真の教師力とは?「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、 こうした「学び合い」では、教師はどのような役割を担うのだろうか。 一言で言えば、教師は子供の学びの促進役になると考えたい。これまで一方的に教師が話していた授業に、学び手同士の対話を取り入れるのだから、子供同士のやり取りを活発にするのが教師の重要な仕事ということになる。いわゆる、ファシリテーターである。教師中心の授業から、学習者中心の授業となるように、教師が発想を転換しなければならない。しかし、学習者中心だからといって教師が明示的に指導することを否定するものではない。必要に応じて知識や技能を伝達していくことも大切な教師の役割である。学習者中心とは、子供が期待する学習に向かって本気になって真剣に立ち向かっていくような質の高い学びを実現することである。(明日に続く) 促進役としての、ファシリテーターとしての教師になるために、何が必要なのか?子供を本気にする、真剣にさせる、質の高い学びのために、教師はどうすればいいのか?「真の教師力」が問われます! 七転び八起き!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 「ハチミツとクローバー」の作者、羽海野チカさんは、漫画家を目指していたころ、父親から「どうせ失敗する」と反対されたそうです。それでも描き続けたから、漫画家としての成功があるのです。この体験は、作品にも生かされています。ヒーローの一人、森田忍の名ゼリフは、父親に反対されたことがきっかけで生まれました。 「親が子供に教えなければならないのは、「転ばない方法」ではなく、むしろ、人間は転んでも何度だって起き上がれるということじゃないか!」 親の反対を振りきって突き進んだ先に、新たな道は生まれます。 桜小学校のめざす子ども像のひとつ「失敗を恐れず、チャレンジする」はまさにこの、途中であきらめず、最後までやり抜くことです。結果を出せば反対者も応援者に変わります。あなたの人生はあなたのもの!後悔先に立たずです。失敗したっていいじゃないですか?やり直せばいいんです。みんなと一緒じゃなくていいんです!それが、あなただから! 夏休みのチャレンジは続いていますか?あきらめずに決めたことをやり続けましょうね!きっと、何かが残ります! 決めたこと、やり続けていますか?「大勢の中のあなたへ(ひきたよしあき著 朝日学生新聞社)」より、 「夏休みをむかえたあなたへ」からの一節。 「夏休みに一つ、新しいことを成しとげる」。こう決めれば目標ができます。目標ができれば計画が作れます。計画があれば、実行に移せます。夏休みが終わった時、達成感を覚えることができるはずです。目標は、好きなものでかまいません。泳げるようになる。問題集を一冊やり終える。手紙を毎日書くでもいいでしょう。自分で決めた目標に向かって自分の力で走る。何でも自分でできるのは気持ちのいいものです。 途中でダラダラしないために、とっておきの方法を伝授します。それは「逆算カレンダー」です。夏休みの最終日が8月31日なら、そこに、あと1日の意味で「1」を、30日には「2」と書きこみます。こうして今朝までの毎日を書きこむと、毎日「夏休みは、今日を入れてあと14日だな」と考えるようになります。毎日がとても大切な1日に見えてくるはずです。 さあ、みなさん!8月25日が最終日です。とすると、「夏休みは、今日を入れてあと19日だな」となります! 毎日大切に過ごしていますか? 台風が集中しています。くれぐれも安心・安全に過ごしてくださいね。 表現したい!「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、 一つは、「学び合い」が行われることで、「主体的な学び」に向かう姿が生まれてくることである。私たちは、自分の考えが相手に伝わり、相手がそれを受け入れてくれることに喜びを覚える。「学び合い」には、私たちが自ら行いたくなるような特質が内在していると言える。 もう一つは、「学び合い」によって、物事に対する「深い学び」が生まれやすくなることである。他者とのやり取りを通して、自分一人で取り組むよりも多様な情報が入ってくる可能性がある。また、相手に伝えようと自分で説明することで、自分の考えを確かにしたり、構造化したりすることにつながる。さらには、「学び合い」を通して、一人では生み出せなかったアイデアが生まれたり、新たな知がクリエイトされたりするよさがある。 このように、三つの学びの視点は分けられるものではなくて、一つの豊かな学びだと考えれば、「友達と話し合っているけど、先生にやらされているだけで全然おもしろくない」と子供が考えていたり、楽しそうに話し合っていても、期待する内容へと深まっていなかったりするようでは、期待される「対話的な学び」とは言えないことになる。「学び合い」によって、学習内容としての資質・能力が育成されているか、学習事項が深く理解されているか、学習活動に前向きに取り組んでいるか、などが検討されるべきであろう。(明日へ続く) 三つの学びの視点は常に意識しなければならない。言葉では分かっているものの、では、実際の「学び合い」の場面で、私たち教師はどうすればいいのか?どんな役割をすればいいのか、今一度考えさせられる。 SNSがこれだけ広がる理由。それは「人は表現したい!」動物だからでしょうね! 本当の友だちって!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 イソップ童話に、「熊と旅人」というお話があります。 二人組の旅人がクマに襲われたとき、一人は友だちを置いて真っ先に木に登りました。もう一人は逃げ遅れ、その場で死んだふりをしました。すると、近寄ってきたクマは死んだふりをしている男の耳元で、何事かささやいて立ち去りました。 安全を確認して木から降りた男は、クマが何と言ったのか聞きました。逃げ遅れた男は、「自分だけ逃げるような薄情な友人とは別れろ、と言われたよ」と答えました。(中略) 2017年に行われたマイナビ「学生の窓」の調査によると、大学生のLINEに登録されている「友だち」の数は、平均187人だそうです。やみくもに登録件数を増やすよりも、その中身を本当の友だちに変えるほうが大切です。 親友という漢字は「親しい友」と書きますが、あなたが信じられる「信友」、心の支えになる「心友」、真実の友だち「真友」は何人いますか? 人は自分のステージか上がると、それに見合った友だちが現れると言います。100人のネット友だちのよりも一人の親友を見つけませんか?本当の友だちは、あなたの辛いとき、しんどい時に、横にいてくれる人です。ふと、自分にはいったい何人の親友がいるのか?自問自答してみました?ん?何人?・・・ |
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