異学年の学び合い「シンプルな方法で学校は変わる」(吉田新一郎 岩瀬直樹 著 みくに出版)より、 私たちはどんなときによく学べるでしょうか。聞いたとき、見たとき、話し合ったとき、体験したとき、など人によって違います。私たちは、聞いたときに納得したり、わかったつもりになっても、基本的には「右の耳から入って、左の耳から出ていってしまう」のたとえそのままに、ほとんど残らないようです。(中略) そして実は、「人に教えてみる」というのも、力強い学び方です。人に何かを教えるときにこそ、なんとなくだった自分の理解を、言葉で整理し、その上で外化することになり、一段と理解が深まります。そして多くのものを頭の中にとどめることになるのです。 これは、これまでの「教える」「学ぶ」という関係を逆転するような現象です。教師ががんばって教えれば教えるほど、黒板の前に立って話したり、黒板に書いたりすることになりますから、先生ばかりが学んでいることになります。これでは本末転倒です。 それに対して、教師ばかりが話したり、教えたりすることをやめ、生徒たちが体験し、さらには互いに教え合ったりしたときに、より多くの学びが得られます。そう考えると、自ずと教師は何をすべきか明らかになります。 みなさん!教師は何をすべきでしょうか?一度立ち止まって考えてみませんか? 続きはまた来週! 新しい教育者像とは?変革が求められる教育の現場 日経ビジネス2018年4月23日号より転載 学校における教育のプロセスを分解すると、「教える」業務には講義以外に教材の用意や試験問題の作成、単位や資格の認定といった多くの作業がある。 「教える」業務の前後には、成績管理や学校行事の準備、学級会計などの校務と呼ばれる事務作業が存在する。これら校務は一般企業で使われている業務システムのようなICTの導入によって効率化が図られようとしている。 EdTechの導入で「教える」業務そのものも効率化できる。教材の作成や学習内容の提示、学習活動の成果をテストなどで測るといった業務は、デジタル教材が自動で実施するようになる。 EdTechが目指している教育方法とは、学習者の現状を正確に把握し、個々の学習者の進捗に合わせた学習コンテンツを提供したり、指導方法の改善に役立てたりすることだ。これは、熟練の教育者であれば意識的、あるいは無意識的に行っていることであり、EdTechは教員の経験の差によらずに質の高い指導を効果的に実施できるというメリットがある。 ICTによって教える能力が均質化するならば、教員に求められる役割は、学習のサポートをすることになる。学習を継続するためにモチベーションを維持する施策を打ったり、相談に乗ったり、そのような活動を通して人間らしさや多様性を育む存在となる。 従来の教育はモノの生産を中核に据えた産業資本主義の時代のもので、優秀な事務職員や技術者を育成するのが目的だった。あらゆる産業でデジタル化が進み、業務の多くがAI(人工知能)やロボットに代替される将来は、人間らしさや創造性、多様性を育む教育が大切になる。 そのような教育を実施するために、ICTを使いこなしながら、一方でメンターの役割を担うような、新しい教育者像が期待されている。 みなさん!どう思われましたか?まさにこれからの時代は新しい教育観を模索しながら、「教えるからの脱却」が必要なのではないでしょうか。 文字と言葉!ひらがなの学習では、ひらがなワークを使って筆順を学びました。子どもたちは筆順に注意して、一人の世界でがんばりました!また、自分が見つけたものを自分の言葉で伝える学びもしました! 安心は日常から!本日は真夏日の中、子どもたちはしっかりと命を守る学習ができました。避難訓練では地震発生から津波の想定した動きまでをスムーズにやりきることができました。また、保護者のみなさまには引き渡し訓練へのご協力ありがとうございました。 実際に地震発生等による災害対応としての引き渡しは突然起きます。その時には「ミマモルメ(学校メール)」による情報発信を真っ先に行います。まだ登録をされていないご家庭がありましたら、ぜひこの機会に登録をお願いします。 保護者のみなさまに見守られて安心して帰宅の途に着く子どもたちでした。 重いけど運べる!毛布が担架に大変身!大人の人でもこれを使えば運ぶことができます!実際に運べることを実感した子どもたちでした。 |
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