立派な大根が収穫できました!図書館で読みたい本を探そう!小春日和の一日となりました♪アイマスク体験を行いました全校集会での講話(12月3日) −人権週間に寄せて−
12月に入りました。初冬を迎えています。3年生にとっては、受験の準備が続きます。「冬来たりなば春遠からじ」という言葉があります。夢の実現に向けて日々の生活、学習を充実させてほしいと思います。
さて、今日は、明日(4日)から10日までの人権週間についてのお話をします。1948年12月10日、国際連合の総会で世界人権宣言が採択されました。今年は70年目を迎えることになります。日本では明日からの人権週間に、人権が尊重される社会の実現に向けて様々な取り組みや啓発活動が行われることになります。 世界人権宣言は公民の教科書にも載っています。小学校でも学習したかもしれません。世界人権宣言は前文と三十条からなっています。前文では、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準として、この世界人権宣言を公布する」とあります。また、第1条では、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」とあります。世界人権宣言は人権の大切さについて定められているだけではなく、「行動すること」を求めているのです。 70年前に採択された世界人権宣言ですが、世界ではまだ人権が侵害される事態が発生しています。世界というと遠い存在のように感じます。でも、今、この場所で、私たち一人ひとり、そして隣の人の人権は尊重されているといえるかどうかが問われていると思います。横堤中学校生徒10カ条には、人権にかかわる項目があります。あとで確かめてください。 今年の人権週間のキャッチフレーズは「みんなで築こう 人権の世紀」です。副題として、「考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心」とあります。 人権は空気のようなものです。でも空気がなければ生きていくことはできません。人権が尊重される横堤中学校にしていくために、私にできること、ここから始めることができることは何か、考えるきっかけにしてほしいと思います。 |
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