第1部では、ジャグリングのパフォーマンスを見せていただきました。 球体を使ったバランスの演技から、ヨーヨー、デビルスティックなど、世界トップの技を見せていただきました。 人権講演 「あきらめない心」2人権講演 「あきらめない心」3狭い舞台の上でしたが、一切手を抜くことはなく、全力の技を見せていただきました。 人権講演会 「あきらめない心」4
第2部では、在日コリアンの歴史や自身の生い立ち、壮絶ないじめを受けながらも家族とのつながりの中で自分の夢を追いかけていった話など、力強く語っていただきました。
母が学校に来て校長先生に言った「いじめよりおもしろいものがないから、いじめが起こるんや。」「素敵な夢を持っている子はいじめなんてせえへんのや。」また、曽祖母が言った「いじめられたくなかったら人より努力しなさい。好きなことで一生懸命頑張って一番になりなさい。努力して一番になったら、お前を守ってくれる人がたくさん集まってくる。」という言葉が強く印象に残りました。 最後に、自身の孤独な小中学生時代を等身大で表現した「根無し草」と祖父の波乱万丈を詠み上げた「Ghost Blues」の2曲のラップを聴かせていただきました。 こどもたちは、ちゃんへんさんの数々のメッセージに心響くものを感じていたと思います。 ちゃんへんさん、ありがとうございました。 1月9日 3学期始業式本年も学校・家庭・地域が一体となった教育活動に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 1月9日(火)3学期の始業式を迎えました。 3学期は、次年度に向けての大切な学期です。3年生は、あと64日で本校を卒業し、新しい世界に踏み出していきます。その前には、入学試験という一つの壁を乗り越えていかなければなりません。また、入学後もいろいろな試練が君たちを待ち受けています。1・2年生も、学年が進むにつれ新たな課題が生まれてきます。ひとつひとつの壁に立ち向かい、乗り越える力をしっかりと身につけていけるよう頑張ってほしいと思います。 今年は戌年です。戌年は「結実」を表す年といわれ、努力が報われ、形になる年だといわれています。勉強、部活動など、これまで続けてきたさまざまな取組の結果が表れる年です。前向きに地道な努力を重ねることで、自分の目標、夢を実現できる1年にしてください。 本日、「玉出中だより1月号 No.22」を配布しました。ご覧ください。 |