さて、先週ニュースで見た人もあるかもしれませんが、牛丼チェーンの「すき家」のアルバイト店員が、客のいない間に床に氷を投げたり、調理器具をおもちゃにしたりしている動画をＳＮＳにあげて、大変な問題になっていました。また、くら寿司でもバイトの悪ふざけが投稿され、あっという間に拡散して大炎上ということになりました。
　以前にも、ショーケースの中に入ったり、線路の中に入ったりというような非常識な行為をして、大きな問題になったことがありました。このような行為をする人は、受けを狙っているのかもしれませんが、ふざけるという範囲をはるかに超えてしまっています。
　ネット上では、すでに「すき家」のどこの店舗か、また、投稿したアルバイト店員の名前まで明らかになっていました。くら寿司ではこの影響で株価が下落し総額２７億円の損失が出たという報道もありました。もちろん、アルバイトは首になるでしょうけれど、今後、損害賠償を請求されるなど、いろんなところで、それが付いて回りマイナスの影響がでてくると思います。
　みんなには、こんな大人になってほしくありません。なぜ、このような行為に走る人がいるのでしょうか。今の若者は、英語の接続詞「ｂｕｔ」はうまく使えるが「ｉｆ」は苦手という説があります。どういうことかわかりますか。
　「ｂｕｔ」は「しかし」「でも」と言う意味ですね。つまり、何かやってしまったときに「でも」とか「……だから」といって言い訳をすることはうまいけれど、悪ふざけが世間にどれだけ迷惑をかけるのか、「ｉｆ」「もし〜なら」と考えて、結果はどうなるのだろうという想像力を働かせることができない人がいるということです。みんなには、ぜひ「ｉｆ」が得意な人になってほしいと思います。
　今年のインフルエンザは同じＡ型でも種類があり、２度かかることもあるそうです。引き続き、健康管理には十分注意してください。