終業式 校長講話【要旨】
暑いですね。言っても仕方ないですが暑いです。その中でいつものように静かに整列できていますね。感謝します。しかしながら、校歌斉唱は少し元気がなかったのが心配です。
さて、1学期は71日間(1年生の皆さんは入学式を含めて72日です)ありました。登校して、勉強してこのように終業式を迎えることができて大変、校長先生としては嬉しい限りです。それはさておき、このような場で皆さんにお話しするときにもちろん準備するのですが、700名オーバーの生徒のみんなが抱えてる課題も一人一人違うし、学年も違う、男女差もある。なかなか共通した話をすることは難しいと感じます。そこで、今日はポジティブ(何事も前向き)に考える人と、ネガティブ(何事も悲観的)に考える人に分けて話をしましょう。 1年生のみなさんには4月から、2・3年生の人たちには昨年度の3月から言い続けてきたことがあります。それは、「家庭学習の時間を確保しよう」ということでした。中間テストや期末テスト。3年生のみなさんはそれに実力テストとチャレンジテストの結果を見てその都度、反省をしてきたことと思います。ポジティブな人は『頑張ったけどアカンかった。まあ、次がんばろ』となりがちです。それはそれで悪くはないのですが、ちょっと軽いのではないでしょうか。一方、ネガティブな人はいい点を取っても『アカン、もっとがんばらな』と思うでしょう。そこは素直に喜べばいいのではないですか。 自分がポジティブ人間なのか、ネガティブ人間なのかを判断して反省してみてください。 もう一つ、たとえ話をしましょう。グラウンドを50周走る課題が出たとしましょう。期限は8月25日までの35日間です。あなたならどうしますか? 毎日1周走ったとして35週ですね。調子にいい日には2周や3周走れる日もあるでしょう。そうすれば35週もクリアできそうですね。しかし、8月20日に残り30周となったらどうでしょう。残り6周くらいですから、まあなんとかなるかもしれません。ところがあと1日しかないとなったらどうでしょう。きついですね。そうなんですねコツコツやることにまさることはありません。ポジティブな人は後者になりがちですね。いつもいつも『まっ、いいか』ではさすがに駄目ですね。ポジティブなひとはその楽天的な人は性格を活かし、「アリとキリギリス」のキリギリスだけにはならないようにしてください。 さあ、夏休みです。8月25日には「少しはやったぞ」と目を輝かして始業式を迎えましょう。元気に再会しましょう。以上です。 防犯教室を行いましたLINE株式会社より、講師の中西先生をお招きし、体育館にてスクリーンを使いながら、ご講話いただきました。 現在、生徒の8割以上がLINEを使用しています。普段使い慣れていることもあり、生徒たちは、真剣に話を聞いていました。 表情が見えないコミュニケーションでは、気持ちが通じにくいことも多くあり、トラブルの原因にもなることがあります。LINEやSNSの使い方を、改めて考える良い機会にして欲しいと思います。 講師の中西先生におかれましては、大切な情報をお教えいただき、ありがとうございました。これからの携帯・スマートフォンの使い方に、生徒の意識が変わると感じています。 ラグビー部大阪府代表(7月27日〜30日)に本校の 赤木希碧(LO)、辻野隼大(FB)田中俊雄(LO)の3選手が大阪府代表に選ばれました。 今日、校長室に報告に来てくれました。健闘を祈ります。 救急救命講習を実施しました各クラブからの代表者が集まり、緊急時の人命救助の方法を真剣に学びました。体験では、胸骨圧迫や人口呼吸の方法を実践で学びました。今回の経験が、これからの実践に活かしていけるのではないかと思います。 平野区消防署の隊員のみなさま、お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。 色づいてきました |