新しい学習指導要領で大切にするように示されていることの一つに、子ども同士の協働や、先生や地域の人々の対話を通して、自己の考えを広げ深める「対話的な学び」があります。
自分の考えを広め深めるためにと、いくら「対話」を取り入れても、まずは、自分の考えをもっていなければ、考えは広がりも深まりもしません。
6年生の算数では、「比例」について学習しています。
今日の問題は「300枚の画用紙の重さを、全部数えないで測るにはどうすればよいか」
です。子どもたちは、10枚だけ数えて測ると、73gだったことをもとに、まずは自分なりの考えをノートに書きました。その後、小グループで考えを出し合い、解き方を練りあったあとに、発表ボードに考えを記し、発表していました。
まずは、自分なりに考え、それをグループで練りあった後に全体化する。
そんな授業をこれから創っていきたいと思っています。