プログラミング学習(4、5年)
2018年11月29日(木)
今日は4年生、5年生のプログラミング学習の日です! 今日も同志社女子大学のみなさんと一緒に学習をつくります。 なんと7月に来てくれたロボホン(ロボット)が、また大空小に来てくれました♪ 今日はこのロボホンがイギリス、イタリア、フランス、中国、韓国、ブラジル、エジプト、ロシア、オーストラリア、アメリカに行って、その国でダンスをするためのプログラミングをします。 会場となっている図工室に入ると、機長やキャビンアテンダントの衣装を着た大学のみなさんが「アテンションプリーズ」と出迎えてくれました。 子どもたちは、それぞれ5〜6人程度のグループにわかれて、学習を進めていきます。 事前に自分のロボホンが旅行する国のこと(食べ物、国旗、有名な建物など)を調べ、背景をつくっていきます。ペンや折り紙、きらきらの装飾品を使って各国オリジナルの背景ができあがりました! そしてロボホンにダンスを教えます。7月のときより少しだけダンスのパートのカードが増えました。このカードをどういうふうに組み合わせるかグループで考えます。 並べてみたカードの通りに実際に自分たちで動いてみて、 「これ、「やったー!」のカードで終わるほうがかっこよくない?」 「ブラジルだからサンバみたいにずっと動いてるほうがいいかも!」 と自分の国と合わせながら考えることができました。 最後は国ごとに発表会です。自分たちがつくった背景の前にロボホンを置き、ダンスをおどらせます♪それぞれの国の食べ物や建物がたくさん描かれた背景の前でおどるロボホンを見た子どもたちは、 「自分たちのと動きが全然ちがう!」 「背景とぴったり合ってる!」 と思ったことを友だちと一緒に話していました。 子どものさよならメッセージから ・自分の国はイギリスで、イギリスは兵隊のイメージがあったから、兵隊の動きみたいなダンスをいれました。 ・国旗の絵を描くときに、難しかったけど、グループのみんなと協力したらできてうれしかったです。 ・最初は失敗したけど、ちゃんと完成してよかったです。 ・はじめは国のイメージでダンスをおどらせて、最後は楽しいおどりでおわらせて上手くできました。 ・背景をつくる人とパソコンをさわる人と分担してやりました。いいものになったからよかったです。 ・ロボホンのおどりを設計できて、みんなの前で発表できてうれしかったです。 ・ロボホンが歌を歌ったりしゃべったりしていたのがすごくおもしろかったです。 ・エジプトの人が喜ぶようなダンスをつくりました。発表のときに成功してよかったです。 12月4日(火)に次は3年生がプログラミング学習を行います。 ぜひ、地域・サポーターのみなさんも一緒に学習をつくってください♪ 【コミュニティ部】 お話を聞いて思ったこと感じたこと今日は、西宮市のメインストリーム協会から鍛冶克哉さんはじめ、3名の方がゲストティーチャーとして大空小に来てくださいました! 子どもたち、教職員、サポーター、地域のみなさんに向けて、小学校のときのエピソードや、今どんな仕事をしているかなどを話してくださいました。 そのお話を聞いたあと、全校道徳で自分の考えを伝え合います。 テーマは【話を聞いて思ったこと・感じたこと】 子どもの考え ・苦手なことにもチャレンジしていてすごいと思った。 ・いろいろな人がいるんだと思った。 ・話すのが苦手な人の話も近くで聞けば分かる。 ・分かったふりをするのは自分がされたらいやだからしない。 ・車いすの人がいたら声をかけようと思った。 ・だれでも、できることはしないといけない。 大人の考え ・言葉の意味をきちんと知ってから使うようにしたいと思った。 ・言葉にこだわらず、一人ひとりのことを知ろうとしていくことが大切。 ・グループのなかで「みんなちがってみんないい」という言葉が出ていた。 今日のお話から、子どもも大人もたくさんのことを学びました。 これからも4つの力を使い、たった一つの約束を守りながら大空小をつくっていきます! 【コミュニティ部】 プログラミング学習(3年)待ちに待ったプログラミング学習! 3年生は今年度初めてのプログラミング学習を、同志社女子大学のみなさんと一緒につくります。 まずはレゴを使ってレゴタワーをつくることにチャレンジ! 