学びは対等!「2020年からの教師問題(石川一郎 著ベスト新書)」より、 生徒が、教師が持っている答えを読み取ろうとしたり、発言に対する教師の反応を気にしたりするような関係では、自由な発想は出てくることがなくなります。生徒は思考停止してしまうのです。 また、教師の側は気持ちの面で、生徒が出してくる答えを楽しむくらいの余裕を持つ必要があると思います。「なるほど」「そういう考えもある」「面白い」といった感覚を、時として持つべきでしょう。 その感覚を表情に出していいのかといえば、必ずしもいいとは言えないですが、教師は、自分には出せない答えを生徒が発想したことに対して、素直に感心して吟味を楽しむ気持ちでいればいいのです。 この点が、高め合う関係のいいところです。何故なら、上下の関係だと教師の発想を超える答えは表面化しづらいからです。 教師の投げかける「問い」で生徒が、学び、成長する。 生徒の投げかける「答え」で教師が、学び、成長する。 2020年の教育現場では、この関係性がぜひとも構築されて欲しいものです。 子どもが教師の顔色を伺って、それこそ忖度していては、学びなど成立するはずがありません。 どんな考えでも、素直な自分の考えを出し合える関係、どんなことでも受け入れてもらえる関係、そんな信頼関係が教師と子どもにあれば、子どもは安心して自分を表現することができます。 学びは対等なものです!大人が子どもをなんとかしようなんて大きな勘違いです。もちろん大人は子どもが間違っていれば、正しく導がなければなりません。しかし、大人も間違うことがあります!そんな時は素直に間違いを認め、子どもから学ぶことです! 大人も子どもも、「自由の相互承認」することから、信頼関係が生まれ、互いに育つことができるのです! 訂正ください!「すいません!!!」 先程の音楽鑑賞会情報で、訂正があります!参加児童は5.6年生の高学年のみでした。4年生は参加していませんので訂正ください。申し訳ありませんでした。 音楽との出会い!昨年まで本校でともに学ばせていただいた「萩原先生!」が桜に帰ってきました!先生が趣味とされている音楽チームが、子どもたちのために、音楽を伝えに来てくれました! ギターやピアノだけでなく、ケーナという笛やウクレレに似たアルマジロの甲羅でできたチャランゴ、ヤギの爪でできたチャフチャスなど、普段あまり目にしないような、耳にしないような楽器を使っての演奏でした。 子どもたちは興味津々で楽器の音色に酔いしれました。また、懐かしの萩原先生との再会に嬉しさを隠せませんでした!素敵な音楽との出会いや人との出会いは大切にしたいですね! 価値ある学び!子どもたちはニュートラムの車庫がある中ふ頭駅に学びに行きました! 働くみなさんからの説明を真剣に聞く子どもたち!その後、整備中のニュートラム車体を間近で見ることができ、電車好きの子どもにはたまらない時間となりました。また、「車体洗浄」では、目の前で洗浄用ブラシが回るのを体験でき、その迫力に驚いていました! ふだんよく利用する乗り物が、見えないところで、こんな風に整備や洗浄されている様子を知ることができた子どもたちにとって、とても大きな価値ある学びになりました。 わかると言いたい!「281428はだいたいいくつ?」そう!およその数の学びです。ある人は、「280000」としました!ある人は、「300000」としました!さあ!ここで考えます!「どんな特徴がありますか?」 子どもたちは前後で頭を寄せ合って考えます!グループの時間が流れます。先生は何も言いません。それがいい!しばらくすると、まとまったグループの考えを伝え合います。自然と子どもたちが伝える人に向き合います!グループの考えが出尽くしたあと、みんなで考えます! 「自分で考え、自分から動く!」子どもたちは素敵でした!先生の一言で、気がついた子どもたちがハイハイ!と発表したくて仕方がない様子!子どもって分かると言いたいんですよね! |
|