第13回 大空ありがとうコンサート今年も大空ありがとうコンサートがやってきました♪ 大空小学校では、1年間で3回コンサートをします。 6月に行われる創立記念コンサート、11月に行われるふれあいコンサート、そして2月のありがとうコンサートです。これらのコンサートでは、大空の子どもたちが高めてきた4つの力(人を大切にする力、自分の考えを持つ力、自分を表現する力、チャレンジする力)を発揮する場です。今回のありがとうコンサートでは、普段お世話になっている地域・サポーター・ゲストのみなさんに日ごろの感謝の気持ちを伝える場です♪ コンサートを楽しみにしてくれているみなさんが、朝早くから並んでいました。それを見た子どもたちは、少し照れながらも自分たちが今、持っている力を見てもらうために開演に向けて準備をします。 指揮者である城間先生が会場の中心に立ちます。オープニングは「Let’s sing a song」全校3部合唱です。最初は緊張していましたが会場のみなさんにあたたかく見守られていると感じると、子どもたちの顔もだんだん笑顔になって楽しく元気いっぱいに歌うことができました! 曲が終わるとコンサートの実行である大空のリーダーがオープニングメッセージを伝えます。 「さあ、みんながつくるみんなの大空ありがとうコンサートが始まりました。今回のテーマは『つなぐ 明日へのハーモニー 届け あなたへの ありがとう』です。私たち一人ひとりの熱い想いをハーモニーにのせて、いつも私たちを見守ってくださっているたくさんの大切な人たちにありがとうの気持ちを伝えたい。そして、一人ひとりが自分らしく音楽をつくりたいと思います。」 「東日本大震災から8年が経とうとしています。災害で大切な人を失い、今でも辛い思いをしている人が世界中にたくさんいます。私たちは大切な人をこれからもより大切にしてしたい。今日のコンサートが終わるときには、会場のみなさんに私たちの『ありがとう』の気持ちが伝わればいいなと思います。」 会場にいる全員が実行のオープニングメッセージを聴き、言葉に込められた想いをしっかりと受けとめます。 次は「校歌」会場2部合唱です。 大空小学校のすべてのクラスの名前が校歌に入っています。会場のみなさんと一緒に、大切にしている校歌を歌うことができました♪ ここから各チーム、そしてリーダーによる合唱です。 まずは「よろこびの歌」1・2・3年2部合唱です。 1・2・3・年生は、ドイツ語で歌うことにチャレンジしました! 歌詞を覚えることやドイツ語の発音を何度も歌って聴くことで、バージョンアップしてきました。 初めはなかなか天使の声で歌うことが難しかったですが、歌の意味を学んだあとは、透き通った天使の声で歌えるようになりました♪ みんなが平和になるようにという思いを込めながら、ソプラノとアルトのハーモニーを響かせ、会場中にありがとうの気持ちを伝えることができました。 次に「エスペランサ〜希望〜」4・5・6年合唱です。 4年生は初めての高学年チームで学習しました! 最初はいよいよ高学年という期待や、自分たちにできるのかという不安も少し持っていましたが、学習を積み重ねていく中で、リーダーやサブリーダーの姿からたくさんのことを学び、高学年チームとして一人ひとりが自分らしく表現しました。 曲名の「エスペランサ」は、スペイン語で「希望」を意味します。 この曲を作ったミマスさんが、オーストラリアのエスペランスという場所で見た、息をのむような海の青さ、浜辺に咲き誇る鮮やかな色の花々、真っ白な遠浅の砂浜が鏡のように空を映している風景に衝撃を受けて、「希望」をテーマにしたそうです。 一人ひとりが自分の心にある「希望」をイメージしながら、ありがとうの気持ちを歌詞に込めて、会場中に思いが届くように歌いました♪ 合唱の最後は「ふるさと」6年2部合唱です。 今までの6年生から受け継いできた曲で、今年もアカペラで歌いました。去年のサブリーダーの頃から大きく成長した今年のリーダーの姿にみんな感動していました。 会場にいるみんなに、この6年生にしか歌えないふるさとを、6年間過ごしてきた大空小を思い描きながら歌いました♪。 次は各チーム、リーダーたちによる合奏です。 まずは、「ミッキーマウスマーチ」1・2・3年の合奏(リズム表現)です。 1年生はカスタネットとリズム表現、2年生は鍵盤ハーモニカ、3年生はリコーダー、ピアノ、木琴、鉄琴、タンブリン、オルガン、大太鼓、小太鼓と様々な楽器にチャレンジしました。1年生は、前半カスタネットで様々なリズムを刻み、後半は体を使って笑顔いっぱいに表現しました。最後は、1年生全員でシンデレラ城をつくりあげました。2年生は、鍵盤ハーモニカで主旋律を演奏しました。難しい指使いを何度も何度も練習し、自信を持って演奏することができました。