言葉を聞いて、その通りにブロックを積み上げられるかにチャレンジしました。 「まずは青のブロック、次は黄色で・・・。」と聞いた言葉を自分で繰り返しつぶやきながらブロックを積み上げていきます。 自分たちがつくったブロックを見合って、「一緒や!」「あれ、なんか違うなぁ。」と一人ひとりが自分の思いを友だちに伝え合っていました。 そのあとに、どんな言葉で伝えたら全員が同じ形をつくれるか考えました。 「青のブロックの左側に置く」 「4つあるうちの右斜めのあなだけにブロックを置く。」 など、みんなにわかりやすく伝わる言葉を考えました。 次にスクラッチというプログラミングのソフトを使って正方形をかくことにチャレンジしました。 大きな紙に正方形がかかれています。子どもたちはその正方形の上に乗り、実際に動きながら考えます。 「1歩じゃ小さいかな?」 「正方形って90度曲がるよね?」 「何回くり返したらいいかな?」 とグループで話し合いながらパソコンに自分たちの考えを入力しました。 正方形が小さかったり、自分たちが思っていた正方形にならなかったり、何度も考え直し、全グループが正方形をかくことができました。 12月4日(火)も3年生はプログラミング学習をします。 今日の学習をいかして、次の学習も大学生のみなさんと一緒につくっていきます。 11月29日(木)3、4時間目に4年生、5、6時間目に5年生がプログラミング学習を行います。ぜひみなさんも一緒に学習をつくってください♪ 【コミュニティ部】 「みんなやってるやん」どう思う?
2018年11月19日(月) 朝会・全校道徳
今日の全校道徳は、「大空劇団どうぞ!」の声で大空劇団から始まります。 1つ目は、休み時間の運動場でのボールの使い方について。 2つ目は、学校の中での過ごし方について。 どちらも、「みんなやってるからいいやん」という内容で、子どもたちからは「あかんやん!」「それ間違ってる!」という声が自然と出てきました! そこで、今回のテーマは「みんなやってるやん」どう思う?です。 子どもの考え ・みんながやっているから、やっていいとはならない。 ・みんながやっていても、ダメなことはダメ。 ・勇気を出して断る。 ・自分の考えを持つ。 ・たった一つの約束と4つの力を守れていない。 ・一人がしないとみんなもしない。 ・大人に言われてからやめるのは違う。 ・友だちのいいところを真似する。 大人の考え ・自分の考えをもって、行動することが大切。 ・素敵なことを真似して広げていきたい。 小グループの時にはなかなか伝えることのできなかった数名の子どもから、 教室に戻ってからの振り返りでは、 「みんなやってるからいいやんっていう言葉は、本当は自分でもあかんってわかってるけど、自分の都合が悪くなるとついつい出てしまう。でも、しっかりと自分の考えを持ったら、この言葉もなおせると思う。」という意見も出てきていました。 今日もたくさん考えを出し合って、学び合うことができました。 これからもしっかりと自分の考えを持って、みんなと楽しく学校生活を送ります! 【コミュニティ部】 第13回 大空ふれあいコンサート2018年11月17日(土) ふれあい科 第13回大空ふれあいコンサート当日がやってきました。 今回のテーマは、「はずむ心 かがやく笑顔 みんなをつなぐハーモニー」です。 いつも学校を一緒につくってくれる地域・サポーターのみなさん、コンサートを楽しみにして来てくださったゲストのみなさん、後輩たちの応援に来てくれた卒業生、子どもたちとともに学び続ける教職員が音楽を通してふれあいながら、一緒にコンサートをつくっていきます♪ 開演の時間です。 オープニングは、「A good day」を全校3部合唱です。 歌が終わると、コンサートを実行する大空のリーダー(6年生)からオープニングメッセージを伝えます。 「今日は、会場にいるみなさんや、大空のみんなと音楽でふれあい、この会場を笑顔でいっぱいにしたいです。そして、いつも支えてくださっているみなさんや、となりにいる大切な人たちが、つながることができるようなハーモニーをつくりたいです。そんな想いを込めてコンサートをつくります。会場のみなさん! 