やさしさが『つながり』を生んでいきます。 〜4年生〜
11月8日(木)
体育の学習はベースボール型ゲームの最終日。 いつも通りの音楽に合わせた体操と、リズムに合わせたランニングにまずは取り組みました。ただ走ると、長い距離になればなるほど歩いてしまいます。でも、音楽のリズムに合わせ、足を動かしていくと、不思議と体が動き続けます。 心肺機能が上がり、自然と体力がついてくる。 しかもぴったりリズムに合わせて体を動かすと気持ちがいいのと実際に少しずつ体力がついてきているのを感じています。 そして、ラストベースボール型ゲーム。 自分たちでチームを決め、取り組んできたゲーム。 「あっち狙ったら点がたくさん入るんちゃう?」 「こっちに飛んできたら、まず、○○さんに渡してから私に回して」 最初はバットに当てるのも難しかったのに。近くから投げてもらったボールを取るのも一苦労だったのに… いつの間にやら、バットコントロールや守備の連係までレベルアップしています。 『楽しい学習』が「うまくなりたいなぁ」と思う気持ちにつながるのだとみんなを見ていて感じています。 昨日の出来事です。 一人足をけがして登校しました。 ベースボール型ゲームをたのしみにしていた人です。 同じチームの友だちが声をかけます。 「あれ?○○さん、今日、体育どうするの?」 「体操もできへんし、走られへんから見学するわ」 「えっ!走られへんからなら、俺、代わりに走るからやったらええやん。守備もボールのとこにおったらええやん。」 終わった後、にこにこして「楽しかったぁ」と言っていました。 大人が「こうしたら?」というんじゃなくて、「こうしたらできるんじゃないか?」と考え、伝えた言葉。 優しさがつながります。 そんな「あたりまえ」が育っている場面がもう一つ。 5時間目に作品展の絵画作品をピーボードに入れていきました。 名前を書いて入れる紙を配り、つなげていくと… ふりがなが書いてあります。 「あれ?ふりがな書いてって言ったっけ?」 「ううん。言われてないけど、『みんな』に見てもらいたいから。低学年も見てくれるやろ」 優しい気持ち。育っています。 流れる水の働き 〜5年生理科〜
11月8日(木)
理科の学習です。 いつもの理科室から移動し、今日は『砂場』での学習です。 最初は『久しぶりの砂場での活動』を満喫しているようでした。 でも、しばらくすると… 「あれ???うまく流れないぞ…」 「砂場の山ではやわらかすぎて流れないんだ!」 土を掘るだけじゃなく、固めないとこの実験が成功できないことに気付いたみんな。 みんなで固めたり、水を入れる量や場所も工夫し始めました。 すると… 川は流れ始めました。 川の流れは全部同じじゃないということ。 何気なく見ているだけでは気付かない『川のパワー』を感じることができました。 スポーツの秋 〜1年生体育〜
11月7日(水)
体育ではとび箱が始まっています。 初めて跳ぶ人。 習い事でしている人。 やってみて楽しいと思っている人。 さまざまな顔が見れました。 友だちのふみきりの仕方、手のつき方から学びあっていました。そして、1時間後。 たくさん経験して、たくさんの人が3段のとび箱を越えることができるようになりました。 休み時間のほっこりエピソード 〜2年生〜
11月7日(水)
2年生の教室の前にあるザリガニの赤ちゃんを見に行きました。 すると、水槽の下のげた箱で何やらしている2年生の姿が。 「何してるの?」 見ると、何やら紙をものさしでトントンしています。 「赤ちゃんのえさを作っているの」 「赤ちゃん、小さいからな、おっきなえさ、食べられないと思って小さくしてあげてるの」 小さな命を守るためにできる工夫。 小さな小さなザリガニは、少しずつ2年生の温かさをもらって大きくなっていっています。 作品展はつながるための『ツール』の一つ 〜4年生〜
11月7日(水)
気球の中の風船を抜いていっています。 ほとんどの気球は飛びそうなくらい大成功しています。でも、乾き具合や厚みなどで崩れてしまっているのも何個かありました。 悔しかったと思います。 デザインして、自分が気に入る色を選んで、バルーンに貼って、乾くのを待って… 長い時間を使ったから余計に悔しかったと思います。 でも、そんなことには負けません。 「もう一回やる!」 バルーンづくりの2回目です。 その人たちの顔を見て、できていた人もお手伝い。前回作品を作った時よりも段取りも良く作ることができました。 これが先週の木曜日の話です。 昨日… 「先生、もう一回作りたい。私のバルーン、上のほうに穴があいているんです」 確かに、穴が開いています。でも、気球には見える作品です。すると、前回、バルーンが壊れていた友だちもやってきました。 「先生、まだ、時間ある?」 私は考えました。 (作るやろ、乾かすやろ、糸を通すやろ…もしまた失敗したら時間かかるやろ…) 「う〜〜〜ん。時間がなぁ…」 出た言葉は(無理なんじゃないかな?)でした。 ところがその、友だちから 「大丈夫。私が手伝うから。ねっ!明日からやろ!」 心がとても動きました。 自分の作品がつぶれて、「悲しい」、「悔しい」と思ったときに周りのみんなに支えてもらいました。 次に作った作品で、どうすればきれいに、強くできるのかわかりました。それが自信にもつながっています。 友だちの作品を手伝う4年生。 「ここに貼るん?次、何色がいる?」 「こんな模様を何個か作っとこうか?」 本当に『手伝い』です。 自分がされてうれしかったことが、つながっています。 4年生のたった一つのやくそく 「自分がされて嫌なことは人にしない 言わない」 が進化しています 【自分がされてうれしいことは人にする 言う】 です。 休み時間だけで作品作りをする4年生。 片づけの段取りもできてきました。 改めて作品展は【学びのツール】だと思った一日でした。 |
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