本日強風注意です!7時5分現在、大阪市に強風、雷、波浪注意報が発令されています。雨、風が激しいときもありますので、気をつけて登校してください。 明日朝の気象情報に注意を!令和2年1月7日(火)暴風警報の恐れあり 大阪市教育委員会から、次の通り連絡がありました。 「明日の朝から昼前にかけて寒冷前線が通過し、風と波が高まる見込みです。このため、8日朝から昼過ぎまでを対象に「暴風警報」が発表される可能性があります。」 朝7時の時点で「暴風警報」が発令されている場合は、学校は臨時休業になります。 明日の気象情報を十分ご確認ください。 なぜ勉強するの?桜小学校と繋がるすべてのみなさま!明けましておめでとうございます!今年は大きな変化を起こす子年です!今年も「子ども主体」の学校づくりを、みなさんとともに推進していきましょう!どうぞよろしくお願いします! さて、年末年始は穏やかな冬晴れが続いていましたが、今朝はあいにくの雨模様です。そんな中、子どもたちは元気に門をくぐりました。 始業式は久々の全員集合で体育館で行いました。校歌を素敵な歌声で奏でた後は、「お帰り!」「ただいま!」と元気な声が体育館に響き渡りました。 最初に「あなたが今学期に膨らませたい3つの風船はどれ?」と子どもたちは自分を見つめました。そして、「その風船にした理由?」を考えました。さらに、「なぜ、勉強するのか?」と問いかけ、「学びの意味」を考えさせました。この問いに答えありません!どんなことでも間違いはありません!だからいいんです!大事なことは自分の考えを持つことです!子どもたちは教室に帰ってからその理由を書き留めました。どんな子どもの考えが出たのかは、後日お知らせします。 今年の4月から新学習指導要領がスタートします!詳細は本日配布の学校便りをご覧ください。この「変革」を一言で表すなら、「教えるから学ぶ」です!「学ぶ意味」を子どもも大人も立ち止まって、考える時が来ました!これまでの当たり前を問い直し、見つめ直すときが来たのです! 席替えで子どもをつなげる!「教えない授業の始め方」(山本 崇雄 著 「アルク」)より、 グローバル化するリアルな社会では、多様な文化や価値観が広がっています。そのような社会にこれから出ていく生徒たちにとって「多様性」は一つのキーワードです。生徒に多様性を感じさせ、目標に向かい協働していく経験をさせるには、教室の固定した座席をいかに崩して行くかが鍵になります。(中略) 最近では、アクティブ・ラーニングを意識してペアワークを授業に取り入れる先生も増えています。固定された席だと、1時間目から6時間目まで同じパートナーとペアワークをしなければならない状況も生まれてきます。もし、パートナーが自分と気の合わない人であったらどうでしょう。学校に来るのが嫌になっても不思議ではありません。 席替えは、教室の人間関係を流動的に壊していきます。 また、席替えで「できる」「できない」の差が埋まっていきます。「できる」生徒は「できない」生徒のために、英語を何度も言い換え、ジェスチャーや表情を豊かにし、伝えようとします。「できない」生徒は必死に「できる」生徒の表現をコピーします。多様なレベルの生徒が、席替えを繰り返していくことで、お互いに補い合い、差が埋まってくると考えます。 さらに、席替えで「動く」という行為自体が、授業にメリハリを生み、生徒の集中力を持続させ、一つ一つの活動の質が上がります。単純になりがちなトレーニングなどの活動の質を上げることも学力の向上につながります。 教室をいかにして多様性の空間にしていくのか?考え方の多様性をより目に見える形でリアルに表現するには、「席替え」の活用は一つの手段になるかもしれません。多くの教室は毎月席替えをしているようです。これを毎週や毎時間、学習内容に応じて席替えをするとどうなるでしょうか?単に席を替えるだけなら学習効果にはつながりません。大事なことはどんなことを考えさせ、どんなふうに子ども同士をつなげることができるのか!その目的のための席替えを意識することが大切です。手段にとらわれず目的を見失わないことですね! 安心できる居場所とは?「教えない授業の始め方」(山本 崇雄 著 「アルク」)より、 コミュニケーションが双方向になるように、まず教師は授業を双方向性にする必要があります。もし、授業が黒板とチョークで一方的に講義する形であれば、教師と生徒が相互理解を深めることができません。お互いに学びのパートナーシップを対等に取り、どちらの意見も優劣はなく対等なものにしていきましょう。「教えない授業」の「教えない」は、教師が一方的に「教える」のはやめ、生徒からも「学ぶ」対等なパートナーシップを組んでいくという意味でもあります。(中略) 矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、自律した生徒は「分からない」「助けて」が言えます。自分に何が欠けているかを客観視し、クラスの中の適切な人を見極め、その人に頼ることができます。クラス全体を俯瞰して見る力があるので、協働作業の時にそれぞれの強みを生かそうとします。 そして、「分からない」「助けて」が言えるためには、クラスが安全・安心の場になっていて、円環の(循環する)時間が流れていなければならないことも忘れてはなりません。 人と人が対等に学び合える空間には、何を言っても大丈夫!何を言っても受け入れてもらえる!安心感が必要です。分からない子どもが「分からん!教えて!」と威張っている教室!分かる子どもが「どう言えばわかるかな?あれ、自分もわかってなかったかも?」と分かり直しをする教室!そんな教室をめざしましょう!きっとそんな教室では、どの子どもも安心できる居場所があるはずです! |
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