できないことは人の力を活用する!

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令和元年8月4日(日)ホリデーコラム49
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、

お金持ちって幸せだと思うでしょう。でも、そうとも限らないんです。親がお金持ちな子どもに今度、聞いてみてください。最初から、お金があることが普通の家庭だとそこに充実感や幸福感ってそんなにないんです。
実は、「充実感」とは、「伸びしろ」なんです。なかったものが手に入り、できなかったことができるようになること。その伸びしろの中に充実感はあるのです。そして、できないことで世界とつながっていくことができるんです。
僕の友人の菅野一勢さんの例で話しますね。彼にはできないことがいっぱいあります。まず朝起きれない。なので会社員にはなれず、自分でインターネットの商売を始めてみようと思いました。でも当時、彼はパソコンが使えなかった。それでパソコン作業は奥様に任せることにしました。今度は、インターネットで販売するものを作るのに文章を書く必要が生まれましたが、当時、彼は長い文章が書けなかった。
そこで、高校時代のアルバムを見て同級生に片っ端から電話し、文章を書ける人を探していきました。すると、見つかり頼むことに。でも、まだまだ菅野さんはできないことがいっぱい。彼は仕事をコツコツ続けていくことができないんです。そこで、自分の代わりになる社長を探してくることにしました。
さてそんな菅野さん、どうなったでしょう?いまや20社近い会社のオーナーとなり、会社を、それぞれの社長に任せ、自身は悠々自適にシンガポールで暮らす億万長者になってしまったのです。できない数だけ誰かとつながり豊かになれる。これができないもんVictoryの世界です。


桜小学校のめざすチーム像のひとつ「できないことは人の力を活用する」できないことが人とつながるっていいですよね。自分1人でやりきる時代は終わりました。どんどん人の力を活用することが、子どものためになるのです!まさに、できないもん勝ちの法則です!

プラスで考える!

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令和元年8月4日(日)モーニングコラム39
「3秒でハッピーになれる 超名言100」(ひすいこたろう著 Discove)より、

人生には、成功か、大成功しかないように、人生には二通りの時間しかないんです。それは、幸せな時間か、学んでいる時間。辛いときや、不幸なときは、学んでいる時間です。もしくは、こう考えてもいい。人生には、ジャンプする時間と、そのために屈む時間しかない。屈まないと、ジャンプできないですからね。こんなふうにも言えます。人生には、愛を表現するか、愛を深めるか、二通りの時間しかない。哀しいときは、愛を深めているときです。


結果を決めるのは、いつも自分の心ですね。いつも、なんでも、プラスで考えること!今日も一日いいことがありますように!

一人じゃないよ!

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令和元年8月3日(土)ホリデーコラム48
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、

カミさんとの価値観の違いに悩んでいた僕ですが、心理学博士の小林正観さんの講演に行ったときに、カミさんとの関係が激変したんです。正観さんはこんな話をされました。
「人間は、けなされてばかりだと枯れてしまいますが、ほめられてばかりいても天狗になってしまいます。理想的なのは50%−50%のとき、そして実は、どんな人でも、自分への賞賛が50%、逆風が50%になっている」と。
でも、僕はその頃、仕事が絶好調で、逆風が50%もあるとはとても思えなかったんです。すると、正観さんはこう続けました。
「この話をすると、「それは間違っています」と必ず言う人がいます。そういう人は、逃げられないところに痛烈にあなたを批判してくれる人がいるはずです。例えば、奥さまとか」
この瞬間、天地がひっくりかえりました。50%-50% これは人数のことじゃなくて、総量なんだそう。たとえばほめてくれる人が10人いて、「批判者」が1人とすると、この、たった1人がものすごい逆風を吹かしてくれているんだとか。そして、その1人は自分が避けて通れない場所に存在していると。
そう、家庭とか職場です。
僕の仕事が順調なのは、カミさんが強力に逆風を吹かせてくれていたおかげだったのか・・・。カミさんは僕が成長するように、たった1人で「逆風担当」として孤軍奮闘してくれていたのか・・・そう思ったら、「妻よ、いつも僕をけなしてくれてありがとう」。思わず彼女を抱きしめそうになったほどです。
それまで離婚したかったのに、たったひとつのものの見方を知るだけで、一瞬で感謝に変わってしまったのです。これが僕が、ものの見方を探求するようになったきっかけです。
逆風も振り返れば(自分の見方次第で)追い風になるんだ。


同じ場面や瞬間を目の前にしても、その見方や考え方ひとつでプラスにもマイナスにもなり得る。自分の身近に厳しく見てくれる人がいることはありがたいこと!そう思うと、やはり人は1人では生きていけない。いろんな人に支えられていることを忘れてはならない。

自分は何が得意!

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令和元年8月3日(土)モーニングコラム38
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、

息子よ。キミは、受験が迫っても、何ひとつ家で勉強せずに、悲壮感ゼロ。それでいて、毎日のように
『今日が人生で一番楽しかった』
と、のんきに学校からご機嫌で帰ってきてたね。キミは、勉強はできなくても、いつも機嫌だけはいい。国語 算数 理科 機嫌!そんな風に「機嫌」が教科にあったら、キミは「ご機嫌」の先生になれただろうにね。でもね、自分の機嫌を自分で取れるって、学校では教えてくれないけど、本当はどんな勉強よりも大事なことだと、とおちゃん思ってるんだ。キミのご機嫌は、周りや状況に左右されないもんな。自分の心は自分で決められる。よ、ご機嫌マスター!


周りに左右されない強い意志を持っていることは、たしかに教科の勉強からだけでは身につかないかもしれません。どんな物事を身につけ、判断するにも、自分がなくては決められません。自分がどうしたいのか!自分ならどうするのか!をしっかりと自分で決められる人になりたいですね。

学習者主体へ

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令和元年8月2日(金)サマーヴァケーションコラム9
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、

いわゆる「学習者主体」が今期学習指導要領改訂の重要な考え方である。学び手である子供の視線で、今まで以上に授業を見つめ直し、その改善に向かうことを期待しているのである。そのためには、私たちがこれまでに行ってきた授業づくりを、より自覚的に、より着実に、子供の目線で実施していくことが大切になる。
一方、学習者中心だからといって、教師が何もせず、子供任せにするということではない。「子供の主体性」と「教師の指導性」は対立するものではなく、それぞれに相乗効果を発揮しながら成果を上げていくものである。
私たちは、これまで以上に子供の立場に立って、学習者の目線で授業を考える必要がある。学び手の子供が、「なるほど」「そうだったんだ」と学習に取り組む姿を実現したい。「またやりたいな」「今度はこうしよう」と次の授業に思いを寄せる姿を実現したい。笑顔で語り、真剣に耳を傾ける姿を実現したい。そのためには、教師の適切な指導が欠かせない。教師力が求められているのである。
多様な子供に応じた、全ての子供に対応する「主体的・対話的で深い学び」を実現するためにも、一人一人の教師が確かな指導力を身につけることが求められる。そして、そのことこそが、教師にとっての「やりがい」「充実感」といった豊かさにつながっていくのではないだろうか。


まさに、「教える」から「促す」!「ティーチャー」から「ファシリテーター」!への変革の時である。「深い学び」をどう具現化していくのか!そこが、これからの教師の腕の見せ所である!
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