小さな幸せに感謝!

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令和元年8月18日(日)ホリデーコラム58
「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、

国連が調査を始め、2018年で7年目になる「世界幸福度ランキング」では、日本は54位と、先進国の中で相変わらずダントツに低い順位を推移しています。
多くの日本人が、「自分は不幸せだ」と思っているのです。現に、日本は世界で13番目に自殺者の多い国で、しかも事故死よりも自殺が多い国は世界でただ一つ、日本だけという悲しいデータもあります。
多くの日本人が幸せを感じていないことは、引きこもりの問題を見ても明らかです。日本には15歳から39歳の引きこもりが54万人、40歳から64歳の引きこもりが61万人もいると推計されています。
裏を返すと、それだけ多くの人が引きこもれるほど日本は豊かなのです。食べものに困っていた戦後の時代には、引きこもりたくとも環境がそれを許しませんでした。
僕たちは情報の自由も保障されています。中国に行くと、空港に到着したとたん、フェイスブックもツイッターも表示されなくなります。「天安門事件」以降、情報を入手することも、発言することにも制限がかけられているのです。
一方、僕たち日本人は、政治に不平不満を言う自由も持っています。体制を批判しても銃で撃たれることはありません。日本は自由な国です。しかし、僕たちが「当たり前」と思っていることは、海外では決して当たり前ではないのです。
ミリオンセラーになった「世界がもし100人の村だったら」という本を読むと、いかに日本という国が恵まれているかがよくわかります。「世界の48%の人は1日2ドル未満で生活している」「15%の人は栄養失調である」僕は、「日本に生まれただけで120%幸せ」ではないかと思うのです。


確かに日本は平和で幸せな国ですね。なのになぜ自分から命をたつ人がいるのでしょうか。悲しい現実です。私たち大人は子どもたちに夢と希望を与えられる存在でなくてはなりません。まずは、私たち大人が、この恵まれた環境の中で不満顔をせず、両手の中にある小さな幸せに気づき、大切にしたいですね!

玉やー!

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令和元年8月17日(土)ポートタウン祭り!
台風一過の今宵、夏の夜空を彩った花火たち!
暑さを忘れる一時の夕涼み!

みなさん!夏休みもあと1週間です!

決めたことやり続けてますか?

悔いなき夏の思い出づくりしましょう!

人のせいにしない習慣

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令和元年8月17日(土)ホリデーコラム57
「前祝いの法則(ひすいこたろう・大嶋啓介著 フォレスト出版)」より、

成功している華僑の人たちを研究した小方功さんの著書「華僑 大資産家の成功法則」には、「成功者に法則はなく、失敗者のみに法則がある」と書かれています。その人にあったやり方があるので、人の数だけ成功法則はあるが、失敗する人のみに、共通する法則があると。

失敗する人の共通点、それは問題を人のせいにする習慣だと。

失敗する人は、「社長が悪い」「立地が悪い」「従業員が悪い」、あげくの果てには「時代が悪い」などと、必ずなにかのせいにしているのだと言います。
つまり、誰かのせい、なにかのせいという、言い訳をしなくなった瞬間に、あなたの人生から失敗はこつぜんと消え去るということです。
ここで、恐妻家ひすいこたろうから、1つ言わせてください。僕は、妻を変えようとして6年間ケンカをし続けましたが、妻は変わりませんでした。相手が悪いってのとは、いくらでもあると思います。しかし、そう思っているかぎり、相手を責め続けることになり、責められて変わった人など、この世界に1人もいないんです。

なぜなら、どんな人も、「自分は正しい」と思っているからです。

あなただって責められたら、心では「はい、はい」とうなずきながらも、本心はその人が大嫌いなままだと思うんです。
誰かのせいにしている時点で、自分は、誰かによって、脅かされる弱い存在だということを受け入れてしまっているのです。それは、自分の人生を誰かに明け渡していることになり、他人に軸を置いた生き方になってしまっている。でも、「この問題を自分が成長するためのジャンプ台にしよう」と思えたときに、自分はこの問題を解決できる力があると認めたことになります。これが自分軸の生き方です。軸が他人にあるか、自分にあるか、この差は大きいのです。
僕らは、誰かを責めるために生まれてきたわけじゃないんです。愛を深めるために生まれてきたんです。

