平成よさようなら!いよいよ平成も今日一日で終わろうとしています。さて、今日は堀江貴文さんの著書、「お金や人脈、学歴はいらない!情報だけ武器にしろ」からの一節。 今の学校教育というのは、子どもが何をしたいかよりも形を整えることを優先していて、親もそれが正しいと思い込んでいるからやっかいだ。そんな現代の学校教育に一石を投じたい。 たとえば、今、仕事がAIやロボットにどんどん奪われるのではないかという議論が活発だけれども、僕はそうではなくて、「今、仕事として認識されてないものが仕事になるだけだ」と思っている。 たとえば、江戸時代の日本では人口の85%が百姓だったから、当時のほとんどの人の仕事は農業だった。 ところが、農業は生産性が高まり、海外からの輸入などで衰退していって、高度経済成長以降はトヨタをはじめとする製造業が日本人の仕事になった。その製造業も今後はAIやロボットの発達で労働者を抱えられなくなる。やがてベーシックインカムのような制度が普及し、働かないでも生きられるようになるだろう。 そうすると伸びてくるのは、遊び産業である。労働時間が減ったり、労働する必要のない人が増えたりすれば、その人たち向けに「遊び」を提供しなければならなくなる。すでに今、プロのゲーマーが活躍するeスポーツや夜遊び経済を新聞が取り上げるようになってきた。 だから、親がゲームをするなといって子どもを叱るのは僕から見ればバカなことだと思う。子どもがゲーム好きならどんどんやらせて将来のために才能を磨くべきだと思う。もちろん、ゲームである必要はなく、何でもいい。 「好きなことをやるのはいいけれど、将来はいったいどうなるんだ?」こんな反論をする人には、プロサッカー選手、本田圭佑のツイートを読ませたい。 「好きな事だけでは食っていけない。これ違う。大して好きじゃないから食ってけるレベルに到達できないのであって、時間を忘れるくらい好きな事ならどんな事であっても必ず食っていける。」 僕は本田選手と対談したことがあるが、彼ほどいい意味で「日本のプロスポーツの常識にとらわれていない人」はいない、と尊敬している。 本来は若いうちほど、将来のために猛烈に好きなことに没頭したり、思いっきり遊んだり、とにかく「実践」するべきなのだ。 かなり過激な言葉もありましたが、最新情報に常にアンテナをはり、発信する著者からは、学ぶべきことが多くあると思います。自分の好きなこと、夢中になれることを見つけることは大切なことですよね。何よりも大人が仕事や生き方を心から楽しんでいる姿を子どもたちに見せ続けたいですね!これから始まる令和の時代にワクワクしながら、アンテナをしっかりと張り巡らせて、自分で考え、自分から動くを実践しましょう! 本当の幸せとは何か?「なぜ教えない授業が学力を伸ばすのか」(著 山本崇雄 日経BP社) の一節、 より多様化、国際化する社会。AI(人工知能)の発達などによる職業の変化。それに伴って、学校や教育も変わらなければならないという流れの中で、親の意識はどうでしょうか。どんな親でも、子どもの幸せを願っていると思いますが、そのために親であるみなさんは、どんな力を子どもにつけさせたいですか?大学に入れば、いい会社に就職でき、終身雇用が約束されるという考え方はすでに崩壊しています。今ある仕事や企業が今後もあり続けるという保証はどこにもありません。 一方、僕たちの親世代の多くは、大学に入れば就職がある程度約束されているという道を歩んできました。また、この道を歩めば、将来を「確かなもの」としてとらえられた時代でした。従って、大学、それも特定の難関大学に進学することが重要な意味を持ちました。 今、子どもたちの本当の幸せとは何かを考えたとき、その姿を見えにくくしているのは、親世代のこういった経験ではないでしょうか。これからの時代は、働き方や生き方も多様になり、将来はより「不確か」なものになるでしょう。大学に入るだけでは、この「不確か」な未来を乗り切ることはできません。入試の結果だけを見るのではなく、その後の子どもが生きていく社会をイメージし、その中で子どもたちが強く生きていく姿を思い描くことが大事です。また、大学入試での合格は決して人生のゴールではありません。長い人生の中での、一つのステップであることを忘れてはいけません。たとえ大学入試に失敗しても心配する必要はありません。失敗しても、また立ち上がる力を持つことのほうが大切です。 「不確かな時代」「変化の激しい時代」を生き抜くために、必要な力が何なのか?