3年生は、担当楽器を決めるオーディションを初めて経験しました。自主練習で積み重ねながら自分たちの演奏する力を高め、低学年チームの合奏をリードしました。ありがとうの気持ちがあふれる時間になりました。 次に「バック トゥ ザ フューチャー」6年合奏(卒業演奏)です。 子どもたちは映画の主題歌でもあるこの曲に出会ったときに、「かっこいい!やってみたい!」という気持ちになり、今日まで、それぞれができるチャレンジを精一杯してきました。 テンポが取りづらく、複雑な指使いや速いリズムにとても苦労しましたが、毎回の学習で友だちと学び会いながらこの卒業演奏をつくり上げてきました。 コンサート当日では、緊張しながらも今まで高めてきた自分の力を信じ、会場にいるみんなに自分たちのありがとうの想いを込めて演奏しました。 リーダーを憧れの目で見る1〜5年生の表情。アンコールが出て、照れながらもやるぞという6年生。 アンコールの後は、やりきったという様子で、拍手をもらった後は、ほっとした表情でした。 卒業まであと18日。 自分らしく全力で大空小をつくるリーダーをみんなで見守り、応援していきたいと思います!! 最後は「ラデツキー行進曲」4・5・6年合奏です。 「ラデツキー行進曲」は、これまでのありがとうコンサートで演奏され続けている曲で、大空のみんなが大切にしている曲の1つです。 今回は、4・5・6年生の3学年での演奏です。 6年生は、昨年度と同じ楽器を担当し、コンサートの学習では5年生にアドバイスをしたり、見本を見せたりしてともに学び合いました。 5年生は、自分が演奏したい楽器のオーディションに向けてチャレンジしました。楽器が決まった後も、自分の力を高めようと、音楽の時間や休み時間に自主練習して、コンサートに向けて取り組みました。 4年生は、「ラデツキー行進曲」のリコーダーにチャレンジしました。この「ありがとうコンサート」で高学年チームに仲間入りしました。6年生から指使いのポイントを学び、高学年チームに入った喜びを実感していました。 演奏が始まると、身体が動き出すようなリズムが講堂中を包み込みます♪ 演奏しているみんなだけでなく、聴いているみんなもリズムに合わせて体を揺らしながら音楽を楽しんでいました。 演奏が終わると、会場から自然とアンコールが声が沸き上がりました! ちょっと照れくさそうにアンコールを聞く高学年チーム♪ 4年生は、初めてのアンコールにうれしい気持ちでいっぱいです。 アンコールに応えて二回目の演奏では会場全員が演奏者になります。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのように手拍子を交え、演奏しました。会場全体が一体となり、みんながつくるみんなの「ラデツキー行進曲」となりました。 コンサートも終盤を迎えます。 次は、「歌よ ありがとう」全校3部合唱です。 「歌は心のそばにあり勇気をくれる。歌うことが大好きなみんなにぴったりな曲です。みんなの歌声を合わせて会場のみなさんにたくさんのありがとうの想いをハーモニーに乗せて届けます。」 実行の紹介が終わると歌う前の緊張感に包まれます。城間先生の指揮に合わせて、みんなの歌声が会場中に響き渡ります。歌い終わると、子どもたちの優しい歌声で、子どもも大人も笑顔になり、ほっこりとした優しい空気に包まれました♪ いよいよ最後の曲です。 「つないで歌おう」会場2部合唱です。 ここで大空サプライズ! 会場合唱の指揮者は当日のお楽しみです! 今回は、大空小学校第2期卒業生の木梨翔太さんが指揮をしました。昨年度は教育実習生として、また現在は支援員として大空の子どもと一緒に学び、大空小を一緒につくっています。最初は、とても緊張していましたが、合唱が始まり子どもたちの優しい歌声が響き渡ると少しずつ笑顔になり、最後は会場全員を見渡しながらみんなの歌声を合わせることができました。 最後は「この地球の友だちだから」の曲に合わせて、子どもたちが退場します。 満足そうにしている子、自信たっぷりな子、ほっとした様子の子、まだまだできるぞと思っている子、照れくさそうにしている子、いろいろな表情を浮かべながら自分らしく表現しています。 大空のリーダーは18回のコンサートを経験してきました。大空小の伝統をつくってきた卒業生の姿を見て「憧れ」だった大空のリーダーを自分たちがやり遂げることができました! その姿を見て、1〜5年生は大空のリーダーに「憧れ」を感じたと思います。 「みんながつくる みんなの学校 大空小」は、子どもだけなく大人もともに学ぶ場です。子どもたちを中心に、子どもたちと関わりながら、子どもたちのことを考え実践していく、いつも子どもたちから学ぶ大人でありたいとチーム大空のメンバーは思っています。このチーム大空の輪をさらに広げ、大空小を一緒につくる大人が成長すれば子どもたちはさらに成長できます。大空小の教育の根幹にある「学び」「感動」「愛」をもっと感じられるそんな学校をめざし、これからも実践していきます。 【コミュニティ部】 第13回 大空ありがとうコンサート音楽で ありがとうの気持ちを伝えます♪ 【コミュニティ部】 先生の悩みを解決しよう
