ティール組織とは?「直感と論理をつなぐ思考法」(佐宗邦威著 ダイヤモンド社)より、 たとえば、情報を集めて、商品をリリースするまでのあいだに、マーケットのニーズが変質するといったことも、もはや珍しくはない。もはや「経営管理」という考え方が、成り立たなくなりつつあるのだ。 こうした流れを受け、ロンドン・ビジネススクールの経営学者ゲイリー・ハメルは、今後の企業経営陣の課題は「マネジメント・イノベーション」になると語っている。つまり、従来の階層型組織が持っている欠点を取り除き、「個人」が自律的に戦略立案や意思決定を行う分離型組織へのシフトを、経営トップらが真剣に考えていかなければならないというのだ。 これをさらに推し進めるなら、「唯一の明確なビジョンをカリスマ社長が提示し、社員たち全員がその達成を目指して尽力する」という、いわゆるトップダウン型のビジョン経営すらも、時代にそぐわなくなってくるだろう。 むしろ、経営者はごくゆるやかな不変のミッションだけを提示しておき、あとは そこに集まった個人やパートナー企業が思い思いにそれぞれのビジョン(妄想)をミッションの価値観を守る範囲で実現していく、いわゆる「ティール組織」が望ましい。 不要な階層性を取り去り、個人がフラットに価値を生む「場」をつくる自律分散型の組織こそが、21世紀のビジネスの勝者となるのかもしれない。 学校の組織も同じく、自律分散型の組織であることが望ましいのではないでしょうか?ミッションを共有しながら、自分のしたいことを、自分ができることをする。そして時として悩んだ時は、人の力を活用する。桜小学校で言えば、「すべての子どもが安心できる居場所をつくる」というミッションに向かって、教職員一人一人が自分から自分らしく、できないことは人の力を活用しながら、教育活動を推進していくことだと思います。21世紀型のティール組織をめざしましよう! ファシリテーターとは11「学校が元気になるファシリテーター入門講座」(ちよんせいこ著 解放出版社)より、 「教職員のためのファシリテーター度10のチェックシート」から(その10) 10.子どもの力を信じ、ぶれない視点でゴールをめざす。 学校の最終利益享受者(エンドユーザー)は子どもです。すべての教育活動は子どもたちのためにあります。そのことを常に忘れず、子どもたちのなかにある力を信じて、ゴールを常に共有しながら歩むことは、教育活動の基本です。ゴールとエンドユーザーを念頭におき、子どもたちに学びながら、協働者、パートナーとして共に歩むのがファシリテーターです。ファシリテーターのまなざしは、「なんでできないのか」ではなく、「どうすればできるようになるのか」という創意工夫にあふれた学びを構築します。 子どもの力を信じると同時に、大人も自分の持つ力を信じて、自分を好きになって、教育活動していくことも大切なことではないでしょうか! これまでの「教職員のためのファシリテーター度10」はいかがでしたか?10すべてが自分に備わっていたら、こんなにも心強いことはありません。しかし、人間なかなかそうはいかない時もあるでしょう!そんな時こそ、立ち止まり、足元をしっかりと見て、時には立ち戻り、やり直し、また前へ進めばいいのです。「学びは楽しい!」これしかないです! ファシリテーターとは10「学校が元気になるファシリテーター入門講座」(ちよんせいこ著 解放出版社)より、 「教職員のためのファシリテーター度10のチェックシート」から(その9) 9.がんばらない。あきらめない。知恵と工夫で勝負する。 「がんばらない」「あきらめない」は、長野県の諏訪中央病院で命を支える医療に取り組んでおられた鎌田實医師の言葉です。がんばることが必要なときもありますが、やみくもにがんばり続けることは得策ではありません。また、がんばりながらも内心ではあきらめきっている人もいます。体にも、心にもよくありません。子どもたちの可能性をあきらめない、がんばらない。知恵と工夫で勝負する。ファシリテーションは、そういうことがとても得意です。 前の8のマインドに通じるところがありますが、いずれも子どもの力や他の教職員の力を信じきることですね。そして、自分を好きになることではないでしょうか!がんばっている人にがんばれ!は逆効果!1人で走るんじゃなくて、みんなで走る!でもマイペースで!これですよね! (その10へ続く) AIにも勝てないもの!「直感と論理をつなぐ思考法」(佐宗邦威著 ダイヤモンド社)より、 ただじっと座りながら考えて脳の一部を使うのではなく、さまざまな感覚器官からインプットしたり、手や身体を動かしたりすることで、脳内のいろいろな部分が同時発火する状態をつくることができる。こうすることで、人間の脳はコンピュータには成し得ない働きをし、新たな発想の結合を生み出すことができる。 実際、人間の神経細胞は、全身を均等に司っているわけではない。右の図は「ペンフィールドのホムンクルス」と呼ばれるものだ。脳神経外科医のワイルダー・ペンフィールドは、脳と身体との対応関係を調べ、一種の「地図」をつくりあげた。それを元にして、脳内の対応領域が多い器官を、より大きく表現したのがこの「ホムンクルス」という人形なのだ。一目瞭然だが、こうしてみると、人間の神経細胞のほとんどは、目・手・口に関わる部分に集中していることがわかる。 今後、「人工知能的なもの」がどの程度/どれくらいのスピードで、人間を脅かすことになるのかはわからない。しかし、「機械にはできない思考」「最も人間らしい考え方」があるのだとすれば、そのキモは「脳のできるだけ幅広い領域を同時発火させること」だろうから、VAKの要素(目・口・手)をバランスよく取り入れることはやはり必要だろう。目で見ながら、耳で聞き、口や手を動かす。そうすることで脳の同時発火を促していく考え方が求められていくのだ。 人工知能(AI)が人間の脳を超えることになろうとしても、人間にしかできないことがあるはず!それは未知なる脳の世界でしょう!「ひらめき」はまさにその正体かもしれません。そのためにも人は「自分で考え、自分から動く」ことが大切になるのでしょう! 開いた!でも閉まってる!G20初日が終わろうとしています。学校前にもマスメディアらしき団体さん?が行き来され、学校のカット撮影していました。先程学校をセットして帰途についています。帰りは中ふ頭まわりに乗りました。中ふ頭駅はアナウンス通り、下車はできませんでした。というか、車内扉はいつものように開くのですが、駅に設置されている乗降扉は閉じたままでした。なんだか変な感じでした。 学校周辺は子どもの声すら聞こえず、物静かな2日間でした。特に心配することなく終えました。明日、明後日は休日のため学校は完全閉鎖です。ご了承ください。検問は確実に厳しくなっています。あと1日!どうぞ保護者、地域のみなさま、ご無事でお過ごしください。 |
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