すべての問題は、真正面から向き合ったら、100%、あなたの愛を深めてくれます。

ひすいのデビュー作を「ありがちじゃない!」とけなし、僕の本がアマゾンで総合1位になったときに「あんたが何位になろうが家庭じゃ最下位でしょ!」と、けなした、あの鬼嫁が、なんと結婚21年目にして優しくなったんです。
僕の本は、普段、本を読まない人でも、「ひすいさんの本なら読める」とお褒めいただくことが多いんです。でも、どうして僕は、本を読まない人にも伝わる書き方をこれほど磨いてきたのかに思いをはせたときに、ふと気づいたんです。
そうか、僕は、普段、本を読まないカミさんにも伝わるように文章力を磨いてきたんだって。僕の無意識の想定読者はいつもカミさんだったんです。
だからこそ、わかりやすく伝える技術が磨かれ、ベストセラーを出すことができたんです。ひすいこたろうを生んだのはカミさんでした。そこに気づいたとき、カミさんに対して、心から感謝の思いが湧き上がりました。僕にとっては価値観の真逆なカミさんこそギフトだったんです。
価値観が違うことで、かつては悩んでいました。しかし結婚して21年、いまは価値観が違うことに涙が出るくらい感謝できます。そして、カミさんへの感謝の想いがあふれたとき、なんとカミさんが豹変したんです!(中略)
思いどおりにいかない相手や問題は、あなたの愛をさらに深め、あなたの存在を飛躍させてくれるギフトなのです。
「敵」こそが、あなたを「素敵」にしてくれる存在だってことです。感謝合掌。




自分の目の前に起こる問題のすべてにギフトが隠されているんですね。そう思うと、どんな苦難、困難が起きても、なんだか乗り越えられる気がします。ピンチの波をチャンスにして乗りこなせるサーファーってかっこいいじゃないですか!

ワクワクするために!

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令和元年8月16日(金)ホリデーコラム56
「前祝いの法則(ひすいこたろう・大嶋啓介著 フォレスト出版)」より、

実は、経営者も、自分で掲げた目標にすでにワクワクしていない人が多いんです。「やらなきゃいけない。達成しなければいけない」と数字に追われて、みんな深刻になっています。
社長が深刻になって面白がれていないので、社員さんだって当然、目標にワクワクしてないんです。高校野球でも、楽しめてないように感じます。勝たなければいけないとプレッシャーで深刻になっています。
深刻になればなるほど夢は逃げてしまう。
奇跡が起きにくいチームや会社は、まず空気が重いんです。まったく喜んでないし、楽しめていない。その原因もシンプルで、トップが深刻になっちゃってるんです。トップの心の状態が「空気感」(雰囲気)を作ります。チーム作りは空気作り、人作りは空気作りなんです。

目標は深刻になるために持つのではなく、ワクワクするために持つんです。

おもしろくない「現実」があるのではなく、おもしろくない「視点」があるだけです。

現実は普通にしていたら、けっこう退屈なんです。でも、そこにワクワクできる理由を自分で作り、また、自分で見つけていくのです。その先で、どんな最高の未来が待っているか想像するのです。

これが「問題解決の予祝」の基本になるので、もう一例、松下幸之助さんの例でさらに深めてもらいます。
松下が、創業間もない頃、まだ電球が普及してなかった時代、つまらなそうに電球磨きをしている従業員に幸之助はこう言ったそう。
「君、ええ仕事しとるな」
従業員は、「えっ?毎日、同じように電球を磨く退屈な仕事ですよ」と答えると、幸之助はこう返した。
「本読んで勉強してる子どもらがおるやろ。そんな子どもらが、夜になって暗くなったら字が読めなくなって、勉強したいのにできなくなる。そこであんたの磨いた電球つけるんや。そうしたら夜でも明るくなって子どもらは読みたい本を読んで勉強できるんやで。あんたの磨いているのは電球やない。子どもの夢を磨いてるんや。もの作りはものを作ったらあかん。その先にある笑顔をつくるんやで」
これを言われた従業員は、自分の仕事に自信と誇りを持つようになったそうです。

