決めたこと、やり続けていますか?「大勢の中のあなたへ(ひきたよしあき著 朝日学生新聞社)」より、 「夏休みをむかえたあなたへ」からの一節。 「夏休みに一つ、新しいことを成しとげる」。こう決めれば目標ができます。目標ができれば計画が作れます。計画があれば、実行に移せます。夏休みが終わった時、達成感を覚えることができるはずです。目標は、好きなものでかまいません。泳げるようになる。問題集を一冊やり終える。手紙を毎日書くでもいいでしょう。自分で決めた目標に向かって自分の力で走る。何でも自分でできるのは気持ちのいいものです。 途中でダラダラしないために、とっておきの方法を伝授します。それは「逆算カレンダー」です。夏休みの最終日が8月31日なら、そこに、あと1日の意味で「1」を、30日には「2」と書きこみます。こうして今朝までの毎日を書きこむと、毎日「夏休みは、今日を入れてあと14日だな」と考えるようになります。毎日がとても大切な1日に見えてくるはずです。 さあ、みなさん!8月25日が最終日です。とすると、「夏休みは、今日を入れてあと19日だな」となります! 毎日大切に過ごしていますか? 台風が集中しています。くれぐれも安心・安全に過ごしてくださいね。 表現したい!「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、 一つは、「学び合い」が行われることで、「主体的な学び」に向かう姿が生まれてくることである。私たちは、自分の考えが相手に伝わり、相手がそれを受け入れてくれることに喜びを覚える。「学び合い」には、私たちが自ら行いたくなるような特質が内在していると言える。 もう一つは、「学び合い」によって、物事に対する「深い学び」が生まれやすくなることである。他者とのやり取りを通して、自分一人で取り組むよりも多様な情報が入ってくる可能性がある。また、相手に伝えようと自分で説明することで、自分の考えを確かにしたり、構造化したりすることにつながる。さらには、「学び合い」を通して、一人では生み出せなかったアイデアが生まれたり、新たな知がクリエイトされたりするよさがある。 このように、三つの学びの視点は分けられるものではなくて、一つの豊かな学びだと考えれば、「友達と話し合っているけど、先生にやらされているだけで全然おもしろくない」と子供が考えていたり、楽しそうに話し合っていても、期待する内容へと深まっていなかったりするようでは、期待される「対話的な学び」とは言えないことになる。「学び合い」によって、学習内容としての資質・能力が育成されているか、学習事項が深く理解されているか、学習活動に前向きに取り組んでいるか、などが検討されるべきであろう。(明日へ続く) 三つの学びの視点は常に意識しなければならない。言葉では分かっているものの、では、実際の「学び合い」の場面で、私たち教師はどうすればいいのか?どんな役割をすればいいのか、今一度考えさせられる。 SNSがこれだけ広がる理由。それは「人は表現したい!」動物だからでしょうね! 本当の友だちって!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 イソップ童話に、「熊と旅人」というお話があります。 二人組の旅人がクマに襲われたとき、一人は友だちを置いて真っ先に木に登りました。もう一人は逃げ遅れ、その場で死んだふりをしました。すると、近寄ってきたクマは死んだふりをしている男の耳元で、何事かささやいて立ち去りました。 安全を確認して木から降りた男は、クマが何と言ったのか聞きました。逃げ遅れた男は、「自分だけ逃げるような薄情な友人とは別れろ、と言われたよ」と答えました。(中略) 2017年に行われたマイナビ「学生の窓」の調査によると、大学生のLINEに登録されている「友だち」の数は、平均187人だそうです。やみくもに登録件数を増やすよりも、その中身を本当の友だちに変えるほうが大切です。 親友という漢字は「親しい友」と書きますが、あなたが信じられる「信友」、心の支えになる「心友」、真実の友だち「真友」は何人いますか? 人は自分のステージか上がると、それに見合った友だちが現れると言います。100人のネット友だちのよりも一人の親友を見つけませんか?本当の友だちは、あなたの辛いとき、しんどい時に、横にいてくれる人です。ふと、自分にはいったい何人の親友がいるのか?自問自答してみました?ん?何人?・・・ 暑い中ありがとうございます!熱気が漂う昼下がり、中庭の野菜園には、SFS(さくらファームサポーター)の方が水やりに来られていました。夏季休業中は私たち教職員の多くはお休みをいただいています。そんな中、こうして地域のみなさんが足を運んでお世話いただけることは感謝の何ものでもありません。まさに学校は地域のもの!地域のみなさんがつくる学校です。 いろんな人と話す!「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、 この「対話的な学び」については、中央教育審議会での議論の中で、「子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自らの考えを広げ深める」(答申)と示されるようになる。子供同士で話し合ったり、協力して考えを生み出したりするだけでなく、様々な人とやり取りするという空間的な広がり、先人の知恵を文献で学ぶという時間的な広がりを意識した学びを志向していることが理解できる。 「対話的な学び」に向かう「学び合い」については、次の二つの面から必要性を整理することができる。(明日へ続く) 「対話的」とは対子供、対大人、対文献なと、多様な捉え方ができる。とにかく一人で考える学びではなく、対話を通じて、様々な考え方を知り、そこから自分の学びを広げ深めるのだろう。学びは奥が深い! |
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