2学期もよろしくお願いいたします。

全校集会 校長講話【要旨】

 今日は始業式の続きのお話をします。始業式では「三日坊主」になぜなるのか、継続の難しさについて少しお話をしました。
 本題に入る前に聞きたいのですが、この土日で君たちはスマホ・携帯やタブレット・パソコンでラインなどのいわゆるSNSに費やした時間はどれくらいになるでしょうか?心の中で時間を計ってみてください。もうこの時代ですから今さら、スマホを使ってはいけないなどということを言うつもりはありません。使い方さえ間違わなければ非常に便利な道具ですから。
 さて、なぜ継続することが難しいのかというひとつの答えは「勉強することより、楽しいことがあれば人間はそちらを優先する」からです。「わたしは意志が弱いから」と自分を責めることは全くまとはずれで必要のないことなのです。勉強に集中できる環境を作ることが大事なのです。勉強机の手の届くところにスマホを置いていませんか?スマホが鳴れば、どうしても見てしまいますよね。そして、既読すればスルーするわけにはいかない。そうすると、やり取りが始まってしまいます。アッという間に時間は過ぎて行ってしまいます。できれば、友だち同士で「8時から10時の間はラインはやめておこう」と約束ができればいいのですが、かなり大勢でグループを組んでいるとそれも難しい。それでも、3年生の皆さんは、ちょっとくらい「つきあいが悪い奴」と思われても、スマホは手の届かない、できれば違う部屋置いておくことをお勧めします。また、部屋にテレビを置いている人はいませんか?家庭事情によってそういうこともあるでしょうが、できればリモコンは手元に置かない。もっと極端なことを言うとコードをコンセントから抜いてしまう。その面倒くささからテレビをつけるのも減ると思います。
 いろいろと工夫して、学習する環境を作るところから始めましょう。

昼食風景

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給食2日目、今日の献立はカツカレーでした。まだ、新しいクラスに慣れていないせいか、静かな食事風景でした。

始業式 校長講話【要旨】

 おはようございます。いよいよ新学期が始まりましたね。今の気持ちはどうですか?もちろんのこと「がんばるそ」「やったるぞ」と前向きな気持ちでいっぱいだと思います。逆にそんな気分ではないという人がいたら心配です。いくら、人それぞれとは言え、今日からしばらくの間はヤル気がいっぱいとなってほしいですね。ヤル気のある今の気持ちを、いつまで持続できるかということが成功のカギにもなってきます。
 そこで、「継続は力なり」ということをお話したいと思います。これはよく使われる言葉です。なによりも、コツコツと地道に続けることが大切だということですね。しかし、言うのは簡単ですが、実行するのはそんなに簡単なことではありません。逆に「三日坊主」という言葉があるように、なかなか一つのことを長く続けることは難しいようです。
 ではなぜ、続けることは難しいのでしょうか。その理由は一つには「やり方がわからない」。二つめには「やり方はわかっているが、継続の仕方がわからない」のどちらかです。じゃあ、どうすればいいのか?ということですが、それはこれからの全校集会でお話していきましょう。
 今日はあまり時間もないので一つだけお話しておきます。ダイエットってありますよね。君たちの中でも試したことがある人がいると思います。ところが、目の前にショートケーキがあったら、我慢するのは難しいですね。でも、食べて、次の日に体重計に乗って5キロ増えていたとしたら誰もショートケーキを食べないですよね。増えてもせいぜい百グラムか変わらないかもしれません。しかし、ショートケーキを食べたらその分のカロリーは間違いなく体重に変わっていくのです。それがいつのことかはわかりませんが。だから、ちょっとくらいいいかと考えて、いつまでたってもダイエットが成功しないのです。
 今後続きの話をしようと思いますが、まずは今年度なにを続けたいのか、目標を持ってください。

始業式

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 本日、始業式を行いました。少し生徒数は減ったとはいえ、全員が体育館に揃うと壮観です。式に先立って卓球部がブロック優勝をはたしたので表彰伝達を行いました。

入学式式辞(要約)

 例年になく暖かい日が続き、中庭の桜も葉桜となってしまいましたが、その青葉が目にも鮮やかな季節となりました。
 今日、このよき日に、本校の門をくぐられた新入生の皆さん、本当にご入学おめでとうございます。
 また、本日、本校第51回入学式を挙行致しましたところ、ご来賓の皆様には、早朝よりご臨席賜りまして、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚くお礼申しあげます。
 さて、新入生の皆さん、あらためまして、ご入学おめでとうございます。
 皆さんは、この入学式より、いよいよ中学生としての第一歩を踏み出すことになります。小学校での6年間の生活で、いろいろな力を身につけてきたと思います。小学校で学んだ成果を生かし、さらにその力を伸ばしていく3年間としてください。
 そこで、私は、君たちが中学生になるにあたって、チャレンジしてほしい,三つのお願いがあります。
 一つめは、「あいさつ」を自分から積極的にしよう、ということです。これまでも本校は「あいさつ」することを大切にしてきました。あいさつは新しい人間関係を構築して,自分を成長させるツールの一つであり、なによりもコミュニケーションの第一歩であるということを知ってください。本校は三つの小学校からの児童が集まっています。あなたの隣の席の人は今日まで知らなかった人かもしれません。出会いを大切にしてほしいのです。そこであいさつのポイントです。自分から声をかける。大きな声で、できれば相手の顔を見てしっかりとあいさつをしてみてください。
 二つめは、部活への参加です。本校は非常に部活動が盛んです。大阪市の中でもこれだけの部活の数を誇っているところは少ないと思います。中学生になるにあたって、自分の可能性を広げるためにいろいろなことにチャレンジして欲しいと思っています。その選択肢の一つとして部活にぜひ入部してほしいと思います。
 最後の三つ目です。それは学校に通う大きな目的はしっかりと勉強することです。小学校でも勉強は大切だと習ったと思います。しかし、勉強時間を増やしても効果があるとは限りません。そこには,正しい努力が必要なのです。先日終わった冬季オリンピックにおいても、女子のカーリングやスピードスケートで結果を残せたのは、選手の頑張りももちろんありますが、コーチの世界基準の教えがあったことを忘れてはいけません。これを勉強に置き換えてみると、選手が君たちでコーチは先生方です。中学校は教科によって先生が変わります。より専門的な教えを学ぶことができます。授業を大切にすることが第一です。そしてそれだけでなく自分からすすんで先生に勉強の仕方を含め、教えてもらいましょう。良いコーチのもとで君たちの無限の可能性を開花させてください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子さまのご入学おめでとうございます。
本日から、卒業までの三年間、子どもたちが心身ともに健全に、楽しい学校生活を送れるように努めてまいります。しかしながら、学校だけでは、その目標が達成できるものではありません。保護者の皆様と学校が子どもを育てる大人の責任として、協力し合うことが何よりも大切だと思います。
 あわせて、ご来賓をはじめとする地域の皆様のお力添えも得まして、学校・保護者・地域の三者が一体となってこそ、子どもたちの健やかな成長が実現するものと考えております。どうかよろしくお願いいたします。
 本日の入学式にご臨席いただき、新入生を温かく励ましてくださいました、すべての皆様に、感謝とお礼を申し上げまして、私の式辞といたします。

平成30年4月3日 
大阪市立長吉西中学校長 福井 司

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