NSO頑張ってます!講演会あとに住之江公園駅まで行き、区役所裏の広場で今日、明日と実施の「住之江区民まつり!」をのぞきました! そこでは、たくさんの出店があり、老若男女が楽しんでいました! NSOのみなさんも、まつりを盛り上げる1人として活躍されていました!みなさん!お疲れ様です! 未来をイメージして!炎天下の中、午後2時から南港ポートタウン西駅前のホールで、水都国際中学高等学校の開校記念式典が盛大に開かれました。 この学校は全国初の公設民営の中高一貫校として、今年4月にここ南港の地に開校され、全国から注目されている学校です! YMCAが経営母体となり、運営は全て民間が行い、校舎や土地などの施設運営面は大阪市がバックアップします。 学校長が「毎日がチャレンジである!」とおっしゃる通り、大阪市のグローバル教育に寄与する活動を前に進めています。 すべての子どもに留学の機会を与えたり、数学と理科を英語で、職員会議ももちろん英語で行なったり、試行錯誤しながら解決策を見つけています! この学校の素敵なところは、「子どもも大人も同じ目標を目指していること、そして、困難を承知でチャレンジし続けていること」です! これって、実はどの学校でもそうあるべきことでしょう!改めてその大切さを確認し身を引き締めました。 午後4時からは文部科学省初等中等教育局財務課長の合田哲雄さんが、「21世紀の教育を考える〜学習指導要領改訂を迎えて〜」と題して記念講演会が行われました。 ザックリ心に残ったキーセンテンスを取り上げると、 「子どもの自立の基礎を培うこと!」 「未来は予測できない、だからこそ、AIに振り回されるのではなく、AIをどう使うのかを考えること!」 「自分で考え、自分の足で立つ子どもを育てること!」 「学び合いを重視して、対話や協働を通じて納得解をつくること!」 「知識や学びはよりよく生きる、より良い社会をつくるためにある!」 「読書を通じて、先哲と対話すること!」 「同調性圧力からの脱却!」 「同じことをやらせるのにはもう意味がない」 「教科担任制や免許制度の改革が必要!」 あっという間の3時間でした! モヤ感!「2020年からの教師問題(石川一郎 著ベスト新書)」より、 問いに対して自分の意見を表明するために必要な能力をつける授業の改革が喫緊の課題となっているわけですが、実際に新しい形の問いに取り組むとなると、学校側、教師側はもちろん、生徒側もすぐには順応できないことが予想されます。 特に、大きな引っかかりを覚えるのは、問いと対峙した時の不安感、そして、問いに答えを出した後の不完全燃焼感です。それをここでは、「モヤ感」と呼びたいと思います。 「モヤ感」という言葉と初めて出会いました。なるほど言い得て妙な言葉です。言い換えると「違和感」となるのでしょうか? 自分の考えに100%自信のある人はいません!(そんな人は成長しないでしょうし、そんな人ほど上から目線になると言います!)みんなどこかで、「これでいいのかな?」「間違っていないかな?」と不安感や不完全燃焼感を持つものです。でも、だからこそ成長できる!のではないでしょうか!この「モヤ感」って、真剣に考えてる証拠ですよね。 夢を語る!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 日本には、夢や憧れを実現する前に口に出すことはよくないとする文化があります。「沈黙は金なり」「不言実行」「言わぬが花」「言わぬは言うに勝る」など。現代でもそうした価値観が色濃く残っています。 僕は小さいころ、「あれがやりたい、これがやりたい」と言っては、母に「失敗したらどうするの!」と叱られていました。医師免許を取るとき、開業したとき、大学院に進学するとき、音大に入るとき、すべて反対されました。親として子どもに安全な人生を送ってほしかったのです。それでも僕は、「あれがやりたい、これがやりたい」と言い続けたのです。 すると。たくさんの人たちが「あそこに行ってお願いしてみたら」と紹介してくれたり、応援してくれたり、情報を提供してくれるようになったのです。 いままでは絶対不可能に思えていたことが、奇跡のように実現していったのです。 「口に出して言う」ことがとても大事です。あなたが夢を語ることで失うものは何もありません。できなくても誰に迷惑をかけることもありません。 失敗して恥ずかしい思いをするくらいなら何もしないままでいるか、逆に、チャレンジしなかったことを恥ずかしいと思うのか、どちらが望む未来を引き寄せるか、答えは明確ですよね。 「沈黙は金なり」の意味は、もともとは雄弁を称えた格言でした。 「Speech is silver , Silence is golden」という西欧の格言が先にあってその翻訳として「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」という格言が生まれたのですが、この表現が成立した時代は、金よりも銀の方が高価値だったのです。時代が進むにつれて金の価値が銀よりも高くなり、次第に沈黙を称える 意味へと変化していったのです。 「自信」という漢字は、「自分のことを人に言う」と書きます。つまり、このお話のとおり、「口に出すと手に入れたい未来を引き寄せられる」ということです。夢を語ることが、恥ずかしいとかかっこ悪いと考えるんじゃなくて、反対に、夢を語れないことがカッコ悪いと思え、自分らしく自分のなりたい自分になれることの素晴らしさを子どもたちに伝えたいですね。夢を語っても失うものは何もないのですから! 子どもたちの変化!「アブラナには1つの花で受粉→実ができるんやけど、そうじゃない花もあるねんで!」 「え?どういうこと?!」 子どもたちの目が輝きました! それから、学習園へ行って、ヘチマとカボチャの花をとってきました。 見比べてみると、様子が違う花があります。 「花にもオスとメスがあるんやで。どっちがどっちかわかる?」 子どもたちが話し合いました。 次に、「雄花と雌花、どっちの方が多いと思う?」 またまた頭を抱えて話し合いが始まりました。 クラスのみんなに聞くと、雌花の方が多いという意見が圧倒的に多かったです。 その中でも、雄花が多いと思った子が集まって意見を交流しました。 「前に出てきてみんなの前で、考えたこと発表して!」と、雌花チームと雄花チームに分かれて討論が行われました。 雌花が多いと答えた子は、「子孫を残すためには、お母さんが多くいた方がいいから」と答えました。 一方、雄花が多いと答えた子は、「花粉症になる人って多いと思うから、花粉がいっぱい飛んでることを考えると雄花が多いと思う。」 「ヒトの受精で、卵子に精子がたくさん集まってたから雄花の方がたくさんあると思う。」 「雄花にはつぼみがたくさんついてるから、いっぱい花が咲くんじゃない?」 と、たくさんの自分の考えを伝えることができました。 それを聞いていて、うなずく子や、あー。なるほど。と声をもらす子もいました。 答えは子どもたちに聞いてみてください。 今まで、こうした光景はあまり見られなかったです。 前に出てきて、黒板を使って説明をしたり、自分の意見を言う時に、誰が言うか譲り合ったりと、1学期と比べて友だちを思いやる行動や、発表や表現の工夫が増えました。 「自分で考え、自分から動く。」 黄色い風船をふくらませようとしている子どもたちの姿が、授業をより盛り上げてくれた時間でした。 |
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