＜校長先生の話＞
　おはようございます。
　先週の金曜日、４年生のみなさんが、中国の天津という街から来た５・６年生の人たちと交流会をしました。大雨が降る、とても蒸し暑い日でしたが、２時間の間に素晴らしい交流ができました。
　当日は、加美北小学校の４年生からは、あいさつと２曲の歌・リコーダーの演奏を送りました。中国のお友だちからは、歌と拳法の型の披露がありました。その後、18の班に分かれて、こま回し、だるま落とし、ゴロピカドンをして楽しく遊びました。
　班で遊んでいるとき、加美北小学校の４年生のみなさんが、一生懸命中国のお友だちにやり方やこつを教えてあげていました。中国から来たお友だちですから、当然、言葉は通じません。でも４年生のみなさんは、言葉が通じないから、教えられないといって諦めるのではなく、どうやったらわかってもらえるか一生懸命考えながら、中国のお友だちに教えていました。その姿は、本当に素晴らしかったです。
　校長先生は、４年生のみなさんの姿を見ていて、わかったことがあります。相手を思いやる気持ち、言い換えると、相手が今、どうしてほしいと思っているかを考えることができると言葉は通じなくても、心は通じ合うことができるんだと思いました。
　このことは、ふだんのみなさんの生活にも通じることですね。クラスの友だちが、今どうしてほしいと思っているのか、考えてみてください。そして、自分ならどんなことができるのか考えてみてほしいと思います。きっと、そのお友だちとは、今よりもっと仲良くなることができると思います。
　４年生のみなさんは、先日の交流会の時に思ったことをこれからも忘れないでほしいと思います。

　いよいよ１学期もあと２週間。やり残していることはありませんか。しっかりと考えて取り組みましょう。

交流会の様子です。

交流会の様子です。

交流会の様子です。

　平野警察署の生活安全課の方に来ていただいて、「夏休み、事件や事故にまきこまれないために」というお話をしていただきました。