一学期始業式
4月9日、新転任の先生を紹介した後に、一学期の始業式を行いました。
さあ、希望に満ちた一学期、いい学期にしていきましょう。 平成30年度 一学期 始業式 式辞 進級おめでとうございます。 平成30年度の新学期、大きな事故・怪我の報告もなく、皆さんが元気に登校してくれ たことをまず喜びたいと思います。 新3年生は最上級生になりました。今年度は義務教育の最終学年になります。一年上の先輩がそうであるように、皆さんは、一年後の今日、どこかわかりませんが、新しい場所で新年度を迎えています。一年後に、満足できる新しい場所に立てるように、この一年頑張っていきましょう。 また新2年生も上級生になりました。ここにいる新一年生から憧れられる素敵で立派な先輩になってもらいたいなと思っています。 1年生は、先週の入学式で言いました、高く、広く、大きな夢をもつべく、いろいろなことに興味を持って学んで行きましょう。新しい学期、みなさん 共に良いスタートを切っていきましょう。 良いスタートを切るうえで、一つお話をします。 中野中学校の教育目標についてです。 中野中学校の教育目標は「自立貢献」といいます。 「世の中に貢献できる、自立した人間になりましょう」という意味です。 簡単に言うと、「誰かの役にたつことができる、立ちたいと思える自分になる」ということです。私はこれが、幸せな人生を過ごすとても大切なポイントと思っているので、ぜひ覚えておいてください。 では、誰かの役に立つ事を目指すとして、具体的にどうすればそういう事ができるか、その方法を紹介します。これは3月の卒業式でも話したのですが、たった半年で200万部という爆発的な売れ方で日本中の人に読まれているマンガがあります。その本の名前は 「君たちは、どう生きるか」 生き方を考える本です。それを読んでみて欲しいと思います。 ・クラスのいじめにどう対応するか、・人間同士のつながりについて・貧乏について・友人への裏切りについて、・これからのあなたの生き方についてなどの明快な正解のないことを、主人公のコぺル君と叔父さんが、悩みぬいて行動していく物語です。 今回、ぜひ読んでほしいと思い、中野中学校でも20冊購入しました。図書館で、そして学級文庫に配置してもらいたいと思っているので、楽しみにしておいてください。 その中で、今日伝えたいのは「コペル」君という主人公の呼び名です。コぺル君とはコペルニクス。何をした人かというと、天動説と言って、昔は地球が中心で太陽とかそのほかの天体は、地球の周りを回っているという考え方だったのですが、地動説、私たちの地球は、太陽の周りを回っているんだよ、という考え方を初めて言ったのがコペルニクスです。 私もそうなんですが、気を抜くと、世の中は、自分を中心に回っている、自分の考えが正しくて、周りが間違ってるんだ。と決めつけて考えてしまう事、自分の間違いを認めない人が、大人でも多いんだけど、いやいや、そうではないよ、自己中心ではだめだよと教えてくれた人と思っています。これからだんだん大人になるにしたがって、自分中心から、世の中中心というか、正しいことを中心に世の中が回っていることを学んでいきます。この本を読んで、自己中心的な考え方はだめだな、地動説な考え方ができますように!と今年のテーマにしようと思ったくらいです。 みなさんも。一度この本を読んで、また友達と話して、どのように考えて生きていくか、考えてみてはどうでしょうか? そして「自立貢献」な人を目指してください。 さあ、新しいクラス、新しい仲間、希望にあふれた一学期です。俺が俺がと自分の考え方しか認めない天動説ではなくて、みんなのことを中心で考えられる、地動説、コペルニクスでいれたら素敵ですね。私も含めて、そんなみんなになれるように、今年一年、この一学期、頑張っていきましょう! 平成30年4月9日 大阪市立中野中学校 山本哲哉 第70回入学式
厳かな雰囲気の中、第70回入学式が始まりました。生徒入場に続いて、国歌・校歌斉唱です。
第70回入学式
続いては、学校長式辞、PTA会長祝辞、そして生徒代表による「歓迎の言葉」です。
第70回入学式
新入生代表の「喜びの言葉」、一学年所属の先生紹介、そして保護者代表の方のお話となりました。
第70回入学式
最後の例の後、新入生は、退場いたします。後に保護者の方向けへの連絡事項となりました。
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