ありのまま受け止める!朝の門をくぐる子どもたちはあまり元気がありません。!G20症候群かも? 今日の朝会は、まずは明後日から始まる水泳学習についての約束を伝えます。 爪のこと、耳垢のこと、水泳カードのこと、水分補給のこと、など「自分の命は自分が守る」「となりの人の命を守る」をみんなで確認しました!保護者のみなさまも水泳当日の朝は子どもたちの健康観察をよろしくお願いします。 次に保健委員会からの報告です!手洗いについての結果報告では、「えー!」「ほんまー!」と驚きの声があがりました。改めて手洗いの大切さを実感した子どもたちでした。「自分の健康は自分が守る!」ここでも大切なことは同じです! 梅雨に入りました!うっとおしい毎日がしばらく続きそうです。だからこそ、気持ちが大事!外は雨でも心の中はいつも晴れ!何事も自分がどう受け止めるかだけです! ティール組織のティールって?先週末のホリデーコラムで話題にした「ティール組織」についての学び! 昨年、日本の経営・組織マネジメントの分野で最も話題に挙がったキーワードは、「ティール組織」だろう。フレデリック・ラルー氏の著書『Reinventing Organizations』の邦訳版である『ティール組織』が出版されたことで、一気に広まった。 ティール組織の何がここまで話題になっているかといえば、「これまでのマネジメントの常識とはまったく異なるアプローチで、劇的な成果を上げる会社が続々と誕生している」ことに尽きる。その一方、斬新さゆえに「うちの会社には合わない」「日本の組織では通用しないのではないか」とハードルの高さを感じているのが世の中の実態だろう。 まず、「ティール(Teal)」とは何だろうか。日本では耳なじみのない言葉のため、さも難しい意味のように思えるが、ティールとは「青緑色」の一種を表わす英単語で、それ自体にさほどの意味はない。 ラルー氏は組織モデルの進化の過程を産業の発展に紐づけて5つに分類しており、それぞれを色で表した。赤→琥珀色→オレンジ→緑と組織が進化していき、5番目にあたる最新型の組織モデルを「ティール色」で表現したので、こう呼ばれているのだそう。 名前の由来はこんな感じ!では明日は「ティール組織」を紐解いていきたいと思います。 ティール組織とは?「直感と論理をつなぐ思考法」(佐宗邦威著 ダイヤモンド社)より、 たとえば、情報を集めて、商品をリリースするまでのあいだに、マーケットのニーズが変質するといったことも、もはや珍しくはない。もはや「経営管理」という考え方が、成り立たなくなりつつあるのだ。 こうした流れを受け、ロンドン・ビジネススクールの経営学者ゲイリー・ハメルは、今後の企業経営陣の課題は「マネジメント・イノベーション」になると語っている。つまり、従来の階層型組織が持っている欠点を取り除き、「個人」が自律的に戦略立案や意思決定を行う分離型組織へのシフトを、経営トップらが真剣に考えていかなければならないというのだ。 これをさらに推し進めるなら、「唯一の明確なビジョンをカリスマ社長が提示し、社員たち全員がその達成を目指して尽力する」という、いわゆるトップダウン型のビジョン経営すらも、時代にそぐわなくなってくるだろう。 むしろ、経営者はごくゆるやかな不変のミッションだけを提示しておき、あとは そこに集まった個人やパートナー企業が思い思いにそれぞれのビジョン(妄想)をミッションの価値観を守る範囲で実現していく、いわゆる「ティール組織」が望ましい。 不要な階層性を取り去り、個人がフラットに価値を生む「場」をつくる自律分散型の組織こそが、21世紀のビジネスの勝者となるのかもしれない。 学校の組織も同じく、自律分散型の組織であることが望ましいのではないでしょうか?ミッションを共有しながら、自分のしたいことを、自分ができることをする。そして時として悩んだ時は、人の力を活用する。桜小学校で言えば、「すべての子どもが安心できる居場所をつくる」というミッションに向かって、教職員一人一人が自分から自分らしく、できないことは人の力を活用しながら、教育活動を推進していくことだと思います。21世紀型のティール組織をめざしましよう! ファシリテーターとは11「学校が元気になるファシリテーター入門講座」(ちよんせいこ著 解放出版社)より、 「教職員のためのファシリテーター度10のチェックシート」から(その10) 10.子どもの力を信じ、ぶれない視点でゴールをめざす。 学校の最終利益享受者(エンドユーザー)は子どもです。すべての教育活動は子どもたちのためにあります。そのことを常に忘れず、子どもたちのなかにある力を信じて、ゴールを常に共有しながら歩むことは、教育活動の基本です。ゴールとエンドユーザーを念頭におき、子どもたちに学びながら、協働者、パートナーとして共に歩むのがファシリテーターです。ファシリテーターのまなざしは、「なんでできないのか」ではなく、「どうすればできるようになるのか」という創意工夫にあふれた学びを構築します。 子どもの力を信じると同時に、大人も自分の持つ力を信じて、自分を好きになって、教育活動していくことも大切なことではないでしょうか! これまでの「教職員のためのファシリテーター度10」はいかがでしたか?10すべてが自分に備わっていたら、こんなにも心強いことはありません。しかし、人間なかなかそうはいかない時もあるでしょう!そんな時こそ、立ち止まり、足元をしっかりと見て、時には立ち戻り、やり直し、また前へ進めばいいのです。「学びは楽しい!」これしかないです! ファシリテーターとは10「学校が元気になるファシリテーター入門講座」(ちよんせいこ著 解放出版社)より、 「教職員のためのファシリテーター度10のチェックシート」から(その9) 9.がんばらない。あきらめない。知恵と工夫で勝負する。 「がんばらない」「あきらめない」は、長野県の諏訪中央病院で命を支える医療に取り組んでおられた鎌田實医師の言葉です。がんばることが必要なときもありますが、やみくもにがんばり続けることは得策ではありません。また、がんばりながらも内心ではあきらめきっている人もいます。体にも、心にもよくありません。子どもたちの可能性をあきらめない、がんばらない。知恵と工夫で勝負する。ファシリテーションは、そういうことがとても得意です。 前の8のマインドに通じるところがありますが、いずれも子どもの力や他の教職員の力を信じきることですね。そして、自分を好きになることではないでしょうか!がんばっている人にがんばれ!は逆効果!1人で走るんじゃなくて、みんなで走る!でもマイペースで!これですよね! (その10へ続く) |
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