形だけではだめ!
令和元年8月5日(月)サマーヴァケーションコラム10
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、 「学び合い」の必要性について、著者は以下の通りに述べている。 「深い学び」に比べて「対話的な学び」がイメージしやすいとは言うものの、「ただのおしゃべりとなっている」「どうすればしっかりとした学びとなるのか」といった心配や不安が顕在化している。先に記したように、三つの視点は一体となっていることから、表面的なペアの話し合いや形だけのトリオの意見交換などを、ただ行っていればよいというわけではないことを押さえるべきであろう。やはり、「学び合い」においても「深い学び」を意識することが欠かせない。豊かな「学び合い」の実現について、検討を重ねていくこととする。 (明日へ続く) 今年のテーマが「学び合い」!子ども同士をどうつなげばいいのか?授業で子どもが主体となるにはどうすればいいのか?形だけを真似しても、その本質はつかめません。学びはどこまでも続きますね! 笑顔と清潔感!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンの有名な言葉です。 「人は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持たねばならない」(中略) この「顔に責任を持て」とは、どういう意味でしょうか?40歳といえば働き盛りであり、それなりに人生の経験も積んだころです。きっと、リンカーンは人の知性や品性を一目で見抜いていたに違いありません。(中略) 英語にも、「本は表紙だけではわからない」という有名なフレーズがあります。 ところが、人間は「表紙」、すなわち顔だけで品性や知性がわかるのです。だから、私たちは常に明るい表情をして、人に好かれる顔を保たなければなりません。 そのために、まずは笑顔と清潔感のある服装を心がけましょう。 自分の顔に責任が持てる人になるために、笑顔と清潔な服装に心がけたいと思います。「人は見た目が9割」っていう本もありますよね! できないことは人の力を活用する!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 お金持ちって幸せだと思うでしょう。でも、そうとも限らないんです。親がお金持ちな子どもに今度、聞いてみてください。最初から、お金があることが普通の家庭だとそこに充実感や幸福感ってそんなにないんです。 実は、「充実感」とは、「伸びしろ」なんです。なかったものが手に入り、できなかったことができるようになること。その伸びしろの中に充実感はあるのです。そして、できないことで世界とつながっていくことができるんです。 僕の友人の菅野一勢さんの例で話しますね。彼にはできないことがいっぱいあります。まず朝起きれない。なので会社員にはなれず、自分でインターネットの商売を始めてみようと思いました。でも当時、彼はパソコンが使えなかった。それでパソコン作業は奥様に任せることにしました。今度は、インターネットで販売するものを作るのに文章を書く必要が生まれましたが、当時、彼は長い文章が書けなかった。 そこで、高校時代のアルバムを見て同級生に片っ端から電話し、文章を書ける人を探していきました。すると、見つかり頼むことに。でも、まだまだ菅野さんはできないことがいっぱい。彼は仕事をコツコツ続けていくことができないんです。そこで、自分の代わりになる社長を探してくることにしました。 さてそんな菅野さん、どうなったでしょう?いまや20社近い会社のオーナーとなり、会社を、それぞれの社長に任せ、自身は悠々自適にシンガポールで暮らす億万長者になってしまったのです。できない数だけ誰かとつながり豊かになれる。これができないもんVictoryの世界です。 桜小学校のめざすチーム像のひとつ「できないことは人の力を活用する」できないことが人とつながるっていいですよね。自分1人でやりきる時代は終わりました。どんどん人の力を活用することが、子どものためになるのです!まさに、できないもん勝ちの法則です! プラスで考える!「3秒でハッピーになれる 超名言100」(ひすいこたろう著 Discove)より、 人生には、成功か、大成功しかないように、人生には二通りの時間しかないんです。それは、幸せな時間か、学んでいる時間。辛いときや、不幸なときは、学んでいる時間です。もしくは、こう考えてもいい。人生には、ジャンプする時間と、そのために屈む時間しかない。屈まないと、ジャンプできないですからね。こんなふうにも言えます。人生には、愛を表現するか、愛を深めるか、二通りの時間しかない。哀しいときは、愛を深めているときです。 結果を決めるのは、いつも自分の心ですね。いつも、なんでも、プラスで考えること!今日も一日いいことがありますように! 一人じゃないよ!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 カミさんとの価値観の違いに悩んでいた僕ですが、心理学博士の小林正観さんの講演に行ったときに、カミさんとの関係が激変したんです。正観さんはこんな話をされました。 「人間は、けなされてばかりだと枯れてしまいますが、ほめられてばかりいても天狗になってしまいます。理想的なのは50%−50%のとき、そして実は、どんな人でも、自分への賞賛が50%、逆風が50%になっている」と。 でも、僕はその頃、仕事が絶好調で、逆風が50%もあるとはとても思えなかったんです。すると、正観さんはこう続けました。 「この話をすると、「それは間違っています」と必ず言う人がいます。そういう人は、逃げられないところに痛烈にあなたを批判してくれる人がいるはずです。例えば、奥さまとか」 この瞬間、天地がひっくりかえりました。50%-50% これは人数のことじゃなくて、総量なんだそう。たとえばほめてくれる人が10人いて、「批判者」が1人とすると、この、たった1人がものすごい逆風を吹かしてくれているんだとか。そして、その1人は自分が避けて通れない場所に存在していると。 そう、家庭とか職場です。 僕の仕事が順調なのは、カミさんが強力に逆風を吹かせてくれていたおかげだったのか・・・。カミさんは僕が成長するように、たった1人で「逆風担当」として孤軍奮闘してくれていたのか・・・そう思ったら、「妻よ、いつも僕をけなしてくれてありがとう」。思わず彼女を抱きしめそうになったほどです。 それまで離婚したかったのに、たったひとつのものの見方を知るだけで、一瞬で感謝に変わってしまったのです。これが僕が、ものの見方を探求するようになったきっかけです。 逆風も振り返れば(自分の見方次第で)追い風になるんだ。 同じ場面や瞬間を目の前にしても、その見方や考え方ひとつでプラスにもマイナスにもなり得る。自分の身近に厳しく見てくれる人がいることはありがたいこと!そう思うと、やはり人は1人では生きていけない。いろんな人に支えられていることを忘れてはならない。 |
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