みなさん、おはようございます。
　今日は、みなさんに人権週間のお話をします。
　人は、みんな一人一人、幸せになるために生まれ、生きています。
「人権」とは、「すべての人が、人として生きる権利」のことです。「人として生きる権利」というと難しいようですが、ふだんの学校生活を考えてみましょう。
　例えば、友だちのことをばかにしたり、嫌がることを言ったりしていじめていませんか。いじめている人は、平気でも、いじめられている人はすごく嫌な思いをして、悩んだり、悲しんだり、苦しんでいます。
　いじめている人にとっては、「じょうだん」や「あそびで」「ちょっとやっただけ」という軽い気持ちであったとしても、いじめられている人には、消すことのできない深い深い心の傷になっていることがあります。友だちの心や体を傷つける、そんな「じょうだん」や「あそび」は、ありません。
　いじめている人は、友だちから「人として生きる権利」を奪っていることになります。
　自分の周りをもう一度見直しましょう。友だちをいじめたり、傷をつけたりしていませんか。もしやっていたら、今すぐにやめなさい。そして謝りなさい。人としてとても大切なことです。
　また、自分が勉強をしようと頑張っているときに、邪魔をしてくる人はいませんか。そのような誘いは、きっぱりと断りましょう。そのことが、自分が幸せに生きていくことにつながります。もし、授業中にふざけてしまう人がいるのなら、自分のためにきっぱりとやめて、自分が幸せに生きていくことができるように頑張りましょう。
　みなさん、自分自身と同じように、友だちも大切な存在だということを忘れずに、自分だけの幸せでなく友だちも幸せにしているかを考え、行動できる人になりましょう。
　今年も12月4日〜12月10日まで「人権週間」です。
　今年のテーマは、「みんなで築こう　人権の世紀　〜考えよう　相手の気持ち　未来へつなげよう　違いを認め合う心から」です。
　今年のテーマを受けて、みなさん一人一人がどのようなことができるのか、クラスではどうしたらよいのか、一度みんなで具体的に考えてみてほしいと思います。

2年生の算数の授業の様子です。みんなの前で自分の考え方を説明できるように・・・と考えて、取り組んでいます。

　毎週、月曜日と木曜日のお昼休みは、「ハッピーブックの日」として、図書館を開放しています。

　ハッピーブックのカードを持って、元気よく図書室に来ます。

　図書室の様子です。子どもたちが、本を好きになるような環境を・・・