今年度もあと２日を残すところとなりました。さすがに、新年度を迎えるびあたっての準備もあわただしく順調に進み、今日は、学校も静まりかえっています。４月から疾風のごとくスタートしていく日々を前にして、今日はしーんとしていました。教職員が、自分の教室の掃除や職員室の整頓をしているだけでした。４月を前にした何とも言えない一日でした。

　新学年のスタートに向けて「真新しい教科書」がどっさりと届きました。一つ進級した学年のちょっと難しくなる教科書をワクワクしながら受け取る入学式・始業式。子どもたちが１年間のスタートとして手にする瞬間が楽しみです。
　来年度の教科書たちも、子どもたちの手に渡る「出番」を待っています。

　３月の最終週、どの教室もきれいに清掃されています。先生たちも子どもたちが去った教室をもう一度清掃しています。
　それは、やはり次にこの教室を使う児童が少しでも気持ちよく新学年を迎えてほしいからです。子どもたちは、旧の学年が修了してやれやれですが、教職員は、次のスタートに向けて動き出しています。まずは、今年度の仕上げです。教室の清掃からシールはがしなど、「来た時よりも美しく」（泊を伴う活動での部屋の清掃の合言葉）をモットーにお互いが気を付けあってきれいにしています。
　きれいになった教室は、次の元気な住人がやってくるまで、しばし、ひっそりとその時を待っています。

　週末の温かさで、桜の花が一機に咲いてしまいました。正門の桜の花は、本校のすばらしい景観にもなっています。例年ならば、そろそろつぼみから咲き始めて、入学式のころに絶好のシャッターポジションなのですが、今年は、もう八部咲きまで一機に来ました。
　せっかくの入学式の風物詩が残念です。
　でも、桜の花が咲き誇っているのを見ると、「春が来た」「心うきうきしてしまう」心情はいつもと一緒でした。本校の桜の見所は、今週中だと思います。あしからず。

　今日で29年度の学習活動が終わりました。３学期は終業式ではなく、修了式です。１年間の各学年の教育課程をきちんと習得することができました。という意味での修了式です。学年を代表して、修了証を手渡しました。全員が修了したので、次の学年に進んでいきます。各学年のやるべきこと、学ぶべきこと、習得すべきことを修了したのですから、自分自身に自信を持って進みましょう。と伝えました。１年間、みんなが誰もが、頑張ったと思います。がんばったことに自信を持って、次へ進むことが大事だと考えます。
　お家で、１年間の頑張りを誉めてあげてください。そして、次の第一歩の応援をしてあげてほしいと思います。１年間のがんばりに暫しリセットタイムで、4月の新学年からお待ちしています。
　保護者、地域の皆様、１年間、本校の教育に対し、ご理解とご協力を賜りありがとうございました。来年度もより尽力してまいります。