勝利した王子と白雪姫の結婚式の様子を鏡で見たお妃は、激怒して鏡を蹴破りました。するとその破片がお妃の心臓に刺さりお妃は命を落とします。小鳥が歌い、花に包まれ、こびとたちや人に囲まれ白雪姫と王子は助け合い幸せにくらしたそうです。

最後に、出演者が出てきました。この劇も脚本や演技もそうですが、衣装をはじめ、背景や大道具小道具にいたるまで入念に準備された劇でした。

そこへマントをまとった２人の王子が通りかかり、白雪姫も毒が効かなかったのか目を覚ましました。喜んだ２人の王子は、自分の結婚相手になってほしいと白雪姫をめぐって剣で戦います。

一方、お妃は鏡から白雪姫が逃げ出してこびとの家にいることを聞き出し、自ら毒を塗ったリンゴをこびとの家まで持っていき白雪姫に食べさせました。倒れている白雪姫を見て、こびとたちは嘆き悲しみます。

逃げ出した白雪姫は、留守中の８人のこびとの家に入り込み、ご飯を食べてこびとたちのベッドで眠ってしまいました。優しいこびとたちは次の日の朝まで白雪姫を寝かせてあげました。

お妃は、家来に「白雪姫の命を奪え」と命令しますが、家来は優しくて美しい白雪姫の姿を見て、反対にこの場から逃げるように勧めます。