学び合いを学ぶ!今日は他校での協働学習(学び合い)研修に参加しました。そこで、元校長先生で学び合いの指導者の方から次のような講義を受けました。 学び合いは今全国的にブームです。しかし、その中身はいいかげんなところがある。形ばかりのマネをして「根本的な授業観(教育観)が違う!」と力説されました。 「学び合い」の授業観は 「一人一人の学びを保障すること」 「困った子を一人にしない」です。 だから、例えば 1.「ハンドサイン」を取り違えている!ハンドサインをする教室の先生は子ども一人一人は見ていない!気になる子どものことを見ていない!誰がハンドサインして、してないかよりも、あげていることに安心して、一人一人は見ていない! 2.学習のめあてを黒板に書いて、みんなで声に出して確認するのも取り違えている!そんな教室の先生は全員で確認するためにと言うが、声を揃えてと言っても、言っていない子どもがいる。つまり一人一人は見ていない! 3.「わかる人?」と言って手を挙げさせ、指名する先生が多いが、それでは答える子どもが限られる!手を挙げさせなくても、子どもをよく観察していれば、このタイミングでこの子!この問いかけはこの子!今、手が挙がりそうになったからこの子!と一人一人を見ていれば先生が指名することに意味ができる! 4.「話している人の方を見て聞きましょう!」という先生がいるが、一斉に前を向いた机の配置では、そのうちに向くのが嫌になる!だからこそ、「できるだけ話している人の方に向きやすいから「コの字型の机」にしよう」というと子どもは納得する! 教育の世界は「口だけ」が多い。言うからにはやらないと!言いっぱなしは無責任!です! 「学び合い」と「教え合い」の違いは? 「教え合い」はわかる子がわからない子に教える一方通行が多い!だから、これは「学び合い」ではない。「学び合い」では、 「わからない子が自分から訊くこと」 「一緒に考えること」 を大事にしている。 もし、「教えてあげて!」なんて言葉が飛び交う教室は本当は学び合っていない! こんな感じで90分間の学びを受けてきました。みなさん!どう感じられましたか?いずれにしても「学び合い」を通して、子どもたちにどんな力をつけるのか!そのためには何が必要なのか!私たち教員はどうあるべきなのか!を今一度考えた学びとなりました。 読み取ったことを言葉に!新聞の投書を読み比べようの学習で、主張やその理由が書かれている部分を読み取って、教科書に線を引いていました。四つある投書の中で、自分が一番納得したものを、理由も考えて、友だちと伝え合い、話し合いしていました。学び合う子どもたちです! 身体が反対に!子どもたちは、前回りと逆上がりにチャレンジしています。身の軽いうちに上下の感覚を養うことは大事なことです。水分補給も忘れていません。親指を下にすることをしっかり意識して、自分たちで考えて学習しています。 さあ確かめてみよう!仲の口の部分は『右に出す。』 間の日の部分は『下に出す。』 「何の違いなんだろう?」 普段はあまり意識していないけど、筆で大きく書くと気になる。 「右」「司」「白」「国」「田」… 最後の一画はどうなっているのかな? 実は「口」の中に何か入っているかどうかで、変わるそうです。 「右」や「司」は中に何も入っていない。 なので、『右に出す。』 「日」や「白」には横1本の線。 「国」には玉が入っているし、田には十が入っている。 なので、『下に出す。』 本当かどうか、漢字ドリルで確かめてみよう! じゃあ、「回」はどうなるのかな? 法則でいくと… 一緒で安心!リズム打ちを楽しむ子どもたち!保護者のみなさんも一緒に楽しみます!子どもたちは一緒に楽しんでくれる大人が大好きで、一緒にいることで安心します!みなさん!ありがとうございます! |
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