人権平和登校日

8月6日、全校生徒が集まり、平和について考える取り組みを行いました。

まず初めに、生徒会執行部が田辺模擬原爆追悼式典について発表しました。
次に、3年生が広島修学旅行で学んだことや平和セレモニーについて発表しました。

続いて、伊賀孝子さんのお話をお聞きしました。
伊賀さんは、13歳の時に大阪大空襲の被害にあわれました。
(1945年、大阪は何度も空襲を受けましたが、その中でもB29が100機以上で攻撃したものを大空襲といいます。大空襲は8回にもおよびました。伊賀さんが被害を受けたのは、1回目・3月13〜14日の大阪大空襲です。)
自宅を焼夷弾が直撃し、お母さんと弟さんを亡くされ、自身も大やけどを負いました。
戦争で大やけどや大けがをした人たちが、戦後につらい思いをしたというお話もしてくださいました。

今日のお話では、空襲の体験談やそのときの気持ちに加え、現在の中学生へメッセージも送ってくださいました。
伊賀さんは1時間も立ったまま一生懸命に思いを伝えてくださり、生徒たちも真剣な表情で聴き入っていました。

終戦から74年。
「もう二度と戦争をしてはいけない」「平和な時代を繋げていきたい」との思いを新たにした一日となりました。
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田辺模擬原爆追悼式典

生徒会は、田辺模擬追悼式典に参加しました。

74年前の1945年7月26日、東住吉区田辺に模擬原子爆弾(通称パンプキン)が投下されました。
建物が吹き飛び、命を奪われた人もいました。
同じような模擬原爆が国内49カ所に落とされ、数日後の8月6日には広島、9日には長崎に原子爆弾が投下されたのです。

追悼式典では、模擬原爆投下時刻の9時26分に黙祷しました。
また、平和を願う歌が歌われたり、実際に模擬原爆の被害に遭われて友人を亡くされた方のお話をお聞きしました。

生徒会執行部は、平和を願うメッセージを発信しました。

追悼式典の様子は、8月6日の人権平和登校日に生徒会執行部から発表する予定です。
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