新しい自分発見!今日はスペシャルゲストテーチャーの方による「日本の伝統音楽体験!」です。 地域の方による「尺八」と「琴」のお師匠さんとともに本物を学びました! はじめに宮城道雄さん作曲の誰もが知る「春の海」の演奏を聴かせていただきました。宮城さんは明治生まれで全盲の方でした。しかし音楽の才能にあふれ、目は見えないけれど、海の輝きや波の音、鳥の声が浮かはれ、その光景を表現したのが「春の海」です。 次に、奈良時代に、中国から日本に来た楽器で初めは貴族の楽器でしたが、江戸時代以降は庶民の楽器となり、現代にも受け継がれている「琴」の体験です! 全部で13本の糸からなるこの楽器にチャレンジした子どもたち!姿勢、体の向き、3本の指の弾き方など、初体験を楽しむ子どもたちでした! なかなかこうした体験は学校だけではできません!子どもたちは様々な体験を通して、自分を見つめ、新しい自分を発見します。学校はそんな未来を見つめる場所でなくてはなりません!そのためにも様々な大人が関わり、様々な生き方にふれることができる学校、学びの場を広げていきたいですね。 お二人の講師のみなさま!本当にありがとうございました! みんなが安心できるために!命の始まりについて、水野先生と学びました。 みんな命の始まりは点。そこから、お母さんのお腹の中で大きくなります。生まれてきて、たくさんの大人に抱っこされて育ちつことを学びました。 また、最後には、レッドハートとブラックハートの話を聞きました。レッドハートであふれるクラスや桜小学校にしようねと、水野先生からメッセージをもらいました。 学びは楽しい!午後は子どもの学びの姿から大人の学びへつなげます。 最初にホワイトボードミーティングについて研修を受けてきた教員から方法の伝授です!「発散」から「収束」から「活用」の話し合いの流れを全員で確認した上でミーティングスタート!各グループとも活気ある話し合いになりました。 「物語作品のテーマを考えさせるためには?」 「自由な空気の中、会話のキャッチボールができていた」 「自分の言葉で伝えることの大切さ」 「わかりやすく伝えるための系統性があれば」 「身につけたい力と学び合いが一致するには」などなど、話し合いに終わりはありません。 今日ある保護者の方からこんな質問がありました。「本人がピアノを習いたいと言い出したのに、自分から練習しないんですよ。どうしたらいいですか?」私は答えました。「子どもが自分からしたい、しようと思わない限り、いくらまわりが言っても同じですよ。」「なぜピアノを習いたいと思ったのか、その動機(目的)がはっきりすれば、子どもは勝手にやり出しますよ。」 つまりは「何のために学ぶのか?」ここが大事です。私たち教員の学びも同じ。「なぜ学び合いなんですか?」「何のために学び合いをするんですか?」この目的を明確にして、共有することが大事です。今年度までの学びが来年度につながる学びになるように、一人一人の「学びは楽しい!」を追求しましょう! あっぱれ!今日は大人の学びである研究授業でした。子どもたちも少し緊張気味かと思いきや、グループ対話が始まると、他のグループの声で聞き取れないこともあるくらい、活発な意見交換でした。 物語に散りばめられた疑問について、みんなで意見をつないでいきます。自分たちの話し合ったことを伝えて、質問をみんなに投げかけ、またそれについて話し合ったことを返す。しかも、それだけに終わらず、質問者は返答されたことへのお礼や感じたことを伝える。まさに相互の意見共有ができていました。 こうした学びは、例えるなら「ピンボール授業」打ち出された一つのボール(意見)がみんなのエリアにはいるやいなや、あちらこちらで弾きあい、共鳴し合う。教師サイドのすることは、的確に子どもの考えを拾い上げ、つなげることです。子どもたちの弾きあった(つなぎあった)考えを板書でまとめるのは難しい作業ですね。 最後に先生が「他のクラスでも同内容で授業をしましたが、まったく違う意見が飛び出しました。」と言葉通り、教師が引いたレールに子どもたちを乗せるのではなく、子どもたちが学びたいことから、授業をつくることは、教師サイドの予想をいい意味で裏切ります。だからこそ、事前の教材研究がより大切になりますね。 イキイキ学ぶ、物怖じしない子どもたちの言動にあっぱれでした。 図から言葉で伝える!「水はどのようにあたたまっていくのだろうか?」 子どもたちはこの問題について、図を使いながら自分の考えを持ちます!それぞれにそう考えた根拠を聞くと面白い! 「お米を炊く時の映像みたことある!」 「しゃぶしゃぶの時の肉の塊の動き!」 「鉄の伝わり方の時といっしょかな!」 「日光で温められている海の場合から!」 などなど生活体験から考えを「つなげ」ます。そして、次はペアになってお互いの考えを「理由づけ」しながら相手に伝えます。まさに「よりそう」子どもたち!さらに、何人かの考えをもとにみんなで共有して「ふくらませ」ます。そこから疑問も出てきます! 終始、どんな子どもの考えでも認めながら授業が流れていて、とてもあったかい時間でした。子どもたちのいろんな考えをみんなが受け止めているのが素敵でした。 「どのように」をどんな言葉の表現で伝えるのかがポイント!ですね。 |
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