どんな状況だって、ワクワクできる理由は、探せるし、作れるのです。
どんな状況でも面白がれる見方があるのです。自分がどう思っているかが、あなたの世界。いま、この瞬間から新しい世界が作れるのです。


「現実は普通にしてたら結構退屈」というところが特に考えさせられました。よく子どもに何かの感想を聞くと、「普通」と答えることがありますが、「普通って?何が普通なのでしょうか?」価値判断は一人一人違います。したがって、その人がどう考えるかはみんな違うんです。だから、普通の基準はみんな違う。大切なことは、自分がどう思っているか!じゃあ、その考え方を常にプラス思考にすることも自分次第!どんな状況でもワクワクする方を選びたいですね!

まさにピンチはチャンス!

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令和元年8月15日(木)ホリデーコラム55
「前祝いの法則(ひすいこたろう・大嶋啓介著 フォレスト出版)」より、

ありとあらゆる悩み、トラブル、問題がなんのために存在するのか知っておくことが大切です。「問題は、あなたがもっと飛躍するために存在しています。」
そのことを、経営の神様と言われ、生涯に500億円の資産を生み出した、松下幸之助さんのエピソードで説明させてもらいます。
昭和36年、松下幸之助率いる松下通信工業(現在のパナソニック)の幹部全員が集まり会議が開かれていました。トヨタから大幅な値引き要求があったのです。松下が納めていたカーラジオを20%コストダウンしろと、松下の幹部たちは困り果て、静まり返る会議室に、あの男があらわれます。松下幸之助の登場です。幸之助の第一声はこうです。
「どうして、トヨタはこういう要求をしてきたんや?」
トヨタのこの要求の裏には貿易の自由化問題がありました。GMやフォードといった大メーカーとの競争が本格化し、このままでは日本の自動車産業そのものが滅んでしまう、という危機感がトヨタにはあったのです。
「松下がトヨタさんの立場だったらどう考えるかや。やはり、同じ要求をしていたかもしれん。トヨタさんは、どうすればコストダウンを達成して、日本の自動車産業を発展させていくことができるかという危機感でいっぱいやろう。いわば業界全体、さらには国のためを考えてるんや。松下1社の話とは違うんや。ここはできません、と断ってはいかんと思う。なんとしてでも、値を下げなければならん」

問題をマイナスとして捉えるのではなく、その背後のプラス(希望・チャンス)を見ようとするのです。

幸之助は続けました。
「これは単に値引き要求を受けたというだけのことではないんや。日本の産業を発展させるための公の声だと受け止めなければならんのやないか?もし20%の値引きに耐えられる製品ができたら、どうや?トヨタさんだけやなく世界で通用する製品になるんやないか?」
幸之助は、この問題を乗り越えることで、どんな最高の未来が待っているか、想像させたんです。最高の未来の先取り。これぞ予祝です。(中略)結果、コストダウン20%達成!まさに、この瞬間、松下がカーラジオのトップメーカーへ躍り出た瞬間です。
さて、聞きましょう。トヨタからの無茶な要求はなんのチャンスでしたか?松下がトップメーカーになるチャンスだったのです。あらゆるピンチはチャンスに化けるんです。

問題は起きたことが問題ではなく、問題をどう考えるかがほんとうの問題なのです。

問題の先に、チャンスを見いだす。それこそ喜びの先取り、予祝です。

道を阻むすべての「壁」は、ワクワクした瞬間に、あなたを新しい時空へ導く「扉」となるのです。


「壁は乗り越えるものやぶっ壊すもの」と思っていました。でも、違うんですね。問題をプラスに捉えることで、「壁は扉に変わる」んですね。「ピンチはチャンス」という言葉の意味を、また改めて実感するお話でした。
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