5月7日 児童朝会

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<校長先生の話>
みなさん、おはようございます。
 今日、5月7日は、「いじめについて考える日」です。今からそのことについてのお話をしたいと思います。去年から、大阪市内の全ての小学校と中学校では、同じ日を「いじめについて考える日」としています。この日には、いじめについて自分たち一人一人がよく考え、一人一人が正しい行動をするきっかけとする日にしてほしいという気持ちから、この日がつくられました。

 それでは、みなさんに、いじめについての校長先生の考えをお話ししたいと思います。
 いじめとは,クラスや学校の人から攻撃されたり、無視されたりすることによって、心や体に痛みを感じることです。そうです、友達がいやがることをわざとしたり、叩いたり蹴ったり、悪口を言ったり、物を隠したり、仲間外れにしたり、落書きをしたり、失敗を大声で笑ったり、したくないことを無理やりさせたりすることですね。
みなさんも、「いじめ」は良くないこと、悪いことだと、十分に知っていますよね。それでも、大変残念ですが、日本中の学校でのいじめは、なくなっていません。毎年、いじめによる悲しいニュースが伝えられています。その度に、日本中の学校では、いじめについて考え、なくさなくてはいけないとみんなが言ってきました。じゃあ、どうしてなくすことができないのでしょう。

なぜ、いじめが起こるのか考えてみましょう。
自分と考え方や好きなことが違う友だちのことを攻撃することから始まるのが、いちばん多いのではないでしょうか。人は、一人一人みんな考え方が違って当たり前ではないでしょうか。それなのに、自分の考えに合わないからといって、友だちを攻撃することが許されるのでしょうか。許されるわけがありません。あまりにも自分中心の考え方ですね。
もう少し、詳しくいうと、その自分中心の考え方をする人たちが、一人ぼっちにならないために、グループをつくり、自分たちだけの居心地の良い世界をつくろうとします。その人たちは、居心地の良さを守るために、自分たちの考えに合わせない人を攻撃するようになります。そうすると、何も悪いことをしていないのに、いじめられる人が出てきます。その時、クラスの周りの人たちは、いじめている人たちの顔色をうかがっ て、言いたいことも言えなくなってきます。
ここで、クラスにいじめを許す空気がつくられてしまいます。そして、クラス全体が、そのグループの言いなりになってしまう。いじめには、このような仕組みがあります。

じゃあ、どうすればこの「いじめ」を世の中からなくすことができるのでしょうか。
まず、いじめをしないことが何よりです。しかし、いじめが起こってしまった時には、どうすれば良いのでしょうか。
「いじめ」を見たときには、「やめろ」と、勇気をもって止めてほしいです。でも、「やめろ」って言ったら、「今度は、仕返しされるんじゃないか。」とか「みんなにかっこつけてると思われる。」とか思って、「やめろ」の一言が出せないこともあるでしょう。
じゃあ、自分で言えないときはどうしたらよいのでしょうか。そのまま、放っておいてよいのでしょうか。それは、絶対にいけません。先生に教えてください。「〇〇さんがいじめられています。先生、〇〇さんを助けてあげてください。」と伝えてほしいです。みなさんの中には,そんなふうに先生にこっそり教えるのは「ちくり」だと思う人がいるかもしれません。しかし、それは絶対違います。正しいことを大人の誰かに伝えるのは卑怯でも何でもありません。クラスの友だちがいじめられているのに、絶対に許されないことがクラスの友だちに起こっているのに、見て見ぬふりをしたり、知らないふりをしたりしている方がずっと卑怯だと思いませんか。
このようにして、クラスのみんなが声をあげることで、クラスにある、いじめを許す空気を打ち破り、そんな空気をなくしてほしいと思います。

