警察署は元料亭
江戸時代、「三文字屋」と呼ばれた全国に名の通る料亭が、住吉警察署の建つ地にあったようです。
大阪の玄関口。土佐藩士だけでなく、赤穂浪士にまつわる人々も利用していました。 そして散策は、ようやく住吉大社に到着。 入口の常夜燈に、土州(土佐藩)の文字が刻まれています。 生根神社
住吉区の生根神社は本家、西成区は生根神社は分家となります。
夏祭りでお馴染みですが、今日は「神輿渡御」の儀式。 神輿を担ぐ姿の男性陣が、いっぱいでした。 奥には、菅原道真を祭る天満宮もあります。 閻魔地蔵尊
閻魔(えんま)地蔵尊には、民俗文化財の閻魔石像があります。
顔は閻魔さんで、身体はお地蔵さん。 ここは六道の辻と呼ばれ、とても珍しく七叉路になっています。 土佐の志士が集う
陣屋跡には、やがて、その一角に東粉浜小学校ができました。
路面電車の走る大通りは、紀州街道で、昔から賑わいを見せていました。 土佐藩住吉陣屋跡
かつて住吉大社のあたりはすぐ海で、船がたくさんやってきました。
その海を守るために、幕府から土佐藩が抜擢されたようで、東粉浜の地に広大な陣屋ができました。 土佐藩主山内容堂の命で、吉田東洋や後藤象二郎らがここで活躍します。 そして、坂本龍馬や中岡慎太郎もここを訪れ、明日の日本を作り上げるため、京に上って行ったようです。 |
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