大空のみんな! たくさんふれあいながら楽しみましょう! そして、自分らしく大空ふれあいコンサートをつくりましょう!」 実行の子どもたちの言葉を、会場中のみんながしっかりと聴いています。 次は、「校歌」全校2部合唱です。 大空小学校の校歌には、全クラスの名前が入っています! 夢(ゆめ) 光(ひかり) 心(こころ) 愛(あい) 虹(にじ) 未来(みらい) 希望(きぼう) 星(ほし) 空(そら) 風(かぜ) 緑(みどり) 大地(だいち) 太陽(たいよう) みんなが大切にしている校歌を歌い、会場のみんなで歌声を合わせます♪ ここから各チームの合唱です。 1・2年生(低学年チーム) 2部合唱「たいようのサンバ」 サンバのリズムにのって体が動き出すような楽しい曲です。 子どもたちが歌を歌っているときに、自然と踊っていた動きで振り付けをしました! 会場にいる人もつられて一緒に踊っていました。 ピアノの前奏が始まると、1,2年生の明るい歌声が響きます♪ 日曜日におかしをリュックにつめこんで、冒険に出かけるワクワク感が伝わってきました♪ そこにいる人全員が元気になった、笑顔と歌声でした。 低学年チームのかわいさが弾けました! 3・4年生(中学年チーム) 2部合唱「あなたへのメッセージ」 「みんなは世界中でたったひとりの人 ほかのだれもだれかの代わり けしてできやしない」 人を大切にすることは自分を大切にすることだと、歌詞に込められたメッセージは自分たちへのメッセージにもなっています。 今日まで、ひとつひとつの言葉や周りの声をききながら歌うことを大切に学習してきました。 曲が始まるとソプラノパート、アルトパート、みんなの声が合わさりました。 そして、気持ちがつながり、きれいなハーモニーが会場中に響きました。 5・6年生(高学年チーム) 2部合唱「小さな勇気」 “少しのがまんが少しのやさしさとなり、人を大切にでき、穏やかな平和をつくることができる”という思いがこめられた曲です。 6年生は修学旅行で行った広島でこの曲を歌い、平和学習を通していのちの大切さを感じるたびに、その思いをハーモニーにのせて出会ったたくさんの人に届けました。 高学年チームでの学習では、6年生の歌声の中にこめられたメッセージを受け止めた5年生は、言葉を大切にしながら歌い、今年の高学年チームにしかつくれないハーモニーをつくってきました。 今日は、一人ひとりの思いを存分にハーモニーにのせ、会場中のみんなに届けました。中には歌声をきいて涙ぐむ人もいて、子どもたちの思いが伝わり、会場のみんなとつながることができました。 この「小さな勇気」を通して学んだ、平和やいのちの大切さを強く守っていきます。 5・6年生が自分の座席に戻ると、 「イエーイ!!!」 ふれあい隊のメンバーが元気よく登場します! 今回のふれあいタイムはみんなでお茶漬けケチャをしてふれあいます。 まずは教職員チームが見本を見せます! 「おちゃ・おちゃ・おちゃづけ!」 「ぱらぱらぱらぱら・のり!」 「おなかが・ぐー・ぐー・ぐー!」 この3チームに分けてふれあいます! 教職員の見本が終わると子どもたちが実際にやってみます! 子どもたちはノリノリでふれあいを楽しんでいました♪ 次は会場の大人です。 大人も楽しそうにリズムに合わせて表現していました! 最後に会場の全員でふれあいます。 会場のみんなでするお茶漬けケチャは映画のような迫力がありました♪ こうしてふれあいタイムは大成功! 会場は一体感に包まれました♪ ここから各チームの合奏です。 低学年チームによる「クラッピングファンタジー第6番 ヘッドウィンド 〜風に向かって進め〜」 2年生は、鍵盤ハーモニカでの演奏にチャレンジ!音楽の学習では1年生から取り組んできましたが、コンサートでは初めて。「やりたい!」の気持ちがあふれていました。 1年生は、自分の手が楽器。クラッピング(手拍子)にチャレンジ!最初の学習の時から、やる気満々に取り組んできました。 「ワン!ツー!ワン!ツー!スリー!フォー」の元気のよいかけ声で、演奏がスタート!2年生はメロディーを奏で、1年生は2つのリズムを表現しました。みんな、自分の演奏をせいいっぱいがんばりました。 