力を出し切ってね!雨予報も一転、朝から快晴の大阪!今日は桜小学校の体育館で、南港剣友会35周年の記念大会が開催されました。各地から剣道大好きな子どもたちが大集合!会場は熱気に包まれていました。 開会式では会場校代表で子どもたちにメッセージを送りました。 「みなさん!剣道好きですか?」 「好きなことって、少しくらい『めん』『どう』でもがんばれますよね。」 「好きなことって、『こて』さきだけでしなくて、とことんがんばれますよね。」 「今日は自分の大好きな剣道を、これまで練習してきた力を精一杯出し切って、『つき』も味方にして、がんばってくださいね。」 みなさんの剣道?健闘を祈っています! 桜小学校の子どもたちの輝きに期待しています! 指導からの脱却!「2020年からの教師問題(石川一郎 著ベスト新書)」より、 指導者とは、文字通り「指して導く」者という意味であり、ゴールとなる結果を「指し」示し、そこに人を「導く」ことが役割です。 スポーツで言えば(中略)チームを勝利に導くこと(中略) 学習で言えば(中略)合格に導くこと(中略) 「教師も似たようなものでは?」と思う方もいるかもしれませんが、教師の役割は、本来結果が求められるものではありません。それは、あくまでも社会に出ていく前の生徒たちに対して、「先に生きている(先生)」者として、学びの場を提供することだと思います。 教師と指導者は性質が明らかに異なります。 やはり、研究授業の学習指導案はやめましょう!指導ではなく、子どもが学ぶ案にしましょう!指導案から学習案にしましょう!学習デザインなんてどうですか? これぞ、「教える」から「学ぶ」です!これぞ、「ティーチャー」から「ファシリテーター」です! 私たち教師は子どもに教えるのではなく、子どもから学ぶ、子ども同士をつなげることに徹しましょう! 教えるから学ぶ大人に!「2020年からの教師問題(石川一郎 著ベスト新書)」より、 3つの問題点みっつめ 「知的好奇心を忘れている」 教師にとって最も重要な仕事は何でしょうか。(中略)私は「授業」であると考えます。(中略) では教師は、最も重要な仕事である「授業」を実施する上で、どのようなことにこだわっているのでしょうか。 いわゆる「いい先生」と呼ばれたい教師は、長年教育現場を見ていて感じることですが、「『わかりやすく、楽しい』授業をしたい」と思っているようです。 「わかりやすく、楽しい」授業にするために、教師は、程度の差はありますが、教材研究をします。教材研究とは、授業の準備をすることです。 (中略) たった一回の授業にこれだけの労力をかけてのぞむ教師が多いのは事実です。 しかし、この「わかりやすく、楽しい」授業にするために、いつの間にか教師が忘れてしまうことがあります。 それが、「知的好奇心」です。(中略) 前述したような授業とそれに伴う教材研究は、自分の持っている知識をどのように伝達するかを考える作業ですから、アウトプットにあたります。アウトプットについては、現在の教師はかなりのレベルでこなせているのではないかと思います。 しかし、インプットはどうでしょうか。 様々な理由があるとは思いますが、正直、インプットの作業は現在の大半の教師にとって足りていないのではないかと思います。現場にいると、「最近全然本を読んでいない」という教師の声もよく耳にします。 専門家なのに、専門分野を深めることを後回しにしている教師が多いのではないかと感じます。(中略) もう一つ、教師がインプットにあまり時間を割かない、というより割けないという理由もあります。現在の教師は多忙過ぎるからです。(中略) しかしこれからは、アウトプットに特化しているだけでは目指すべき教育を実行することはできません。教師の豊富なインプットの量こそが、生徒に投げかけるべき「問い」を多様にするからです。そんな積極的なインプット作業には、知的好奇心が欠かせません。 私たち教師は教師の顔だけで子どもの前に立つのではなく、一人の大人として子どもの前に立つことが必要なのではないでしょうか? 子どもは学ぶ大人が大好きです。一緒に考える大人が大好きです。子どもに勉強しなさいと言う前に、大人の自分が勉強しているのかを問い直しましょう!目の前の大人が本を読むことが大好きで、いつも本を読んでいると、子どもはいつのまにか本好きになります。これは読書だけのことではありません。大人の発言、考え方、態度、すべてが子どもに何らかの影響を与えます。 私たち教師はまさに子ども相手の仕事です。「どんな大人で子どもの前に立つのか」明るく、前向きで、学び続ける大人でいたいですね。みなさん!本を読みましょう!2020年以降は「教えるから学ぶ」ですよ。 みんなの学校は自分がつくります!
令和元年9月27日(金)ぶらっとウィークが終わりました。
初チャレンジの「ぶらっとウィーク」が終わりました。この1週間はスペシャル授業として、立命館大学の荒木教授の飛び込み授業を含めた「道徳を考える1日」やラグビーW杯真っ只中、地元NTTレッドハリケーンズのみなさんとのふれあい授業など、参加者のみなさんとともに学ぶことができました。「いつもの姿をありのままに」を合言葉に、たくさんの保護者や地域のみなさんがともに授業をつくるために来校された毎日でした。 ともにつくるとは、「参観」ではなく「参画」です。「参画」とは、子どもと一緒に学ぶことです。特別なことはしなくていいんです。子どもたちのそばに寄り添って、困っていたら手を差し伸べて、一緒に学べばいいんです。難しいことはありません。遠慮もいりません。 今回のチャレンジによって、一人でも多くの保護者や地域のみなさんが学校との距離を縮めて、いつでも気軽に来校できることを体感していただけたならうれしいです。 また、来校されて気がつかれたことや気になることがあれば、遠慮なく声にして届けてください。どんなことでも結構です。「ご意見」ならば全て受け留めます。子どものために、私たち大人ができることをともにしましょう! 「学校は地域のもの」です。 「子どもは地域の宝」です。 「ぶらっとウィーク」は終わりましたが、基本的には「学校は365日公開」です。いつでも「ぶらっと (学校に来て) すっと (教室に入って)そっと(子どもに寄り添って)」ください。 「みんながつくる みんなの学校」は「自分がつくります」 来月は運動会となります。子どもたちは運動会に向けて「3つの風船」をふくらませています。ご家庭でも子どもたちへのエールをよろしくお願いします。 学び深い一日!ハグミュージアムは英語では hug MUSEUMと書きます。 hugとは、「humanたすgas」のこと つまり、人とガス、ガスがあるから実現できる、ちょっと先の豊かな暮らしを、見て、触れて、体感できる場所がこのハグミュージアムです! エネルギーのことだけでなく、エコのことや防災のことなど、これからの時代に必要なことを学ぶことのできる場所でした。さらにエコクッキングではグループに一人の担当者の方がついて丁寧に指導いただきました。水道やガスの節約についても学べました。 子どもたちはたくさんの体験と経験ができました。ぜひ、ご家庭でも様子を語り合ってください。家族でも対話を! 今から学校に帰ります! |
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