物の見方で大違い!

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令和元年8月21日(水)サマーヴァケーションコラム17
「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、

靴を売る営業マンが二人、アフリカへ現地調査に行きました。二人は現地の様子を見て驚きました。みな裸足で生活していたからです。一人の営業マンは、「現地人は靴を履いていないので、市場はありません」と言いました。もう一人の営業マンはまったく同じ状況を見て、真逆の報告をしました。
「誰も靴を履いていないので、市場は無限大です!」(中略)
僕たちは誰もが固定観念という「見えない鎖」に縛られて行動できなくなっています。いままで経験したことがないことに対して拒否反応を示してしまうのです。
クロネコヤマトといえば「宅急便」で有名ですが、その生みの親はヤマト運輸の創業者の次男、小倉昌男さんです。ビジネスの軸を個人向け宅配にシフトするという小倉さんの構想に、経営陣は皆、猛反対したそうです。
当時、個人の荷物配達は郵便局が独占していました。「荷物の重さは6kgまで、しっかり梱包して紐をかける、荷札をつけて郵便局へ持ち込む、到着日時は不明」など、使い勝手の悪いものでした。「国の事業に民間が勝てるわけがない」と誰も参入しようとしませんでした。しかし、小倉さんだけが「市場は無限大だ」と確信したのです。



「できない」と言った瞬間から「できなく」なる。「できる」の反対は「やらない」。「できない」を「やってみる」にチェンジしてみませんか?失敗したって大丈夫!やり直せばいいんです!人間いつだってやり直しができるから!

学び合いは子どもを守る!

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令和元年8月20日(火)サマーヴァケーションコラム16
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、

見えにくいものを見取るためのポイントとしては、次の三つが挙げられる。
一つは、見取るための尺度、いわゆる評価規準をもつこと。「この授業で子供たちにこうなってほしい」というイメージがはっきりとあれば、目の前の子供の状況が十分かどうかがよく見える。「子供の多様な姿を認めるから、規準はなくてもよい」「最初は真っ白な状態で子供を見ましょう」という声もあるが、それは難しい。イメージと目の前の姿を比べることで、子供の学びが見えてくる。
二つは、時間軸で子供の姿をつなぐこと。「昨日はあんな発言だった子供が、今日はこんな発言に変わった」「先週取り組んでいた活動を、今日の授業ではこうやっている」など、子供の学びを時間軸で捉えてつなぐと、子供の思考の具体や変化、学びへの意欲を見取ることができる。
三つは、空間軸で子供の姿をつなぐこと。授業中には、様々な子供の姿が現れる。子供の学びは、子供の姿となって現れる。それは、発言、ノート、絵、表情、身体の動かし方など実に様々である。そうした子供の姿を関連付けると、見えにくい思考の様子、意欲の実体が見えてくる。
こうした見取るための三つの工夫を繰り返し行っていくことで、確かな教師力が身に付いていく。そのことが、学びを促進する「次の一手」を、確実に、しかも学び手の目線で実施することにつながる。と同時に、見えにくかった子供の学びが見取れるようになることは、教師にとってはとてもうれしいことであり、日々の実践への大きなモチベーションとなるのことも間違いないだろう。



子ども見取る力をつけることが、授業のみならず、学級経営全般をよりよくしていくことにもつながるはずである。子どもは自分のことをわかってくれる大人の存在があれば、のびのびと、その子らしい学校生活を送ることができる。「学び合い」を学ぶことは、一人一人の子どもを大事にして、一人も見捨てない教育そのものであるように思います。
これからも、チーム桜は「学び合い」の実践を積み上げ、すべての子どもたちが安心できる居場所のある学校づくりをめざしていきます!

だからファシリテーターになろう!

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令和元年8月19日(月)授業のユニバーサルデザインとは?

授業のユニバーサルデザイン(UD)に関する「知見の蓄積」と「授業力向上」を目的とした日本授業UD学会が主催する「学級経営研究全国大会」が8月15日、筑波大学附属小学校(東京都文京区)で開かれた。

同学会によると授業のUDとは、

「特別な支援が必要な子を含めて、通常学級の全員の子が、楽しく学び合い『わかる・できる』ことを目指す授業デザイン」。

基調講演で、同学会理事長を務める筑波大学附属小学校の桂聖(さとし)教諭は、授業をUD化する観点から学びのモデルを示し、▽参加し、活動する▽理解する▽習得し、身に付ける▽活用する――の4ステップを段階的に上がれるとよいと説明。



そのために教師に求められるのは指導法レベルの工夫ではなく、

「全員参加の授業をつくることが大切」

という教育哲学だとした。

また、

「教師は授業観を転換させる必要がある」とし、「『正解を発表し合うことが授業だ』と捉えていると、参加のハードルが高くなり、集団がバラバラでも授業が成立することになる」と指摘。「『授業とは困ったことを皆で解決していく場だ』と考えて授業を展開すれば、参加のハードルが下がり、互いの関わり合いが重要になる」と述べた。

「そのためには教師のファシリテーション力が鍵となる」として、▽子供の発言を解釈して伝える▽子供同士で分かるように説明し合うきっかけをつくる▽子供の意見の良さを見つける――など、教師の働きかけが必要になると語った。

同学会の学級経営部会で部長を務める、上越教育大学の赤坂真二教授は「学級経営のUD化とは」と題して講演。「生きにくさ」を抱える子供について、「『過ごしやすい環境』をつくることのみに学校や教師が関心を持っていると、社会に対して閉じた内向きの教育になり、学校の中でしか生きていけない子供を量産することになる」と強調。

輪になって行う「クラス会議」など、子供が互いに相談し合ったり、協議した内容をフィードバックし合ったりできる場を設けることが重要だとし、「協働的な問題解決をする力を育成することが、UD化された学級の形成につながる」と締めくくった。





この赤坂真二教授の講演が明日大阪であります!10時から12時!鶴見区役所です!

こんな機会はめったにありません!

ともに学びに行きませんか?

えっ?まだ?終わった?

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令和元年8月19日(月)学校再開

いよいよ夏休みもあと1週間!

今日から学校閉庁日も解け、いつも通りAM8時〜PM5時まで学校は再開されました。

みなさん!宿題は終わりましたか?

えっ?まだ?終わった?

あと1週間、やり残すことがないように、自分の決めたことを最後までやり続けましょうね!

見取る力?

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令和元年8月19日(月)サマーヴァケーションコラム15
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、

したがって、教師は、子供がどのような学びの状況にあるのかを見取ることができなければならない。かつての一方通行で教師中心の「チョーク・アンド・トーク」の授業では、子供の学びを見取ることができなくても何とかやってこられた。しかし、これからは学習者である子供が主体である。「どんな思いをもち、どんなことに関心があるのか」「現在の知識の獲得の状況はどのようなものか」「どのようなことを考えているのか」と教師が子供の学びを丁寧に見取ることが求められる。それができなければ、授業改善は難しく、これからは、今まで以上に見えにくいものを見取る力が求められると考えることができる。(明日へ続く)


「 見取る」とは地道で、繊細な作業なのですね。まさに、ここから「子どもから学ぶ大人」が生まれます!「学び合い」における教師の役割は、なにもしないわけではない、反対に一筋縄ではいかないものなのです。では、見取るポイントは明日!
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