文科省を悪者に?昨日、自宅に近い桃山学院教育大学で「未来を作る人間教育フォーラム」が行われました。基調提案に文部科学省初等中等教育局財務課長の合田哲雄さんが話されました。合田さんはこれまで初等中等教育局教育課程課長もされ、学習指導要領の改訂の中心人物として手腕を発揮された方であり、現在多忙な日々を送られている方です。その方の講演ということで大いに楽しみにして会場に足を運びました。 様々な視点からのお話でしたが、なかでも次の言葉が印象に残りました。それは、「どうぞ、学校現場のみなさん!『昨年もやっていたから・・・』や『自分が校長の代では変えられないから・・・』や『子どもたちがかわいそうだから・・・』などと言った理由で変化に二の足を踏む時は、文科省を悪者にしてチャレンジしてください。これからの時代は、『みんなと同じからみんなとちがう』です。そのためには文科省は支援を惜しみません。」とおっしゃったことです。 個性が重視される時代、「個の時代」がまさにこれからの時代なのです。そして、これまでやってきたからという「前例主義」や、これしかないという「正解主義」ではなく、今できるベストを選ぶ「先例主義」や、やり直して、よりよいものをつくり続ける「修正主義」に舵を切らなければなりません。 合田さんのお話から、めざす教育観の再確認ができた時間でした。 こだわる大切さ!「頭のいい子の親がやっている『見守る子育て』」(小川大介著 角川出版)より、 親はとかく、子どもに「何でもできる子になってほしい」と願うものです。そのため、苦手なことがあると心配になり、できていないことやダメなところを指摘して直そうとします。しかし、これからの時代に求められるのは「苦手なことを克服させる教育」ではなく、「得意なことを伸ばす教育」です。 組織人として無難に働き、年功序列で階段を上がっていけば安泰だった時代は終わり、これからは、ほかの人にはない価値を世の中に提供できる人に仕事が集まる時代になります。みんなと同じでは、「その人をわざわざ選ぶ必要がない」と認識されてしまうのです。そう考えれば、「その子の強いところ、得意なところをどんどん伸ばす教育が、その子の将来にとっては有利だ」という話も納得していただけるでしょう。 勉強が得意で、スポーツ万能。実技科目もそつなくこなし、何でもできる優等生。もしもわが子がこうならば、親としては安心ですが、そんな子はまれです。何でも一番になりたいタイプの子なら自らその努力ができるかもしれませんが、大多数の子どもは、自分の好きなことだけ頑張ろうとします。それなのに「何でもできること」を求めてしまうと、好きなことに向けられるはずだったエネルギーが分散してしまい、その子の強みが育たなくなります。何でもまんべんなくほどほどにできる人よりも、不得意なことはからきしダメだけれど、得意なことはとことん得意という、いわば「いびつ」な人こそが、これからの社会で力を発揮しやすいのです。 世の中の価値観は、「苦手なものがある」ことがよくないというものから、「飛び抜けて得意なことがない」ことがよくない、という方向に徐々に転換しつつあります。ならば子どもを信じ、得意を伸ばす子育てにシフトするのが、本当に子どもの将来を考えた行動だと言えるのです。 その子の、その子らしさはその子にしかわかりません。自分の好きなことをとことん追求できる環境を整えてあげることも親の役割のひとつなのでしょう!私は昔から卒業生に送る言葉は決まっています。それは「何事にも凝る人であれ!」です。何でもいいから、自分がこれだ!と思ったことにはとことんこだわってほしいという思いで送っています!大人になってもとことん追求したいですね! 夜の学校探検が迫ります!今年度PTAのチャレンジ企画第1弾!「夜の学校探検」がいよいよ来週末に開催されます。上記お知らせにもあるように夜の実施ということで、近隣のみなさまにはご迷惑をおかけする場合があるかと思います。どうぞ、子どもの夏の思い出づくりということで、ご理解とご協力をお願いします。 いよいよ来週の月曜日にカリスマ来る!以前にもご案内したように、いよいよ来週の月曜日に美容師さんが来校されます。 「さくらチャンネル」による桜小学校キャリア教育のひとつとして実施します。 保護者、地域のみなさまも奮ってご参加いただき、ともに学びませんか? ご来校をお待ちしています。 はしゃぐはしゃぐ!午後からは気温も上がり、快適な水泳びよりとなりました。子どもたちは水慣れのひとつで、水中じゃんけんをして盛り上がっていました。高学年になってもプールはワクワクで、思いっきり楽しんんでいました!負けた子どもは勝った子どもから水をかけられ、嫌そうな!嬉しそうな!表情でした!はしゃぐ子どもの姿はいいですね! |
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