校内研究授業 2−2 音楽「良い授業」にはさまざまな捉え方があると思われますが、「学ぶことが楽しい授業」は、まちがいなく「良い授業」だと思います。今日の音楽の授業は、とても学ぶことが楽しく感じられる授業であったとおもいます。 ピアノと先生をとり囲む形で授業がおこなわれます。先生からは一人一人の生徒たちの表情がはっきりと見え、生徒たちは自然と先生を注目する形です。先生の江戸落語の落語家のような小気味のよいテンポの語りに生徒たちが引き込まれていくのが感じられました。 前半はいつもの歌唱指導です。「ほたるの光」「サンタルチア」。顔をあげ生き生きとした表情で歌う姿が印象的でした。歌詞の意味を捉えながら「表現」することに自然に導かれていきます。歌うことが楽しいです。 後半はクラシック音楽の鑑賞です。ヨーロッパの音楽にはきっちりとした「決まり事」が多い。その「決まり事」を理解して音楽を聴けると、より楽しく音楽を聴くことができる。そのとおりだと感じました。例えば、どんな決まり事があるのだろうと知的好奇心が膨らみます。 楽曲を形づくる最小単位である「動機」(モチーフ)と「動機」が繰り返されたり変化したりして生まれるひとまとまりの中心となる旋律である「主題」(テーマ)について、巧みに例をあげながら、理解を深めていきます。難しい内容のはずなのに、とても分かりやすく解説が進んでいきました。 そして、ベートーヴェンの「交響曲第5番 ハ短調 第1楽章」の鑑賞に進みます。あの有名な「主題」のもととなる「動機」。曲が進むにつれて「主題」が変化しても生き続ける「動機」。はぁー、そういうことになっているんですねと、誰もが知っている音楽の聴こえ方が変わり、音楽がより楽しく感じられました。 車イスバスケットボール観戦にむけて(その2)今週から横断幕の制作に取り掛かっています。 どんな横断幕に仕上がるか楽しみです。 車イスバスケットボール観戦にむけて(その1)インフルエンザ・風邪様疾患の広まりについて特に欠席・早退生徒の多い2年1組については、本日は6限をカットしての早退(部活動への参加停止)・明日は1限をカットしての時間差登校の措置をおこないました。 感染の広まりは2年生を中心に、1年生・3年生においてもみられます。 ご家庭におかれましては、手洗い・うがいの励行、十分な休養・睡眠の確保等、お子さまの健康管理にご留意いただきますようお願いします。(2年1組への配布プリントは、こちら) 授業の様子(2−4 数学) 1/24「確率」について ジャンケンを10回して、7回勝ったら勝率7割・・・導入があってから、3人組の班にしてトランプを使った実験(?)が行われました。黒3枚・赤2枚のカードを相手に分からないように示して引いていきます。一人20回引いて、黒赤が何枚ずつでるかを記録します。・・・9つの班が結果を黒板に記入、各班様々な結果ですがトータルすると黒324枚、赤216枚。なんと見事に、黒5分の3、赤5分の2の確率! 先生も生徒もあっけにとられる完璧な数値が出て、改めて「確率」の凄さを感じるとても楽しい授業でした。 |
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