ザーザーと本降りになる時間もあった体育大会は、予定していた種目をやり終え、閉会式を迎えることができました。良かったです。ほっとしました。
　吹奏楽部の演奏で閉会式の隊形に集まります。中央に整然と集まってくる行進のようすがとても美しい。雨の中で１日をすごしてなお、やるべきことをしっかりとやる生徒たちに拍手です。
　成績発表がありました。１年生は１組と２組の同点優勝。２年生は優勝が４組、準優勝が３組。３年生は優勝が１組、準優勝が３組です。校長先生から表彰される姿が誇らしいようすです。
　だけど、成績結果に差はあっても、頑張った姿はみんな同じです。全員が胸を張れる１日だったと思います。

「勝つぞ！」という感じの種目名です。実は「綱引き」です。何十年も変わらない運動会、体育大会の王道。単純だけれど奥深く、何よりもチームワークが問われ、みんなで力を合わせた実感を味わうことができる。まさに3年生の学年種目にふさわしい競技です。引く場所を入れ替えて2セット。そこで勝負がつかなければあと1セットです。力がみなぎります。綱は張りつめます。一進一退です。あきらめそうにもなるけれど、ここで自分が力を抜けばチームが負けてしまうと、最後まで懸命に頑張ります。3年生の先生たちの声援。生徒たちの力を引き出します。

引けー！今やー！やったー！

それにしても1位を取った3組は強い！圧勝でした。

2年生の学年種目は、2人3脚拡大版、クラスの男子全員とクラスの女子全員が脚をマジックテープで止めて競走する「X人（X＋1）脚」です。集中力がないとタイミングはそろわず、前に進むことはできません。大きなかけ声をかけあいます。2年生の学年種目でも、学級旗を大きく振りながら、先生たちが懸命の声援をおくります。まず女子チーム。バトンタッチ。男子、任せた！頑張って！さあ、男子たちは期待に応えることはできるのか。慌てると揃わず。ゆっくり丁寧に。1位は3組が取りました。

トルネード（竜巻）？タイフーン（台風）？どんな種目だろうと想像していたところ、保護者世代にもお馴染みの「台風の目」です。棒を持ってダッシュ。周る時の内側と外側のバランスが難しいです。集中してみんなでジャンプ。頭上を通る棒に頭を打ちそうになりました。さあ、1位はどこだ。白熱した勝負になりました。学級旗を振りながら懸命に声援をおくる先生たちも青春です。1位は4組が取りました！

足が速いから速いとも限らない。これも昔ながらの競技ですが、脚をつないでいるとは思えないすごいスピードのペアがいて、おおーっという声があがります。イチ、ニッ。内、外。ぴったりと息が合った時は、何とも言えない絆を感じたりします。慌てない！集中！でも懸命に。1位でゴール。良かった！