あたりはすっかり夕闇となり、月が輝きだしました。

　中学校吹奏楽部の演奏が終了し、続いてシオン・オーケストラのステージです。

　シオンは、長年、大阪市音楽団として、大阪の音楽文化の発展に貢献してきた楽団で、毎年、このたそがれコンサートで、素晴らしい音色を聴かせてくれています。

　観客席を見渡すと、超満員！　立ち見の皆様もたくさんおられました。

　手拍子や、ソロパートの後や演奏後の拍手で、皆様の喜びがわかります。

　そして、１年諸君がダンスで参戦です。

　楽器の種類がとても多く、ソロパートなども盛り込まれ、吹奏楽の良さがとても味わえます。

　音楽堂の舞台は、かなり広さはありますが、５校揃うと所狭し。

　舞台で上級生が演奏し、１年生は舞台下フロアーで頑張ってくれました。

　旭区、東成区、住吉区と、５校は離れていて、合わせの練習会も数少ない中、各校での練習の苦労がわかります。

　しかしながら、それぞれの楽器からの音色が、しっかり合わさっていました。