また、もし、今、友だちに対していじめをしてしまっている人がいれば聞いてください。
今すぐに、やめなければいけません。このまま、自分の心に嘘をつきながら、いじめを続けていくことは、絶対にやめなければいけません。そして、先生方に自分のやってしまったことを正直に話してください。そうすれば、これからどうすれば良いかちゃんと教えてくださいます。今の自分を守るために、自分の心に嘘をつき続けてはいけません。自分の心に嘘をつき続けていくと、何が正しいことか本当にわからない人間になってしまいます。変わるなら今です。

NHKの「いじめを考えるキャンペーン 100万人の行動宣言」という、日本全国の小学生や中学生がいじめについて、自分はこうしていきたいという気持ちを表しているものから、何人かの意見を紹介します。自分の気持ちに合うものがあれば、ぜひみなさんも実行してみてください。

いじめは、助ける勇気と、思いやりさえあればなくなるよ
いじめを見つけたら止めるか 先生にほう告する
良いことで笑いあえるようにする
話した事がない人でも話しかける あいさつを心がける
相手の気持ちを考えてから発言、行動する!!いじめがおこっていたら止める!止められない時は先生に報告!
常に相手の気持ちを考えて行動する。
人の悪口や陰口を言わないようにする。
自分がされて嫌だと思うことは、人にしない。
一人でいる子に声をかける!!
毎日クラスのみんなに、笑顔であいさつする。
だれに対しても、同じように接して、楽しい会話をしていく。
悪口で盛り上がらないようにする
人の悪い所でなく、良い所を見つける
「いじめはダメ、絶対!」まず自分がいじめたりしないことだと思う。見て見ぬふりをしない。いじめている人を見かけても加わらない。
「自分がいやなことは人にしてはいけない」 いじめは人をきずつけることしかしないので、今いじめをやっている人はやめてほしいです。
困っている子に声をかける。 困っている時、声をかけてもらえると安心します・・・

どうでしたか。みなさんは、いじめをなくすために、今日から何をしますか。

「いじめ」をなくすために大切なことは、
1 いじめは心を傷つけ、命を奪うこともある大変恐ろしいものであることを知ること。
2 困っている友だちの本当の気持ちを想像できる心を一人一人がもつことです。顔では笑っていても、心では深く傷つき悲しんでいることもあります。
3 そして、「いじめをしていることを絶対に許さない」という気持ちを一人一人の心の中でしっかりともつことです。
4 「いじめ」をやめさせようと行動を起こすことが大切です。クラスで、学年で、加美北小学校全員の力で、いじめのない学校にするという強い気持ちをもち、いじめを許さない空気を作ることです。

 今日、各クラスで、いじめについての学習をすると思います。一人一人が自分のこととして、しっかりと考え、自分の思いを自分の言葉で話して欲しいと思います。そのことが、加美北小学校にいじめを許さない空気を作ることになります。
 いじめをなくすために、できることを一人一人がしっかりと考え、実行しましょう。




5月2日 給食

 今日の献立は、牛肉のちらし寿司、すまし汁、ちまき、牛乳です。
 今日は、「ちまき」について紹介します。
 今日は、「こどもの日」の行事献立で、「ちまき」が登場します。もちごめや米の粉などで、作ったお餅を笹の葉で巻いて、蒸して作ります。子どもが元気で大きく育ちますようにという願いをこめて食べます。

 では、クイズです。
 今日の「ちらし寿司」に入っているのは、どれでしょう。
 1.ごぼう   2.たけのこ   3.れんこん

 答えは2のたけのこです。
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携帯安全教室 5年・6年

 5年生と6年生が、携帯電話の安全な使い方について学習しました。    
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調理実習 5年

 5月2日、5年生の調理実習がありました。    
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春の遠足 6年

 5月1日、6年生は馬見丘陵公園に行きました。    
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学校行事
5/9 家庭訪問
内科検診3・6年
5/10 家庭訪問
歯科検診3・4・6年
5/11 遠足5年
耳鼻科検診2・4・6年
歯と口の健康教室6年
心臓検診1年