中学年チームによる「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」 ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』で出てくる楽しい曲です。 3年生は、1学期よりもさらにバージョンアップしたリコーダーで合奏をつくりました。 曲調に合わせて強弱をつけることにもチャレンジしました。 4年生は、オーディションで、それぞれの楽器に積極的にチャレンジしました。 オーディションに向けて始まった学習では、自分の技術を高めるだけでなく、まわりの友だちにアドバイスをしたり、教えてもらったりと一緒に学び合うことができました♪ 運動会の学習と並行していましたが、空き時間を見つけて自主練に取り組む姿がよく見られました。 曲の途中で、ピアノ・小だいこ・大だいこ以外の全員が「スーパーカリフラ〜」の歌詞を歌い、3年生はダンスもしました。 今日の演奏では、多くのお客さんが口ずさんだり、体を揺らしてリズムをとったりなど、みんなが笑顔になるような演奏をすることができました♪ 高学年チームによる「エル・クンバンチェロ〜ラ・バンバ」 「エル・クンバンチェロ」は、カーニバルなどのにぎやかな様子を表現した曲で、「ラ・バンバ」はメキシコの地方の民謡です。今回は、この二つのラテンの曲をメドレーでつないで演奏しました。どちらもとてもアップテンポな曲で、この5年生、6年生にぴったりです♪ まずは「エル・クンバンチェロ」です。ボンゴやコンガなどの楽器で、ラテンのリズムに乗った演奏でスタート! 高学年チームによるラテンの音楽が会場中に響き渡りました。 次の「ラ・バンバ」は子どもたちの手拍子で始まり、軽快なリズムで会場が盛り上がりました。 最後に「エル・クンバンチェロ」に戻ると、迫力のある演奏でを一人ひとりがやり切りました。 すると、会場から自然と「アンコール!」の声が!! 子どもたちは、少し驚きながら照れくさそうでしたが、嬉しそうな表情でアンコールに応えました♪♪ 聴いている子どもたちは憧れのまなざしで演奏にくぎづけになり、中には楽器を演奏する大空のリーダー(6年生)のまねをする子もいました。 アンコールでは、会場が自然とリズムに乗って手拍子で盛り上げ、演奏を楽しみ合いながらそこにいる全員が一体となって「大空ふれあいコンサート」をつくりました。 大空の子どもたちで歌う全校合唱「つないで歌おう」です。昨年のふれあいコンサートにスペシャルゲストとして来てくださったミマスさんが作詞作曲された曲です。 大空の子どもたちは、お互いの姿から学び合っています。そして、一人ひとりが人を大切にし、自分で考え、自分らしく表現し、チャレンジし続けています。それが「つないで歌おう」のメッセージとぴったりつながる曲です。 そして、会場2部合唱です。ここで大空サプライズ!! 毎回コンサートでは、会場合唱の指揮者は当日のお楽しみになっています♪ 今回、指揮をしてくれたのは先田幸喜さんです。先田さんとは昨年の修学旅行先で出会い、その後アシスタントティーチャーとして大空小学校をともにつくってくれています 今日もコンサートでのみんなの姿をカメラにおさめてくれていました。 会場合唱では子どもたちだけでなく、会場中のみなさんが先田さんをみつめながら歌います。みんなが自分なりにこころをつなげようとするイメージをもち、その気持ちを歌声にのせ、そのハーモニーが会場中に響き渡りました♪ 最後に「この地球のともだちだから」の曲を聴きながら、子どもたちが退場します。たくさんの人からあたたかい拍手をもらい、自分の力を発揮した子どもたちは、少し照れながらも自分らしく堂々としていました。 第13回大空ふれあいコンサートでは、子どもたちが今まで高めてきた四つの力(人を大切にする力・自分の考えを持つ力・自分を表現する力・チャレンジする力)を発揮することができました。また、子どもたちのがんばりを見守り、応援し、一緒につくってくださった会場にいるみなさんとふれあう中で、たくさんの笑顔を見ることができました。自分らしく音楽を楽しみ、笑顔になれること、そして、そのハーモニーでつながれたことを幸せに感じることができたコンサートでした♪ これからもこのつながりを大切にして、大空小学校をつくりに来てください♪ 【コミュニティ部】 |