無邪気な心!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 子どもは、正しいか、正しくないかでは生きていません。 他人がどう思うかも気にしていません。 やりたいか、やりたくないか、楽しいか、楽しくないかに素直に生きています。 人は携帯電話を忘れたら必死で捜します。 人は財布を忘れたら必死で捜します。 でも、一番大切な本心を忘れて生きてても、何も気にしないのはなぜでしょう? でも、子どもの頃は、 ちゃんと僕らは本心といつも一緒に生きていたんです。 泣きたいときに泣いて、 笑いたいときに笑って、 しなければいけないことを深刻にやるのが大人。 しなくていいことを無邪気にやるのが子ども。 無邪気さは最大の武器だった子ども時代。大人の誰もが子ども時代を経験してきてることは間違いなし!大人になって忘れていること、置いてきていること、忘れようとしていること、置いてこざるえなかったこと、ありますよね。 いつまでもワクワクする大人で、ありたいですね。 夏はこれから!今年も恒例のイベント!フローラルの夏祭りが昨晩盛大に開かれました! 会場は人!人!人!で埋め尽くされ、熱気ムンムン!老若男女問わず、たくさんの人々が集いました。 桜小学校の生涯学習ルームチームによる「フラダンス」や、南港北中学校の吹奏楽部の演奏など、多彩な出し物に拍手の波は止まりませんでした! こうした例年のイベントが開催されるたびに、「あー1年早いなあ!」と感じる自分がいます。歳をとるとそんなものですかね?いやいや、だからこそ、1分1秒を大切にしたいです! 自分軸!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 世の中には2種類の人がいます。 自分がやる行動に対して未来はどうなるか、周りからはどう見えるか、いろんな角度から判断して、ちゃんとそのうえで決断するタイプ。 もうひとつは、後先考えず、自分の今の気持ちや直感に素直に従っちゃうタイプ。 前者が、いわゆる「できる人」と言われ、後者は、「できない人」とレッテルを貼られがち。どちらがいい悪いではなく、状況、状況で、どちらも大切なんですが、今は、周りの目を気にして判断する、いわゆる「できる人」が急増しています。なぜなら、SNS社会でいつも他人の視線に囲まれているからです。そんな今だからこそ、大事なのが、いわゆるうちの息子タイプの「できない人」です。このタイプの人は、他人からの評価(いいねの数)ではなく、自分の「いいね」ひとつで生きていける強さがあります。他人軸ではなく、自分軸で決断してるので自分で納得もいきます。 息子は自分軸を貫いているので、この本を作るときも非常に苦労しました。自分の言葉やエピソードが本になると知っても、そこに関心がないので、新たに色々聞き出そうとしても、『とおちゃん、ヤボなこと聞くなよ』の一点張りなんです。(笑)でも、言葉を換えるなら、他人の「いいね」に全くとらわれていない。 SNS社会だからこそ、逆に、今は「できない人」の方が、新しいことを自由に生み出せる可能性が高い、と僕は読んでいます。それが「できないもん勝ちの法則」に込めたひとつの思いです。 人生最後の日に、あの世に持って還れるのは、あの人が自分をどう思っていたか、じゃない。自分が自分の人生という物語に納得できたかどうか、そこなんです。 「いいね」は自分の「いいね」ひとつでいい。できないもん勝ちの時代です。 自分の人生に納得できる自分であるために、自分のやりたいことを、自分から自分らしくすることができれば幸せですよね。自分の人生を「いいね」でいっぱいにしたいですね。 転んだことから学べる能力!「できるリーダーは、これしかやらない」(伊庭正康著 PHP出版)より、 (前回の続き) この自己決定感の有無は、「失敗した時」に違いが出ると言います。 うまくいかなかった場合、自己決定感があると、なぜうまくいかなかったのか、どうすればうまくいくのか、といったように改善に結びつくのですが、自己決定感がないと、「難しかった」「面白くない」といった負の感情だけが残るのです。 メンタルの弱い部下にも自己決定感は効きます。ある例を紹介しましょう。卓球の元日本代表の平野早矢香さんが、少年に卓球を教える様子がテレビで放送されていました。その少年は、練習ではうまくできるのですが、本番に弱く、予選敗退が続いていました。少年は小さな声で言います。「本番は緊張してしまう。メンタルが弱い」と。平野さんは、ネガティブな発言をせず、練習中にも、「いいよ」「ナイス」「良くなってきたよ」と励まします。すると、少年の顔にも自信の笑みがこぼれ始めます。そして、いよいよ本番。試合の直前に平野さんは少年にこう話しかけました。「結果は関係ない。十分に練習はやった。一つだけ約束してほしい。今までやってきたこと、しっかりとやる、と」ああして、こうしてといった具体的なアドバイスはしないのです。ここで話したことは、たった一つの約束だけです。少年は静かにうなずき、考え始めます。「たしかに、そうだ。あの時、この時、なるほど、そうすれば、いいのか」と。結果は、善戦するも敗退。でも、少年は、取材にこう答えました。「自分でも後悔はある。予選ではできなかったことを次に活かしたい」と。敗北が人を強くする機会となった好事例でしょう。こうやって自分で考えることが、内省を促し、そのことへの自分なりの意味を見出せるようになるのです。 桜小の3つの風船の一つ、「失敗を恐れず、チャレンジする」はまさにこのことです。転ばないように過保護になるより、「転んだことから学べる能力」を子どもたちに(大人も)習得させましょう。 振り返りから活かす!終業式を終えた子どもたちは各教室で通知表をもらったり、身の回りを片付けたりして、学期最後の時間を過ごしています。 通知表を渡す際には、一人一人に丁寧に説明しながら返しました。できたこと、できなかったこと、がんばったこと、がんばりきれなかったこと、それぞれにありのままを受け止めて、これから始まる夏休みや2学期以降の子どもたちに期待したいです!学校の側も子どもの成長を喜びながら、やりきれなかったことや課題については、きちんと振り返り、来学期以降の実践に活かしていきます! |
|