踊って!歌って!あいにくの雨模様の中、講堂にはあったかい空気が流れました。 ミュージッククラブによるパプリカの合奏からスタート!リズムの強弱や間合いなど、これまでの練習の成果を発揮する子どもたち!後半は、みんなで、歌って踊りました!体を動かすことで歌にも伸びが出て、みんなで楽しい時間を過ごすことができました!保護者の方にもピアノで参加いただきました!ありがとうございました! 広い心と眼?「勉強するのは何のため?(苫野一徳 著 日本評論社)」より、 「一般化のワナ」 教育をめぐって意見が対立する理由、それはまず何より、わたしたち全員が教育を受けた経験をもっているからです。 みんな教育に対して、なんらかのいいたいことをもっている。不満があれば、文句の一つもいってみたくなる。そしてみんながみんな、それをストーレトに主張し合うから、収拾がつかなくなってしまうのです。 これをわたしは、「一般化のワナ」と呼んでいます。一般化とは要するに、自分だけの限られた経験を、ほかの人にもあてはまるものとして考えてしまうことです。 たとえば、かつて受験エリートだった大人たちは、そんな自分の経験を一般化して、「勉強するのはいい大学に入っていい仕事につくためだ」と、自分の子どもにもいったりすることがあります。 一方、学歴を必要としない職業についた大人たちは、そんな自分の経験を一般化して、「学校の勉強なんて何の役にも立たない」というかもしれません。 でも、人それぞれ、受けてきた教育の経験も、そこから得たものも、役に立ったのも立たなかったものも、本当はみんな違っているのです。 だから、わたしたちが自分の経験を一般化していうことが、すべての人にあてはまるというわけではありません。「勉強は将来いい暮らしをするために必要なものだ」、と思う人もいれば、「学校の勉強なんて何の役にも立たない」と思う人もいる。どちらが正しいというわけでもないし、どちらかが絶対に間違っているというわけでもない。それだけのことなのです。 ここで大事なことは、人の考えを「寛容」に受けとめる力ではないでしょうか?そして、世の中にはいろんな考えの人がいて、それぞれに考えが違って当然で、それを受けとめた上で、じゃあ相手を尊重できるところがどこなのか?歩み寄れるところはどこなのか?を「対話」を通じて語り合うことではないでしょうか? どちらかの「正解」を求めるのではなく、「納得解」を見つけることが、これからの「先の見えない、答えがひとつではない時代」には必要なことなのだと思います。 自分がつくる自分の学校!朝夕めっきりと冷え込みましたね。みなさん!お体大丈夫ですか? さて、今朝は学校周辺を美しくするためのプロジェクト!「NSO主催クリーンアップ大作戦」が行われました!20名近くのNSOのみなさん、子どもたち、教職員が集合しました! 快晴の空の下、4つのグループに分かれて、およそ1時間のクリーンタイムです!タバコの吸い殻!ティッシュ!飲料水の空ビン!ペットボトル!傘!お菓子の袋!プラッチック片!などなど、いろんなものが目につくところから、つかないところまで、見つけられました!子どもたちの中にはまるで宝探しのように楽しんでいる子どももいました。 今回の取り組みの素晴らしいところは、「自分たちで考えて、自分たちから動いた」ことです。大人が見事に黄色い風船を膨らませました!「学校をつくる」とは、まさにこのことです! 子どもは「自分の過ごす学校を自分がつくる」 保護者は「自分の子どもが通う学校を自分がつくる」 地域は「地域の宝が通う学校を自分がつくる」 教職員は「自分が働く学校を自分がつくる」 これが、「自分がつくる自分の学校」です!参加者のみなさん!お疲れ様でした! 次!どうする?「子どもが生きる力をつけるために親ができること(工藤勇一 著 かんき出版)」より、 私が長年、子どもと向き合うなかで、わかったことがあります。 問題行動を起こす子どもに対して、どなったりおどしたりなど恐怖を感じさせる方法では、子どもの行動をけっして変えることはできないということです。 たとえ変わったように見えたとしても、子どもが自律している状態とは言えないはずです。(中略) 道を示したり、子どもに強制したりすることは、あまり意味はないのかもしれません。自分で考え、自分で決める、そんな子どもを育てるためには、本人に「選ばせる」ことが大切です。 親や教師が「叱る」よりも、子どもに未来を「選ばせる」ことが大事! 「どうする?」と問いかけることで、子どもに現状を考えさせ、自分のできることをさせる。これぞ!「やり直し」です。子どもでも大人でも失敗はあります。その時は、その失敗を謙虚に受け止め、次どうするか!を考えることができれば、そこから成長ができます!「自分の道は自分が選ぶ」それが大人に近づくことではないでしょうか。 夢中になって!太陽の光を一点に集めて、光の学びを楽しむ子どもたち! 虫眼鏡から集められた光は、黒紙を焦がし穴をあけます。子どもたちは夢中になってその現象を楽しんでいます!面白いことにのめり込む時の子どもの顔は最高ですね! |
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