生き生きした大人であれ!![]() ![]() 日本教育新聞5月号の社説より、タイトル「教職が輝きを取り戻す時代に」 若い人がよく口にする言葉の一つに「コスパ」がある。コストパフォーマンスの略語である。コスト(掛けた費用)に比べ、パフォーマンス(成果、効果)が上回るのを感じれば、「コストが良い」ということになるらしい。 こうした見方からすれば、長時間労働が恒常化しているのに、賃金という面でのリターンが少ない教師の仕事は、コスパの悪い仕事として忌避されるのは自然な流れだ。(中略)平成12年度には、12.5倍あった小学校教員の採用試験の競争倍率が、29年度には3.5倍へと減じた現状を示した上で「志高く能力のある人材が教師の道を選び、我が国の学校教育がさらに充実・発展するためにも、学校における働き方改革 を進め、教職の魅力を高めることの必要性は待ったなしの状況です。」と述べている。(中略)一方で、働き方改革の実効性に疑問を持つ教職員は少なくない。すべきこと、課題は山積するばかりで、時短など考えようもない。教師がやらなくていい仕事を、お願いをして教師以外に引き受けてもらう仕事は、教師がするのかといった具合である。時短や業務軽減とともに、教師の「やらされ感」をどう減じるかにも焦点を当て、論じるべきだ。 子どもたちに主体性や協働的な学びを求めるのだから、教師たちも同様の働き方ができる環境を創出する。それは例えば上意下達や、強いリーダーシップといったこれまであった組織論の見直しにつながるものかもしれない。(中略)従来の行事論、授業論による、こうあらねばならないという固定観念からいったん解き放ち、教師自身が考える行事や、授業にチャレンジする。また、周囲がそれを支えていくような職場文化への転換こそ、魅力ある教職の復権につながるのではないか。 新たな組織論、労働論など、これまでの教育界とは違うアプローチの仕方を語れる有識者の力も借りながら、令和の時代の教職像を再構築したい。 働き方改革は時間の問題ではなく、教職員の仕事に向かう姿勢が、真から楽しいと思えているかどうか!働く質の問題だと思う。そのためにも自分で時間をコントロールして、自分からやりたいと思える仕事をとことん追求できる環境づくり、意識づくりをしていきたい!大人が楽しんで仕事をする姿こそが、子どもにとって憧れる存在となり、「早く大人になりたい!」と思える子どもたちを育むのではないだろうか! 再度の訂正、申し訳ありません!![]() ![]() 保護者のみなさま!申し訳ありません。訂正について、さらなる訂正となりました。本当に混乱を招き申し訳ありません。 上記の通り、 先日お配りした募集プリント内の日時が 28日(火)と、なっていましたが、正しくは23日(木)です。再度ご確認ください。重ね重ねご迷惑をおかけしたことをお詫び申しあげます。引き続きのご理解とご協力をよろしくお願いします。 大自然2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 鳥の声が聞こえます。想像してみてください。 大自然1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 初夏の神鍋高原の空気をお伝えします!大自然が子どもたちを待っています! だから、一緒に!![]() ![]() 新学習指導要領では「学びに向かう力」について、以下のように述べられている。 「(学びに向かう力・人間性等)言葉を通じて、社会や文化を創造しようとする態度、自分のものの見方や考え方を広げ深めようとする態度、集団としての考えを発展・深化させようとする態度、心を豊かにしようとする態度、自己や他者を尊重しようとする態度、自分の感情をコントロールして学びに向かう態度、言語文化の担い手としての自覚が挙げられる。」 この学びに向かう力として、重要なのが「協力する態度」である。 以前放送されたNHKドキュメンタリー人類誕生の番組で、現代人の祖先であるホモ・サピエンスが生き延びたのは、協力したからだという話がありました。ネアンデルタール人のほうが、ホモ・サピエンスよりも、はるかに知力・体力ともに勝っていたにも関わらず、滅びてしまったのは、彼らは数人の小集団でしか生活しなかったからだと言われます。ホモ・サピエンスは、体も華奢で弱い人種であったために、みんなで協力するしか生きる手立てがなかったからだと言われます。 現代社会が生き延びていくには、SDGs( 世界が2016年から2030年までに達成すべき17の環境や開発に関する国際目標。Sustainable Development Goalsの略称で、日本では「持続可能な開発目標」と訳される。)という共通の目標を掲げて、世界中が協力する必要性が提言されています。 つまり協力することは、生きるために必須の態度であると同時に、それは学びにとって本質的な力を生み出すと言えます。 自分一人ではなく、他の仲間がいて、協働すること、対話すること、協力すること、が学習効果を高めることなのです。だからこそ、みんなが同じ空間で、お互いのことを知り合いながら「自分も人も大切にする」風船をふくらませることが大切です! |
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