いよいよ後片付けです。
　厳しいチェックが待っています。包丁やピーラーなどの器具はもちろんなのですが、すすで真っ黒になった鍋をきれいに洗い落とすことがポイントです。持ち手と鍋のつなぎ目など細かいところまでチェックされます。
　どの班も、１回目のチェックでの合格を目指してゴシゴシと力を入れながら、そして、ていねいに確認しながら洗います。
　チェックを受けているところでは、合格できるように祈っている姿が見られました。合格できたのかな？

　チェックが厳しいのは、次にこの鍋を使う学校があるからですね。来た時よりも美しく。ここでも同じです。

　調理係とかまど係の協力でカレーが完成しました。
　「おいしくな〜れ！」の味付けも加わっておいしく出来上がりました。同じように作っていても、班ごとに味が違っているのでおもしろいですね。
　出来上がった班から順に「いただきます！」をして食べていると、「うまっ！」と声があちこちから上がっていました。
　みんなで協力して作ったというのが一番の味付けになっているのかもしれないですね。

　この後は、毎年チェックの厳しさが話題になる後片付けと洗い物が待っています。洗い残しのないようによく洗いましょう！

　一方こちらはかまど係です。こちらのポイントは、まきの組み方。井げたに組んで、空気がよく通るようにすること、そして、丸めた新聞紙を巻きの真ん中におき、その新聞紙に火をつけるようにすることです
　あとは、火が小さくならないように薪を追加したり、うちわであおいだりすることが大切になってきますね。
　煙に負けず、火の暑さにも負けずしっかりと火の番をお願いします！
　

　調理係さんは、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの皮をむいてから、一口サイズに切ることがお仕事です。はやく煮えるように、一口サイズに切っていくことがポイントなんですね。ピーラーを使って上手に皮をむいて切っていきます。玉ねぎでは、「目にしみる〜」という声も聞こえてきて、にぎやかな調理場です。

　食糧調達オリエンテーリングで無事調達ができたのでしょうか？それはおうちに帰ってきてから直接聞いてくださいね。
　いよいよ、カレー作りです。
　まずはじめに、宿舎の方から、よく燃えるかまどのまきの組み方とおいしくて簡単なカレーのつくり方の説明をしてもらいました。コツは最後にルゥを入れてかき混ぜるときに「おいしくな〜れ！」と言いながら混ぜることです。これを言うのと言わないのでは大きく味に違いが出るですよ。
　この説明のあとは、かまど係と調理係に分かれてカレーづくり開始です！