2019年2月18日(月)朝会・全校道徳
おはようございます! 今日もゲストの方たちを迎えて大空小の一週間が始まります。 今日の全校道徳は子どもたちから出てきたテーマを考えます。 そのテーマは「先生の悩みを解決しよう」です。 先生たちの悩みは何だろうと子どもたちはそれぞれ考えます。 大空教職員の悩みとは「大人がいるときは掃除できるのに、いないときはできない」です。 先生の悩みを解決するために、子どもたちはそれぞれの考えをグループで伝え合います。 子どもの考え ・楽しんで掃除する。 ・自分で考えて掃除する。 ・誰のためにそうじをするのか考える。 ・サボっている人がいたら声をかける。 ・大人がいなくてもしっかり掃除する。 大人の考え ・掃除をしないときたなくなる。それが嫌だから掃除をしている。 ・新しいものを買ったりせずに、今の環境の中で自分たちの力を出せるように子どもも大人も考える。 ・班の友だちはみんなを見ている。 今週の土曜日には大空ありがとうコンサートがあります。 今日から全ふも始まりコンサートの学習も大詰めです。 残りのコンサートの学習も4つの力を使って、コンサートをつくります! 【コミュニティ部】 「だれにどんなありがとうをつたえますか」
2019年2月12日(火)
おはようございます! 子どもたちの元気なあいさつから1日がはじまります! 今日も、大空小学校に子どもたちと一緒に学ぼうと、たくさんのゲストが 来てくれました。 今日から卒業メッセージが始まります。 一人ひとりの大空のリーダーが、卒業を前に大空のみんなに伝えたいこと を自分の言葉で伝えます。 大空のみんなはリーダーの言葉にしっかりと耳を傾けます。 次は全校道徳です。 今回のテーマは、 「だれにどんなありがとうをつたえますか」です。 「ありがとうコンサート」のテーマである『つなぐ明日へのハーモニー 届けあなたへのありがとう』に沿って、グループでどのようなありがとうを伝えるか話し合いました。 子どもの考え ・お母さん、いつもおいしいご飯をありがとう。 ・友だちに、遊んでくれてありがとう。 ・パトレンジャーさんに、いつも見守ってくれてありがとう。 ・ゲストに、遠いところから来てくれてありがとう。 大人の考え ・リーダーにありがとう。立派なリーダーになって、つながっている。 ・お父さんにギターを買ってくれてありがとう。 ・お仕事をたくさんしてくれている子どもたちの家族にありがとう。 ・親切な人がしてくれたことにありがとう。 ・普段の生活の中に、小さなありがとうがたくさんある。 リーダーと学び合える日々も残り少なくなってきました。 みんなで学び合える一日一日を大切にして、学習に取り組んでいきます! 【コミュニティ部】 「自分だったら、どうする?」
2019年2月4日
今日もたくさんのゲストを迎えて、大空小学校の1週間が始まります! 2月23日は「第13回大空ありがとうコンサート」です。 大空小学校のリーダーである6年生から、今年のありがとうコンサートのテーマが 発表されました! 「つなぐ明日へのハーモニー 届けあなたへのありがとう」 大空小学校の全員の思いが込められたテーマです。 今週から講堂でもコンサートの学習が始まります。 ぜひ皆さんも一緒にコンサートの学習をつくりましょう♪ テーマの発表が終わり、次は全校道徳です。 今日ははじめに大空劇団が登場しました! 3人グループで遊んでいるところに、 「一緒にあそぼう!」と、友達が入ってきました。 しかし3人グループは、 「別に嫌なわけじゃないけど、今日はこのメンバーで遊ぶって決めたから、ごめんな…」 と、断ります。 ここで、今日のテーマです! 「自分だったら、どうする?」 このような状況になったとき、自分ならどのように行動するか、グループで伝え合います。 子どもの考え ・ちがう日にいっしょにあそぶ ・ことわる理由を伝える ・あそびにいれてあげる ・あきらめてべつのあそびをする ・先生に相談する 大人の考え ・ことわる側もことわられる側もつらいのでそのような状況をつくらない ・先生に相談するという考えが出ていたが、どんな風に声をかけるか考えたい ・自分ならいっしょにあそぶ 子どもたちもこのような状況になることはよくあるし、 大人も昔経験したことがあるようなシチュエーションです。 みんな「もし自分だったら…」と、自分の身におきかえて考えることができました。 今日学んだことを生かして、全員で大空小学校をつくっていきます! 【コミュニティ部】 |