転んだことから学べる能力!

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令和元年7月20日(土)ホリデーコラム44
「できるリーダーは、これしかやらない」(伊庭正康著 PHP出版)より、

(前回の続き)
この自己決定感の有無は、「失敗した時」に違いが出ると言います。
うまくいかなかった場合、自己決定感があると、なぜうまくいかなかったのか、どうすればうまくいくのか、といったように改善に結びつくのですが、自己決定感がないと、「難しかった」「面白くない」といった負の感情だけが残るのです。
メンタルの弱い部下にも自己決定感は効きます。ある例を紹介しましょう。卓球の元日本代表の平野早矢香さんが、少年に卓球を教える様子がテレビで放送されていました。その少年は、練習ではうまくできるのですが、本番に弱く、予選敗退が続いていました。少年は小さな声で言います。「本番は緊張してしまう。メンタルが弱い」と。平野さんは、ネガティブな発言をせず、練習中にも、「いいよ」「ナイス」「良くなってきたよ」と励まします。すると、少年の顔にも自信の笑みがこぼれ始めます。そして、いよいよ本番。試合の直前に平野さんは少年にこう話しかけました。「結果は関係ない。十分に練習はやった。一つだけ約束してほしい。今までやってきたこと、しっかりとやる、と」ああして、こうしてといった具体的なアドバイスはしないのです。ここで話したことは、たった一つの約束だけです。少年は静かにうなずき、考え始めます。「たしかに、そうだ。あの時、この時、なるほど、そうすれば、いいのか」と。結果は、善戦するも敗退。でも、少年は、取材にこう答えました。「自分でも後悔はある。予選ではできなかったことを次に活かしたい」と。敗北が人を強くする機会となった好事例でしょう。こうやって自分で考えることが、内省を促し、そのことへの自分なりの意味を見出せるようになるのです。

桜小の3つの風船の一つ、「失敗を恐れず、チャレンジする」はまさにこのことです。転ばないように過保護になるより、「転んだことから学べる能力」を子どもたちに(大人も)習得させましょう。

振り返りから活かす!

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令和元年7月19日(金)学級活動
終業式を終えた子どもたちは各教室で通知表をもらったり、身の回りを片付けたりして、学期最後の時間を過ごしています。
通知表を渡す際には、一人一人に丁寧に説明しながら返しました。できたこと、できなかったこと、がんばったこと、がんばりきれなかったこと、それぞれにありのままを受け止めて、これから始まる夏休みや2学期以降の子どもたちに期待したいです!学校の側も子どもの成長を喜びながら、やりきれなかったことや課題については、きちんと振り返り、来学期以降の実践に活かしていきます!

夏休みにおける子どもの交通事故防止対策について

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令和元年7月19日(金)大阪府警察本部より

 夏休みを迎えるにあたり、各学校における交通安全教育の一層の充実を図るとともに、保護者に対しても「信号遵守や飛び出しの禁止」等の子どもへの反復した注意喚起のため、上記の啓発プリントが届きました。ご確認の上、子どもたちの安全にご理解とご協力をお願いします。

珍客も終業式をつくります!

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令和元年7月19日(金)終業式の珍事!
 終業式が終わりを迎え、子どもたちがクラスに戻っている中、体育館内の窓に掛けられているカーテンの端になんだか怪しげな物体を発見!!!よく見ると、わかります?そうコウモリでした。どこから進入したのか。夜の内に行動して、今はぐっすりお休みモードでした。コウモリも終業式をいっしょに祝ってくれましたね。

鳥肌が立ちました!

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令和元年7月19日(金)進化したみんなに感動!
今日の終業式では心躍る感動の場面が数多くありました。
まずは、ひとつのクラスが、子どもたちだけで、最初に体育館に入り、自分たちで並び、静かに待っていたことです。まさに、「自分で考え、自分から動く」子どもの姿でした。この子どもたちのおかげで体育館内には、とてもいい空気が流れました。そのあとに入ってくる子どもたちは、この空気を感じて、何の指示や号令がなくとも、自分たちで列をつくり、会場の空気をつくり続けました。子どもたちは見事でした!
次に、司会進行の言葉にも進化が見られました。空気をつくる子どもたちのプラス面を大胆に褒め続けました。そうすることで、できていない評価ではなく、できている評価が子どもたちのやる気を高めました。大人の声かけひとつで、子どもの可能性は無限に広がります。
最後に、終業式がとてもいい空気の状態で終わりを迎え、1年生からクラスに戻って行くときに衝撃が走りました!音楽担当のピアノ伴奏が流れる中、どこからともなく、手拍子が始まったのです。誰かが指示したわけでもなく、子どもたちから、自然と起きたこの現象に、私は鳥肌が立ちました!「環境は人を変える!」と言いますが、まさにその瞬間が起きたのです。もちろん、これまでの習慣で音楽や手拍子で退出することは積み上げてきましたが、それは指示された中でのこと!今回は子どもたちが「自分で考え、自分から動いた」のです。そして、スタートからいい空気感をつくっていたからこその現象だったと思い、体育館内にいたすべての子どもや大人でつくりあげた結果ではなかったかと思います。

赤「自分も人も大切にする」
黄「自分で考え、自分から動く」
青「失敗を恐れず、チャレンジする」

これからも「3つの風船」に子どもも大人もこだわり続けます!

保護者、地域のみなさま!2学期以降もますます進化し続ける、子どもたちや大人たちのことを見守ってください!そして、ともに南港桜小学校をつくってください。
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