意味の共有!「NEWTYPEニュータイプの時代(山口 周 著 ダイヤモンド社)」より、 21世紀に入って大きな存在感を示している会社の多くが「ミッション」を明確に定義しているのは、このような世界において才能ある人材を集め、彼らの潜在能力を全開させるためには、「意味」が重要だということを、彼らもまた理解しているからです。(中略) たとえばLCC(格安航空会社)として独自の存在感を放っている日本のピーチ・アビエーションを取り上げでみましょう。(中略)「ピーチは何のために存在する会社なんですか」という質問に対して、井上社長は「よくぞ聞いてくれた」という表情をしながら、ゆっくりと「それは戦争をなくすためですよ、山口さん」と即答されていました。 格安航空会社と世界平和とはそう簡単に結びつきません。当惑する筆者に対して井上社長は次のように説明してくれました。 「過去には日本とアジアの国々とのあいだで不幸な出来事がありましたね。ああいうことを二度と起こさないために、友達がいろんな国にいるという状態にしたいんです。そのためには若いうちからどんどん外国に出て、いろんな文化に触れ、たくさんの人と知り合ってほしい。ではどうするか?財布の軽い若い人でも乗れて、いろんな国に行ける、そういう航空会社が必要なんです。ピーチはそれをやるんです」 極めてわかりやすい「意味」です。この意味があるからこそ「コストを下げよう」「路線の数を増やそう」という経営上の課題に対してシラケることなく、創意と工夫を引き出すことができるのです。なぜなら「コストを下げる、路線を増やす」という「量的目標」に、ちゃんと「意味」が裏打ちされているからです。 他者からのモチベーションを引き出すには「意味」が重要であり、「意味」の与え方によって人の働き方には雲泥の差が生じてしまうということになれば、この「意味」を引き出すニュータイプの能力こそが組織の競争力を左右することになります。 学校組織も同じです。学校としてどんな子どもを育てたいのか!そのために何を大事にするのか!の「意味」を共有することが、「働きがい」や「やりがい」につながります。「学校の働き方改革」が叫ばれており、夏休みの勤務時間を短くして、平日を延ばすなど、時間のことばかりが取りざたされていますが、本当にそれで働き方改革になるのでしょうか? 学校がチームとして、ひとつの目標を目指し、教職員一人一人が個性を前面に出して、その個性をまわりが認め、支える!まさに「自由の相互承認」があれば、働きやすい環境ややりがいのある環境は生まれると思います!大人がイキイキしていないと、子どもは楽しくないですからね! 秋本番!すっかり秋らしくなってきました。学校の玄関にも「秋到来!」です!葉っぱには俳句あり、短歌あり、詩ありなど、秋を連想する言葉の数々が散りばめられています! ぜひお時間あれば覗きに来てください! 今月は14日から16日に「作品展」が開催されます!なかでも16日は「土曜授業」でふだんの様子をありのままに参画いただきます!また、この日は親子で作品鑑賞の時間も予定しています。保護者のみなさま、ぜひご参加ください。 黄色い風船を膨らませる大人の存在!楽しい遠足もあっという間。子どもたちは疲れも見せずに長居公園をあとにしました。 途中、ニュートラムに乗車したときに、「黄色い風船を膨らませる大人」に出会いました。それは2年生の保護者の方です。その方は、乗車されたときには子どもたちとは違う車両に乗車されたため、はじめは子どもの存在に気づかれませんでした。車内から子どもたちの姿を見たその方は、初めは違う車両にいたにもかかわらず、いつもまにか子どもの中に移動され、子どもたちを見守ってくださいました。その光景に私は感動しました!誰に言われるでもなく、自分から車両を移動して、子どもの安全安心に尽力された姿は、まさに「自分で考え、自分から動く」大人の姿でした。 「できる人ができる時に無理なく楽しく」 当たり前なことをあたりまえにできる人が本当に素敵な大人です。 子どもを取り巻く大人のチームをこれからもさらに進化させましょう。 ありがとうございました。 すごい!食事の後は、博物館への探検です!入り口では早速恐竜たちがお出迎えです!入るとすぐに、マンモスさまの登場!恐竜だけでなく、様々な生き物たちとの出会いがありました。もちろん動きはしませんが、子どもたちはまるで生きてるかのような生き物の姿に驚きと感動を覚えていました!恐竜好き、虫好きの子どもたちにはたまらない時間であったと思います! 美味しい!少し早めのお弁当タイム! 緑一面広がる場所で、日なたでも心地よい空の下、子どもたちはお弁当を楽しみました! |
|