ワクワクする学校!チームが組織としてひとつになるために必要なこと、それは「ミッションを理解し、共有しているか」です。ミッションとは、その組織が目指すべき方向性、組織の存在意義のことです。ミッションが全員に浸透していなければ、クオリティの高いサービスは維持できません。 みなさんご存知のディズニーランドのミッションは「すべてのゲストにハピネスを提供する」ことです!そして、さまざまな機会を利用して、そのミッションについて考えることが習慣として根づいています。だからこそ、訪れる人々すべてが幸せな気持ちになり、「また来たい!」と思えるのです。 これを、桜小学校に置き換えると、桜小学校のミッションは「すべての子どもたちが安心できる居場所をつくる」ことです!そして、このミッションを全ての教職員が「自分で考え、自分から動く」ことです。さらに、「子どもから学ぶ大人」「すべての子どもを全教職員で見守る大人」「できないことは人の力を活用する大人」「教えるから促す大人」をめざすことです。そうすれば、学校に通う子どもたちすべてが幸せな気持ちになり、「明日も学校が楽しみ!」と思えるのです。 ディズニーランドのようなウキウキ、ワクワクする学校をみんなでつくりましょう! 並んだ並んだ!平成も残すところあと2日!なんだか新しい年を迎える年末の気分です。新時代にも変わらぬものと変えるべきものをしっかりと見極める自分でありたいです。 さて、今年度のホームページアクセス数が6666を越えました!目標である年間7万件達成のためには、月平均6000件です!よって今月はクリアしています!しかし、GWが10日間もありますので、さすがにアクセス数は減ってきています。子どもたちの今は残念ながらお伝えできませんが、今は「ホリデーコラム」を連載しています。最新の教育の話題や今いまの注目される話題にふれながら、子どもへの想いや桜小学校のめざすものと共鳴するものを発信しています!ぜひ、のぞいてみてください!GWも中盤に入ります!空模様が怪しそうですが、安全に気をつけて、有意義にお過ごしください。 目的意識!「目標を確実に達成するのが良いチームだ」と思われる方?果たしてそうでしょうか?ここで、ひとつの実験をしてみます。みなさんに質問です。「あなたが朝起きてから、今この瞬間までに、赤いものがいくつありましたか?」この質問にはほとんどの人が答えられないのではないでしょうか。しかし、もしも、明日のこの時間に同じ質問に回答しなければならないと事前に分かっていたとしたら、ほとんどの人が朝から赤いものを数えて過ごし、きちんと回答できるはずです。なぜ、同じように1日を過ごしているのに、みなさんは今日突然聞かれると赤いものの数を答えられず、事前に明日赤いものの数を聞かれると分かっていたら答えられるのでしょうか?同じ視力で世の中を見ているはずなのに、赤いものが目に入ってくるようになるのはなぜなのでしょうか? それは、「目的意識」の有無によるものです。この現象を心理学では「カラーバス効果」と言います。人はある目的を意識すると、その目的に関連する情報をそれまで以上に認識するようになります。それくらい私たちの活動は目的意識に左右されるのです。チームの活動は、チームとして掲げる目的や目標に支配されていると言っても過言ではありません。チームとして何を目標に設定するかによって、メンバーの思考や行動は大きく変わっていきます。その前提に立つと、「目標を確実に達成するのが良いチームだ」これは必ずしも間違っているわけではありませんが、それ以上に大切なことは、「目標を適切に設定するのが良いチームだ」ということなのです。「どうすれば目標を達成できるのか?」を考える前に、「どのような目標を設定するのか?」を定めることに、より力を注ぐべきなのです。 チーム桜にも目標があります。それは「すべての子どもたちが安心できる居場所のある学校」です。一人一人が自分を好きになり、ありのままの自分でいられること、人を大切にして、自分で考え、自分から動くことができ、何事にも失敗を恐れずに、チャレンジできること!そんな子どもたちとともに、成長する大人をめざします! どんな大人でいるべきか!赤ちゃんや幼児は、失敗から学ぶことが苦にならない。赤ちゃんが座り方を覚えたり、幼児が歩き方を覚えたりする様子を見ると、なかなかうまく行かず、何度も失敗しても、がんばって挑戦している。ものすごく集中して、周りからたくさんのフィードバックをもらって、多くのことを学んでいる。そんなとき、幼い子どもたちはいったいどう感じているのか?訊いて確かめることはできないが、つらそうに見えないことはたしかだ。 しかし、やがて変化が表れる。子どもたちは幼稚園に入るころには、自分がまちがいをすると、大人が反応することに気づき始める。たとえば眉をひそめたり、頬が赤くなったり、あわてて子どものところに駆け寄って、「そんなことしちゃためだよ」と指摘したり、その結果、子どもたちは何を学んでいるのだろうか?困惑や、恐れや、羞恥心などだろうか。 ある競泳のコーチのお話。 「子どもたちはコーチや、親や、仲間や、メディアと接するなかで、失敗は悪いことなんだと思い込んでしまう。そうすると慎重になりすぎて、思い切って挑戦しようとか、全力でぶつかってみようなんて思わなくなるんです」つまり、羞恥心を抱いても、何も解決しないのです。では、どうすればいいのか? ある幼稚園の先生は、失敗しても平気に振る舞う様子を園児たちに見せるようにしているそう。まず、子どもたちの前でわざと失敗をして、そのあと笑顔でこう言うのだそう。「あれ!?先生はこの山にはブロックが5つあると思っていたんだけど!もう一度数えてみるね。1、2、3、4、5、....6!ブロックは6つあるね!そうか、わかった!ブロックをさわりながら数えればいいんだね」 大人が(意図的でなくても)失敗したときに、どんな反応をするのか!素直に「やり直し」ができるのか!そして、子どもの失敗をどれだけ寛容に受け止めてあげられるのか!「子どもから学ぶ大人」にとって大切なことですよね。 子ども同士が学ぶ!朝の読書タイムに図書委員会が1・2年生に読み聞かせに行きました。読んだ後、クイズもしました。 5年生は初めての委員会での活動で、ドキドキ緊張気味でした。6年生は上手に盛り上げて、楽しませてあげていて、さすがリーダーの姿でした。 1・2年生も、1回しか読んでいないのに、たくさんの子たちが正解を答えることができていて、すごかったです! 「子どもが学ぶ!子ども同士が学ぶ」って、まさにこれなんですよね!子どもは子どもからの発信に、より耳を傾けることができます!憧れられる高学年ってステキですよね! |
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