お早うございます。「心頭滅却すれば火もまた涼し。」と、言いますが、昨今は「心頭滅却しても熱中症には罹る。」と捩りたくなる程の厳しい暑さです。本校でも昨日・一昨日と救急車のお世話になりました。どちらも大事に至らず、安堵致しましたが、改めて、熱中症の恐ろしさを体感致しました。兎に角、水分・塩分補給、十分な睡眠・休息と、体調管理に努めてください。

さて、１学期を終わるに当たり、この２〜３週間の先生方との対話から見えてきた本校生徒の様子です。
今、この広い体育館を見渡して、皆さんも分かる通り、１〜３学年とも、人の話を聞く態度は実にしっかりできています。これはどこへ持って行っても褒められることと思えます。他校から転任して来られた先生方も異口同音に褒めておられました。
次に、悪さについてです。悪さはしません、と言いたいところですが、残念ながら、そうも言い切れません。します。少しします。少しかなぁ？　悪戯、悪巫山戯、揶揄い、喧嘩もありましたね。確かに、無いとは言えませんが、悪いことと分かっていて、先生方の指導が素直に入って、反省をして、従順に元に戻ろうとし、そして元に戻ります。悪いことは悔い改める、という当たり前の姿勢が育っています。
では、学習については、どうでしょう。授業は真面目に聞いています。ところが、反復練習が足りません。家庭学習の習慣が多くの生徒の中で確立していない、とのことです。皆が皆、家庭学習をしていないと言う意味ではありませんが、家庭学習の習慣が身についていない人の割合が多く、結果的に大阪市の平均を下回る感が強いというものでした。
エウクレイデス（ユークリッド）がプトレマイオス1世に「幾何学を学ぶのに『原論』よりも近道はないか？」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたとされています。学問に王道なしとも言われますが、学問を修めるのに、安易な方法はないということです。愚直にこつこつこつこつやるしかありません。
朝の涼しい内に、１学期の学習をしっかり見直す作業に取り組みましょう。家ではついついだらけてしまってできない人は、学校へ来て頑張ってみてください。図書館や教室等エアコンの効いた部屋で２時間程度、纏まった時間こつこつこつこつ頑張ってみてください。２学期に結果が表れること間違いなしです。
スポーツで食べて行く、芸能で食べて行く等々、凡人には難しい話です。それ故、唯、只管こつこつこつこつ頑張ってみましょう。身に付いた学力は貴方を裏切りません。「芸は身を助く」と言いますが、「学力は身を助く」です。
最後に、長期休暇を上手に活用し、心身ともにリフレッシュすることも大事です。そして、大きな病気や怪我をすることなく、全員が８月２７日の２学期始業式に元気な顔をみせてくれることを祈念します。
楽しく、元気で、意義深い夏休みになることを願っています。

大きな事件・事故無く無事に1学期を終えることができました。それも保護者・地域・関係諸機関のおかげです。本当にありがとうございました。
長い夏休みに入りますが、生徒たちの安全を見守ってあげてください。よろしくお願いいたします。

夏休み学習会（かすがてらこや）が実施されます。申し込みが必要なので担任まで提出してください。
是非、参加してください。

ほけんだより7月号を掲載いたしました。

ご一読ください。

お早うございます。
皆さんもご存じの通り、西日本を襲った豪雨のために百名に近い方々が命を落とされ、同じく数十名の方々が安否不明になっておられます。まずは、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、黙祷を捧げたいと存じます。
「黙祷。」
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「お直りください。」
「天災は忘れた頃にやって来る。」と、言いますが、最近は「地震、暴風、豪雨、…、…。」と、次から次へとやって来ます。
平成23年の東日本大震災の大津波警報や同年9月の台風12号の土砂災害警戒情報など、最大レベルの警報にもかかわらず、その重大性・切迫性が伝わり難かった教訓から、特別警報の運用が、平成25年8月30日に始まりました。
平成25年9月に京都・滋賀・福井に大雨特別警報が初めて発令されたのを皮切りに、毎年特別警報が発令されています。
テレビから「ただちに命を守る行動をとってください。」と何度も聞こえて来たと思いますが、特別警報が出たら、このフレーズが連呼されます。文字通り、ただちに命を守る行動をとってください。危険な場所へは行かない。様子を見に行くことも止めなさい。とにかく、身の安全を確保しなさい。そして、皆さんはこれから大人になって行くわけですから、余裕があれば、小さなお子さんやお年寄りに気配りをしてください。でも、決して無理をしてはいけません。まずは、自らの命の確保です。くれぐれも肝に銘じてお願いします。