人権週間
国際連合では、1948年12月10日に世界における自由、正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、世界人権宣言を採択したのに続き、1950年12月4日に世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定めており、日本では、1949年より毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日〜10日まで)を、「人権週間」と定めています。
今年度は、第70回人権週間として、「考えよう相手の気持ち、未来につなげよう違いを認め合う心」がテーマとなっています。そこで、昨日の全校集会において、学校長より人権について一人一人を大切にしたお話がありました。 子どもたちそれぞれが、様々な思いを抱えていても元気に登校できていることについて感謝と、いじめ等の問題だけでなく、多様な角度から子どもたちみんなが安心・安全に学校に通えるように、生徒皆さんの協力が必要であるということと、心配なことがあるときは、自分の思いを相談して欲しいということが述べられました。 一人一人を大切にする思いをより一層考える週間になればと思います。 アンガーマネジメント講座
先日、一般社団法人・日本アンガーマネジメント協会の松本光宣様にご来校いただき、本校の新着任の職員を対象としたアンガーマネジメント叱り方講座の研修を行いました。
アンガーマネジメントとは、「アンガー(Anger)=怒り、マネジメント(Management)=後悔しないこと」と日本アンガーマネジメント協会では定義されており、「自分の感情は、自分で責任を持つ」ことが大切であるとお話しいただきました。 なぜ、人は怒るのか?ですが、怒りは第二次感情であり、さまざまな感情が積み重なって起こる感情であるということと、怒らせるもの=「べき」(それぞれが持つ価値観・理想と現実とのギャップ)によって起こる感情であるということを説明いただきました。 さらに、叱ることは悪いことではなく、相手に対してのリクエストを伝えることであり、叱り方が重要であることがありました。 〈上手な叱り方〉 ・明確で納得性が高い基準を設ける ・具体的なリクエストをする ・妥当な表現を用いる 素直に相手のためを思って叱ることが必要であることもありました。 〈悪い叱り方〉 ・機嫌で叱る ・人格を攻撃する ・人前で叱る ・感情をぶつける 叱るときのNGとして、過去のことを言う・一方的に責める・強い表現を用いる・程度言葉(具体的でない)を使うことがあげられました。 子どもたちをより良い方向へ導いていけるように、本校職員もしっかりと自分の感情に責任を持つ行動を心がけていければと思います。 小学生部活動体験
小中学校9年間における知育・徳育・体育の伸長を目的に、小中一貫した教育の充実をめざし、小中の交流として中学生の部活動に参加することにより、中学校入学後の生活を知る機会として、部活動体験を行いました。片江小学校、神路小学校の6年生が来校し、それぞれが希望した部活動に分かれて体験を行いました。
それぞれの部活動では、先輩たちが優しく教えて、接している姿が印象的でした。 部活動総会【 部活動〜8つの誓い〜 】 一、あいさつ・返事を大切にしよう 一、目標を持って、主体的に頑張ろう 一、勉強と部活動の両立をめざし、中途半端ではなく、何事にも真剣に頑張れる人になろう 一、新しいことに挑戦する「チャレンジ精神」、何があっても「あきらめない気持ち」を大切にしよう 一、楽しく明るく元気よく、魅力ある部活動にするために、周りの仲間への気配りを大切にしよう 一、先輩や目上の人の話をしっかり聞き、敬語を使おう 一、道具を大切にし、時間を守ろう 一、苦しいことも乗り越え、引退するまで続けよう 平成30年度 部活動総会 全校集会
11月26日(月)の全校集会において、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校(OBF)の川口伊佐夫校長にご来校いただき講話を行っていただきました。
グローバル化・情報化が進む現代社会において、ビジネスはこれまでの商業の形にとらわれず、ヒトとモノをつなぐ、モノとモノをつなぐようにさまざまな形に変容していることから、ビジネス社会では情報・英語・専門的な知識が必要となってくるというお話をいただきました。 また、語学は日常的に使わないと身につかないということから、OBFでは、オーストラリアの学校と連携し、実践的な英語を習得できる環境づくりを行っていることや会計の資格などを取得することで連携している大学へ進学する道があることなど、社会に出たときに即戦力で活躍できる人材育成に取り組んでいることをお話しされました。 短い時間でしたが、進路選択のための貴重なお話をありがとうございました。 |
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