目の前の子どもたちが将来自分らしく生き抜くための力とは何なのか?学校も親も、まわりの大人が真剣に考えなければなりません。 ワクワクする学校!チームが組織としてひとつになるために必要なこと、それは「ミッションを理解し、共有しているか」です。ミッションとは、その組織が目指すべき方向性、組織の存在意義のことです。ミッションが全員に浸透していなければ、クオリティの高いサービスは維持できません。 みなさんご存知のディズニーランドのミッションは「すべてのゲストにハピネスを提供する」ことです!そして、さまざまな機会を利用して、そのミッションについて考えることが習慣として根づいています。だからこそ、訪れる人々すべてが幸せな気持ちになり、「また来たい!」と思えるのです。 これを、桜小学校に置き換えると、桜小学校のミッションは「すべての子どもたちが安心できる居場所をつくる」ことです!そして、このミッションを全ての教職員が「自分で考え、自分から動く」ことです。さらに、「子どもから学ぶ大人」「すべての子どもを全教職員で見守る大人」「できないことは人の力を活用する大人」「教えるから促す大人」をめざすことです。そうすれば、学校に通う子どもたちすべてが幸せな気持ちになり、「明日も学校が楽しみ!」と思えるのです。 ディズニーランドのようなウキウキ、ワクワクする学校をみんなでつくりましょう! 並んだ並んだ!平成も残すところあと2日!なんだか新しい年を迎える年末の気分です。新時代にも変わらぬものと変えるべきものをしっかりと見極める自分でありたいです。 さて、今年度のホームページアクセス数が6666を越えました!目標である年間7万件達成のためには、月平均6000件です!よって今月はクリアしています!しかし、GWが10日間もありますので、さすがにアクセス数は減ってきています。子どもたちの今は残念ながらお伝えできませんが、今は「ホリデーコラム」を連載しています。最新の教育の話題や今いまの注目される話題にふれながら、子どもへの想いや桜小学校のめざすものと共鳴するものを発信しています!ぜひ、のぞいてみてください!GWも中盤に入ります!空模様が怪しそうですが、安全に気をつけて、有意義にお過ごしください。 目的意識!「目標を確実に達成するのが良いチームだ」と思われる方?果たしてそうでしょうか?ここで、ひとつの実験をしてみます。みなさんに質問です。「あなたが朝起きてから、今この瞬間までに、赤いものがいくつありましたか?」この質問にはほとんどの人が答えられないのではないでしょうか。しかし、もしも、明日のこの時間に同じ質問に回答しなければならないと事前に分かっていたとしたら、ほとんどの人が朝から赤いものを数えて過ごし、きちんと回答できるはずです。なぜ、同じように1日を過ごしているのに、みなさんは今日突然聞かれると赤いものの数を答えられず、事前に明日赤いものの数を聞かれると分かっていたら答えられるのでしょうか?同じ視力で世の中を見ているはずなのに、赤いものが目に入ってくるようになるのはなぜなのでしょうか? それは、「目的意識」の有無によるものです。この現象を心理学では「カラーバス効果」と言います。人はある目的を意識すると、その目的に関連する情報をそれまで以上に認識するようになります。それくらい私たちの活動は目的意識に左右されるのです。チームの活動は、チームとして掲げる目的や目標に支配されていると言っても過言ではありません。チームとして何を目標に設定するかによって、メンバーの思考や行動は大きく変わっていきます。その前提に立つと、「目標を確実に達成するのが良いチームだ」これは必ずしも間違っているわけではありませんが、それ以上に大切なことは、「目標を適切に設定するのが良いチームだ」ということなのです。「どうすれば目標を達成できるのか?」を考える前に、「どのような目標を設定するのか?」を定めることに、より力を注ぐべきなのです。 チーム桜にも目標があります。それは「すべての子どもたちが安心できる居場所のある学校」です。一人一人が自分を好きになり、ありのままの自分でいられること、人を大切にして、自分で考え、自分から動くことができ、何事にも失敗を恐れずに、チャレンジできること!そんな子どもたちとともに、成長する大人をめざします! |
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