今を生きる!

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令和元年10月15日(火)運動会全体学習1
風が吹くと寒いくらいの天候です。
子どもたちはいよいよ運動会の入場から開会式、ラジオ体操、応援合戦の学習に入りました。
途中、私の話の中で、伝えたかったことは「今を生きる」ということです。
先週末の台風19号では、多くの方々の命が亡くなったり、今なお避難生活を余儀なくされていたりする方々が大勢おられます。ご冥福をお祈りするとともに、平穏な生活が早く取り戻せることをお祈りします。
子どもたちには「あたりまえがあたりまえしゃないこと」を伝えました。朝目が覚めること、朝ごはんを食べられること、学校に行くことができること、運動会の学習ができることなどなど、今あたりまえだと思っていることができていることに感謝の気持ちが必要です。
災害はいつ、どこで、だれにふりかかるかわかりません。私は災害が起きるたびに、「今を精一杯生きること」を誓います。でも、正直なところ、すぐに頭から離れてしまうこともあります。
でも大事なことは考え、思い続けることです。子どもも大人も「今を生きること」を大切に、運動会に向けても、毎日を精一杯過ごしてほしいと思います。

学校3.0とは?

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令和元年10月14日(月)ホリデーコラム78

日本TCS文教グループ・エバンジェリストの大渕みほ子さんのコラム「日本政府が目指す“Society 5.0”と、文部科学省が描く新時代の学び “学校3.0”」から

最近よくAIやIoTという言葉を耳にしますが、私たちが生きる現在の社会は、AIやIoT(Internet of Things)により生産が自立化する「第4次産業革命の時代」と呼ばれています。また、日本政府はAIやIoT、ビッグデータなどの先端技術を産業や生活に取り入れた超スマート「Society 5.0」を提唱しています。
Society 5.0は、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた新たな価値を生み出すシステムにより、これまで課題であった国内外のさまざまな格差や不平等の是正、環境問題や食糧危機といった社会的課題を解決しつつ、経済の更なる発展を目指すものです。Society 5.0のような超スマート社会の実現に向けて重要なのは人材の育成ですが、文部科学省(以下、文科省)はSociety 5.0に向けた新時代の学びとして“学校3.0”を2018年6月に発表しました。これによると、AIやIoTに取って代わることのできない人間ならではの能力として、?文章や情報を正確に読み解き対話する力、?科学的に思考・吟味し活用する力、?価値を見つけ出す感性と力、?好奇心・探求心、の育成を重視していることが分かります。

またこの“学校3.0”の構想がこれまでと大きく異なるのは、幼稚園から高校までの学年別の「K-12教育」から、能力レベルの「K-16プログラム」を新たに打ち出していることです。K-16プログラムでは、「個人が学校に合わせて学ぶのではなく、学校が個人の資質・能力に合わせた学びを個別に提供すること」、また学びのプログラムは、「学校だけではなく大学や企業などから提供されるプログラムを選択して学べること」などが特徴として挙げられています。

このように日本の教育は、学校1.0の“勉強の時代”、学校2.0の“学習の時代”、そして学校3.0の“学びの時代”へと、時代の影響を受け大きな転機を迎えようとしています。







「個人が学校に合わせて学ぶのではなく、学校が個人の資質・能力に合わせた学びを個別に提供すること」とは、まさにこれからの時代が「個の時代」となることです。そして、「学校だけではなく大学や企業などから提供されるプログラムを選択して学べること」とは、「社会に開かれた教育課程」として、様々な外部の人材や教材を取り入れることです。

「 さくらチャンネル」はこれからも多種多様な人々をタレントバンクに登録し、子どもたちに様々に生きる大人の姿にふれる機会を提供していきます!

台風一過の熱き戦い!

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令和元年10月13日(日)グランドゴルフ大会!
この度の台風により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々が1日も早く平穏な生活に戻れますことを重ねてお祈り申しあげます。
さて、桜小学校の運動場では台風一過の秋晴れの中、グランドゴルフ大会の熱き戦いが開かれました。
日頃の練習の成果を発揮され、参加者のみなさんの一喜一憂の名プレーの数々が飛び出して、とても楽しく、明るい、時間となりました。
こうして地域のみなさんが学校を舞台に自分から自分らしくご活躍される姿が、これからもますます広がりますことを願います。
「学校は地域のもの」
「子どもは地域の宝です」

対話は世界平和?

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令和元年10月13日(日)ホリデーコラム77
「ゼロから学べる 道徳科 授業づくり」(荒木 寿友 著 明治図書)より、

対話を通じて、その場にいるメンバーにとっての「最適解」や「最善解」を探究していくこと、そしてその探究の過程において、「私」は、そして「私たち」はどう生きていくのかという共同体感覚が育まれていくのです。
この共同体感覚は、自分たちだけで固まって周りの世界を閉ざすという感覚ではありません。「自分のクラス最高!」というような「クラス至上主義」でもありません。自他の尊重がベースにあるので、自分の所属しているコミュニティも尊重することにつながってきます。
おそらく世界で生じているさまざまな問題の背後には、自分たちこそ正義で他は間違っているという、歪んだ共同体感覚があるように思います。自分たちのコミュニティに誇りを持ち、他のコミュニティを尊重する、その上で両者が同じ地平に立てるような調和点を探究していくことが求められています。
対話への道徳教育を私が考えるのは、このような地球規模の問題をいかにすれば平和に解決できるかという視点に立っているからです。その解決の糸口が、特に学校教育全体として取り組む道徳教育にあるのではないかと考えています。






「先の読めない」「答えが一つでない」時代の中で、今その時の、「納得解」を見つけ出すことは、社会のみならず、学校においても求め続けなければならない。
AI時代における学校の役割は知識を教えるのではなく、「自分で考えて、自分から発信して、仲間と協働して、答えを導き出す力を育てる」ことである。
子どもも大人も3つの風船を、自分なりに自分らしく膨らませましょう!

対話の意味とは?

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令和元年10月12(土)ホリデーコラム76
「ゼロから学べる 道徳科 授業づくり」(荒木 寿友 著 明治図書)より、

言葉を交わしている両者の中に「新しい意味」がうまれてくること、それが対話です。ブラジルの教育学者フレイレは、対話を水平的な関係とした上で
「愛、希望、相互信頼によって結ばれるとき、(対話を行う)両者は共同して批判的探究へ向かうことが可能になる。真の交流をつくりだすのは、対話だけである」と述べています。つまり対話とは、お互いを尊重するという人間関係がベースとなって、ともに批判的探究をおこなっていく、それによってこれまで知らなかった新しい意味や物事の考え方に辿り着くことを意味しています。
このように捉えられる対話は、話し合いや議論とはちょっと重みが違います。話し合いや議論はコミュニケーションの形態を表現した言葉ですが、対話はそもそもの人間のあり方、自己と他者の尊重、自分の考え方や社会のあり方の前提を問うという批判的な態度、新しい考え方の獲得といったさまざまな意味を含んでいます。そしてこういった対話が学校の中に溢れてくることそのものが、非常に道徳的であると考えています。(明日へ続く)





荒木先生の「対話への道徳教育」はまさに、自分への問いかけからはじまる。「自分ならどう思うのか?どう感じるのか?どう行動するのか?」そこがなければ対話ははじまらない!!
桜小学校の3つの風船は、この対話を成立させる上でいずれも欠かすことができない。
「自分も人も大切にする」
自己と他者の尊重!
「自分で考え自分から動く」
自分の考え方や社会のあり方を問う批判的な態度!
「失敗を恐れずチャレンジする」
新しい考え方の獲得!

めざす子ども像に向けて、大人も学び続けます!
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